映画 「娼年」
石田さんの小説でも読んでおりました。映画も興味あって観てみました。松坂さんよかったです!やっぱりカッコいいなあ!石田さんの作品は直木賞をとってから知ってたくさん読みました。そして読みすぎて少し飽きてしまったものでした。それから少し間があいてからこの「娼年」を知り読みました。それからの石田作品は変わったなあとの印象。とても衝撃を受けた作品でした人の欲望という事だけではなく内に秘めた感情、情緒、思考自分だけで悩みそしてどうしようもなく抑えきれない衝動それこそが人間の真の姿。これを否定する事は出来ないと思いました。小説の良いところは自らをこういう考え方をめぐらせてもらえることです。ともすると頭でっかちになりそうなのですが生きる楽しみはこういう事をいろいろ考えてしまうそういうことが大いにあってよいのではと思わせてもらった作品でした。この作品シリーズ三部作みんな読んでいます!