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テーマ:最近観た映画。(40067)
カテゴリ:映画
東京や静岡や浜松の友人達が「ストーリー・オブ・マイライフ」を
観たというので、藤枝駅前の「シネ・プレーゴ」はどうかな?と 調べたら 12日から公開されていました。 コロナで公開延期になっていた映画です。 (画像は全部ネットより) 上映されてるなら行かなきゃと思い立ち、17日に行きました。 たまたま用事で電話したナオさんに「私、映画観てくるから」 と言うと「もう上映してるの?知らなかった!私も行く」 ってことでシネ・プレーゴ前で待ち合わせ。 評判の役者さん達ですが 映画も配役も予備知識なしに行きました。 メリル・ストリープがお母さんの役かと思ったら 伯母さんの役だった(^-^; そっか、もうそんな年なのね、「マディソン郡の橋」の頃から もう時代はずっと過ぎてるのね。 映画は、あ、ここから始まるんだという場面から始まり 時系列が行ったり来たりするので若草物語を読んだことがないと ちょっとわかりにくいかも知れませんね。 女が結婚するということ、お金持ちのいい男を捕まえて 幸せになるということ、それに抗う生き方を選ぶこと。 姉妹のそれぞれの選択が 損な生き方と言われたり 潔かったりする。 結婚って タイミングと勢いだと私は思うんですけどね。 プロポーズされた時、自分の夢とかやりたいことがあったりする。 でも3年後ならこちらから望むかも知れないしね。 その時はもう遅いのだけれど。 次女のジョーが、今と7年前を回想しながら展開する物語に 1人1人に感情移入しながら観ました。 5月21日にBSプレミアムで 1949年の「若草物語」を 観たばかりだったので、そのイメージが強くて 最初はこの映画の配役に違和感ありだったんですけど。 これが1949年版。 この映画は昔々映画館でも観たし、TVでも2回ぐらい観てるはず。 エリザベス・テイラーの美しいこと。 マーガレット・オブライエンの可憐なこと。 「ストーリー・オブ・マイライフ」の今の俳優さん達は 昔に比べると個性的な顔立ちです。 若草物語なのだけど「ストーリー・オブ・マイライフ」で 「私の若草物語」というタイトルなのだから それぞれが「私の人生」を紡ぐということなのでしょう。 2時間15分という上映時間、じっくりと映画に浸り しみじみ泣いてきました。 150人の映画館に観客は9人。椅子には1つおきに×がしてあり 私達の前の列にも 後ろにも その後ろにも誰もいなくて 自分だけの世界に入り込めました。 衣装も風景もいろんなものが細部まで素敵な映画です。 観終わった後、オープンカフェでナオさんとコーヒータイム。 「姉妹のどの人生を選ぶ?」なんていう話になった^^ 私は学生の頃、友達が話したことをふと思い出した。 「うちの母親ね、『若草物語』を読んで泣いてたの」 「えっ、おばさん、若草物語で泣くってステキね。 その年までそういう感性が持てるっていいよね~」 でも私達はその時まだ20歳で母親達はせいぜい40代半ばだ(笑) 「そういう感性」は いくつになっても持てるものって 今はわかります。 いろんな思いを重ねながら過ごした時間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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