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2022.06.27
テーマ：俳句(532)
カテゴリ：講演会
昨日はお友達に誘って貰い「夏井いつき句会ライブ」に行きました。
テレビ番組の「プレバト」は、たまに見ることがあり 夏井さんが芸能人の作った句の助詞をちょっと変えるだけ、 上下を変えるだけで 句がガラリと変わる驚きがありますよね。  会場はいかにも俳句をたしなんでいるように見える着物姿の方々、 うんちくありそうなおじ様方、私達のようにTVを見る気分で 集まって来ている人達（夏井さん曰く、裾野の人 笑） 夏井さんはお着物かな？と思ったら、何と白いパンツ姿に 若草色の上着で颯爽と登場  「わぁ～！」って大拍手でした。 観客は1000人ほど。夏井さんは歯切れよく、 「句会ライブって皆さん何をするかご存じでいらっしゃったの？」 「・・・・？」 「句会ライブって俳句を作るんです。批評しあって1位を決めます。 皆さん何も知らずに来たの？度胸ありますねぇ」 そういえばポスターに ※俳句なんて作れないという方でも簡単に１句作れる技を伝授。 ※会場の皆さんとコミュニケーションをとりながら グランプリを決定！ ※楽しいトークとともに俳句の楽しさを味わいましょう。 って書いてありました。 「俳句を作ろう！虎の巻」のＡ４の用紙と その裏には 四季の季語が書いてあり 句を書く短冊？も配られていました。 だけどね、1000人分の俳句なんて選句できっこないもんね、 って思ったんですよ。 お話しは楽しくて会場はどんどん盛り上がります。 1番前の席に小学6年生の男の子が座っていて 夏井さんは 「そこのぼく、誰かに連れられて仕方なく来たの？」って聞くと 隣の席にお母さんやお姉ちゃん。 すると「お母さん、お昼は食べて来ましたか？」 「はい」 「何を食べたの？」 「お蕎麦です」 「何の蕎麦？」「天ぷら蕎麦です」 「みんな天ぷら蕎麦？」 「わたしだけ 天ぷらそばを 食べました」 ここで夏井さん、これは五七五だと言われたんですよ。 そして、夏の季語の中から 「私だけ 天ぷら蕎麦を 風薫る」にすれば楽しげな俳句になり 「私だけ 天ぷら蕎麦を 梅雨曇り」にすれば、「どうしたの？」 っていう句になりますね。なるほど～でした(^^)v そしてお題が出て「集めますから5分で作って下さい」 「えぇ～？四季は問わないと言っても、5分？」でざわざわ。 「5分考えてできなければ 1日かかってもできません」 まあね(^-^; 1000人分なんて見れっこないと思っていたら 舞台にテーブルが並べられて 夏井さんのご主人と息子さんが登場。 会場を走り回って俳句を集めるスタッフから受け取るやいなや 物凄いスピードで瞬時に選句！ 見た瞬間にわかるんでしょうね。 7句が選ばれて 誰が作ったかわからない状態で その句の批評をして、会場の拍手で1位を決めます。 好きな句をあげてそれがどういう情景なのか会場の人が 感想を言うのが凄く面白かった。 同感できたり真逆だったり 人の想像って斬新です。 夏井さんの話術も指導もさすがでした。 息子さんも滑舌が良くていいお声でとっても聞きやすかった。 私達の席は前から8番目で見やすくていいお席。 2時間半近く、感心したり笑ったりの楽しい時間でした。 句会ライブは午後1時からだったので、その前に友達5人でランチ。 焼津の四川飯店で「海老と帆立のブラックビーンズ炒め」を 食べました。 ズッキーニとクワイも入っていていろんな食感で美味しかった。 フカヒレ茶碗蒸し、小鉢、デザートの杏仁豆腐。 コースだから普段は順番に運ばれてくるんだけど 急ぐからと席もメニューも予約して貰って 順番ではなく 全部一緒に運んで下さったんですよ。  久しぶりに5人でランチ。 お出かけと美味しいものは、いつもセットです 
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