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2006.04.15
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カテゴリ:★★
リー(メリル・ストリープ)は長男ハンク(レオナルド・ディカプリオ)と次男チャーリー(ハル・スカーディノ)の3人で暮らす母子家庭。
苦しい家計の中、手に職をつけようと美容師の学校へと通う日々を送る一方で長男ハンク(レオナルド・ディカプリオ)とは心を通わせあう事が出来ずに悩んでいた。

ある日、長男ハンクは思いもかけない行動に出た。
自分に愛情を注いでくれた唯一の存在である父親の写真だけを持ち出し自宅に火をつけたのだった。
そう、自分の気持ちを理解してもらえない淋しさと生きる目的を見出せない悲しみが彼を追い込んでいったのだ。

事件後、ハンクは保護施設に収容される事になる。
施設からの執拗な催促に応じてようやくハンクを訪れたリーの元に一本の電話が入った。
それは疎遠になっていた姉のベッシー(ダイアン・キートン)からの20年ぶりの連絡だった。
リーは、ベッシーが白血病に冒されており助かる手段は親族からの骨髄移植しかないという残酷な事実を突きつけられたのだった。

リーはハンクとチャーリーを連れてベッシーの住むフロリダへ出かけた。
そこで見た光景は、自分の生活を犠牲にして父マーヴィン(ヒューム・クローニン)と母ルース(グウェン・ヴァードン)の介護に尽くすベッシーの姿であった。

結婚もせず生活の全てを両親の面倒をみる事に費やしたベッシーと、自分の行き方を貫くリーとが疎遠になっていったのもの当然のことであった。
しかし無償の愛を捧げるベッシーの姿を見たハンクは、次第に彼女に心を開いていくようになる。

そして骨髄の適正検査を調べる日がやってきた。
主治医ウォリー医師(ロバート・デ・ニーロ)によると検査を受けたリーとチャーリーは不適合だと分った。
遂にハンクは自分も検査を受けることを決意する。

介護に人生を捧げたベッシー。
互いの愛情を感じあえないリーとハンク。
それぞれがそれぞれの悩みを抱えながらも、少しづつ確実に何かが変わろうとしてた・・・。


今から10年前の作品です。
ダイアン・キートン、メリル・ストリープを始め俳優陣は超豪華で魅せてくれます。^-^
その中にあってレオナルド・ディカプリオも光っていました。
彼は『ギルバート・グレイプ』でも分るように優れた演技力を持った俳優ですが、『タイタニック』以降、そういうイメージは薄くなった気がします。
もっと出演作を選んだ方が俳優としてプラスになったような気がするのですが・・・。>_<

本作品のストーリー自体は上記に記したようなシンプルな内容です。
しかし日頃は気付きにくいメッセージが伝わってきました。
愛を捧げられる人がいる事って幸せなんですね・・・。T-T

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★★☆☆☆
総合評価
デ・ニーロはチョイ役なので御注意あれ!





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最終更新日  2006.04.15 13:20:37
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