【DIY】デジQトレイン
今回の修理は、「デジQトレイン「新幹線500系基本運転セット ¥5,980(税込¥6,279)」(2002年製)」だ。息子にプレゼントしたものだ。赤外線による無線コントロールなどができる優れもで、大人向けのおもちゃの色合いが濃い。残念ながら既に販売が終了しているようだ。 かなり前に故障し、修理できないまま屋根裏にしまい込んでいたのだが、今回息子の要望で再修理に挑戦した。■故障状況充電池の液漏れ液漏れによる電子基盤/パーツの腐食走行用モーター不動 以前の修理時には、同等の充電池が入手困難なことが断念の理由だった。今回は充電池ではなく、乾電池(ボタン電池)による修理を試みることとした。 モーターが駆動しないのは、やはり電池の電解液漏れによるモーターブラシの腐食が原因だった。全長7mmほどのモーターを分解し、接点復活剤と紙やすりで腐食を取り除いた。 充電池の仕様は、調べると2.4Vだった。単三乾電池×2本で上記モーターが問題なく回転した。 よって、代替用の乾電池には、入手が容易なボタン電池「LR44(1.5V)」を2個直列接続し、3.0V駆動とした。 電子基盤は、残念ながら電解液による腐食により復旧を断念した。スライドスイッチは生きていたので、ON/OFFによりモーターが回転するように回路を変更した。 ということで、無線コントロールはできなくなったが、プラレールのようにスイッチのON/OFFで走行するようになったので、息子は喜んでくれた。 ボタン電池の交換は、写真のように分解しないとならないので、頻繁に交換が必要なようなら、大容量コンデンサに変更するなどの別の方法を考えることにしよう。