親父の故郷に、墓参り。
僕の親父の故郷は、栃木県の鹿沼市。子供の頃に可愛がってくれたおばあちゃんが亡くなって、今年で20年になる。普段、ついご無沙汰してしまっていたので、たまには・・・と思い、行ってみた。朝9時10分、浅草駅5番ホームからの快速・東武日光行き。祝日なので混んでいたけど、幸い1両目で座ることができた。退屈しないようにと、超長編小説を持っていったんだけど・・・途中で寝ちゃった。旅読みに、ドストエフスキーは合わないかなぁ?10時47分、新鹿沼駅に到着。バスで行こうと考えていたんだけど…1時間に1本もないことが分かり、タクシーを使った。昔は歩けた距離だったんだけど…雨じゃ、しょうがないよねぇ。親父のお兄さんが継いだ実家は、今では僕のいとこが飲食店を経営している。昼の営業中だったので、いとこの3人の息子の面倒を見たんだけど…その途中、いとこの妹さんもやってきた。こちらも、息子1人、娘2人。妹さんは店の手伝い、というので、なんと合計6人の小学生~幼稚園の子供の面倒をみるという、前代未聞の経験をした。小学生の男子3人は、少年野球チームということで、店の奥の座敷を使って新聞紙を丸めたボールで練習開始。僕は、その球拾いをやったりトスをしたり。その合間を縫って、幼稚園生の男1人、女2人がwiiで遊ぶのを手伝って、画面の調整をしたり、リモコンが認識しないのを見てやったりと、大忙し。ホッと一息ついたところで、いとこから「お駄賃だ」と、定食をおごってもらった。「和御前定食」1,300円は、マグロ7切れ、季節の野菜の天ぷら5品、あさりの味噌汁、浅漬け、茶碗蒸し、ご飯お替り自由。東京でこれをやったら、2,000円は確実にかかるぞ。帰り際、親父から「3人の息子が好きなもの」を事前に聞いていたので、好きな本をプレゼントしたら…取り合いになっちゃった。おいおい、その「ウルトラマン白書」乱暴に扱うなよ。ヤフオクに出せば、いい値がつくんだからな…子供とトコトン遊ぶという、いい経験をさせてもらった。天国のばあちゃんに、改めて感謝!の1日でした。