天国か地獄か
人はよく、「幸せになりたい!」なんて言うけれど、本当の幸せを選択するのは、実は容易な事じゃない。本当の幸せを突きつけられたら、そのあまりの大きさにみんなびっくりして、退いてしまうだろう。だから、あなたの自由意志で選んでいいですよ、などと言われたら、誰も選ばないに決まっている。「私はもっと無難な、ほどほどの幸せで結構です!」けれども、困ったことに、実は「無難な幸せ」などというものは存在しない。本当の幸せを選択しなれば、結局たどり着くのは地獄しかない。だから、最後には否応なしに究極の選択を迫られる。「天国か地獄か、どちらかを選べ!」それが、本当の幸せを選択できる唯一のチャンスなのだ。にもかかわらず、人は極限状況に追い込まれるのをひどく嫌がる。自分が正しい選択ができる自信がないのだ。大丈夫、あなたはそんなに愚かではないよ。私があなたを信頼している。だから大丈夫。(7月13日のブログより)