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カテゴリ:本の感想 作家別-や行
小説、紀行、対談と様々な形で陰陽師・安倍清明の姿に迫るファン待望のアンソロジー。
高橋克彦「視鬼」、田辺聖子「愛の陰陽師」荒俣宏「日本の風水地帯を行くー星と大地の不可思議ー」、加門七海「清明ー暁の星神ー」、内藤正敏・小松和彦「鬼を操り、鬼となった人びと」、澁澤龍彦「三つの髑髏」、夢枕獏「下衆法師」 いったいいつ買ったのやら? 前にご紹介した My読書ノート効果です。どこぞから掘り起こした「7人の安倍清明」なぜか楽天にもamazonでも検索ひっかかりません。 一昔前 ブームとなった 陰陽師 安倍清明を7人の作家が語るアンソロジー 本を読むまでてっきり各著者の安倍清明に関する短編かと思い込んでましたが 本のあらすじの通り 様々な形式 私が知っていた作家は 夢枕氏、高橋氏、田辺氏、荒俣氏、澁澤氏、の5名 でも 全作それぞれ楽しめました。 特に小説では 加門氏の「清明ー暁の星神ー」は短編どころか長編からの引用で これからという時に、、、、終わり、、、 本編 読みたい! 特に面白いというか きちんと調べる機会をくれたのは荒俣氏の「日本の風水地帯を行く~」 なんでも”妖怪巡礼団”が好奇心と知識のおもむくままあっちこっちとめぐり最終的に 清明神社にて疑問をはらした後つぶやく「ドーマンセーマン」 この言葉って ニコニコ動画を世にしらしめた ゲーム(タイトルわかりません)のスペシャル画像で うさんくさい陰陽師達が唱える言葉と一緒じゃない? と 思い出し ゲームでの造語じゃないなら 調べてみようとやってみるとありました。 セーマンの方から 清明桔梗印 要するにちいさな子でも結構きちんとかける一筆書きの☆ ひっくり返すとたしか黒魔術につかわれるんじゃなかったでしょうか? ドーマンの方は 格子状の印で どちらも海女さんが身につける 魔除けだそうです。 詳しく知りたい方は こちらへ http://ja.wikipedia.org/wiki/セーマンドーマン ドーマンセーマンと頭の中ぐるぐるしてきたせいでしょうか 夢枕氏の陰陽師シリーズ再び読みたくなってきました。 たしか飛天ノ巻まで読んで 次の巻は買ったきりそこらへんに積読(つんどく)もしくは消息不明のような 探してみましょう。 岡野玲子さんの「陰陽師」は全巻持っているのですが 9~10巻ぐらいから だんだん話についていけなくて 何年ぶりかで発行された12-13巻 買ったのはいいですが 12巻の冒頭 清明のおめでたい話題に 博雅が期待を裏切らない予想通りのボケを発揮してくれたところまでは 読めましたが それ以上はもうついていけないまま うっちゃっています。 宇宙 (そら) というか すごいですまない 世界観 いつかきちんと読み通さなきゃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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