夏休みの工作 2010
息子が、今年の夏休みの自由研究に工作を選んだ。テーマは「庭で使える机」とのこと。どんなふうにして作ればよいかを相談に来たので、釘を使わず簡単に作れる机を提案した。[釘を使わずに作れ小机の図面] 一枚の合板(1820×910mm)から を455×455mmの正方形の板を3枚切り分けて作ると言う簡単なものだ。切欠きいた2枚の板を十字に組み、その上に天板となる板を載せるだけだ。使わないときは、ばらして置けるのもありがたい。 さて、まずは罫書だ。道具を渡して使い方を説明し、手本を見せて後は口を出さないようにした。試行錯誤しながら体で覚えた方が、上達が早いとの私の経験からだ。[合板に罫書をする] 次はのこぎりで切断。初めてのこぎりを使う息子だが、見る間に上達するのに感心した。木挽く音が一定したリズムを刻むのだ。私より上手かもしれない(親バカ)。[初めてのこぎりを使う息子] 仮組みまで約1.5時間。結構楽しくやれたようで、「もっとのこぎりで切りたい」との発言有り。初日はここまで。[仮組みした小机] 二日目。ペンキ塗りだ。前日に塗りたいペンキの色をいくつか考えておくことと、塗装面積を計算しておくように指示をしておいた。 塗装面積を尋ねると、体育館の床が塗れるような回答が(^_^; どうやら面積はまだ学校で習っておらず、単位をcmからmに変換して小数の掛け算をすることもかなり難易度があったようだ。 仕方なく式を書きながら私が計算する。縦0.455m×横0.455m×裏表2×板3枚×1回塗り=約1.3平方メール 答えを書いた紙を握り締め、ホームセンターのペンキコーナーへ直行。必要な大きさのペンキ缶を見事選べた。色は明るすぎず暗すぎず、落ち着きがある色と言うことで、ライトグリーンに決めたようだ。 塗装でも、道具を渡して使い方を説明し、手本を見せて後は口を出さないようにした。 [自分で選んだ色のペンキで塗装] かなり楽しそうだ。特にローラーは気に入ったようだ。小一時間ほどで塗装も完了。翌日まで乾燥させた。 三日目。組み立てたのが下の写真。図面通りにできあがっている。色もいい。[完成した小机!] この後、ローマ字で自分の名前をダンボール紙に型抜きし、黒色スプレーで各板に噴いて名前を塗装した。