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Lake Moraine ~Book Cafe~

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2008.11.07
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久々 彩雲国物語を読みました。 

 本作は外伝の短編集。
(最新刊にあたる”黎明~” は本棚に積読状態)

最近 相変わらずのもったいつけた言い回しと
巻をまたいでの伏線の多さに
徐々に疲れを感じる 本編と 比べると 
話も すっきりとしていて 脇役陣の過去などが
わかって 楽しかったです。




年末武術大会の賞品は、アノお方の恋愛指南!?秀麗を振り向かせるため、国王・劉輝が男を見せる!?(「恋愛指南争奪戦!」)それは、少年・邵可が修羅の道を行く理由となった、たった一つのお伽噺。(「お伽噺のはじまりは」)他、悪鬼巣窟の吏部尚書にして、天つ才を持つ男・紅黎深が、大ボリューム書き下ろしで登場。妻・百合姫との数奇なる物語、絳攸との運命の出会い、そして悪夢の青春時代が今ここに。超豪華外伝集。

短編2編と秀麗大好きなのにいまだ名乗りをあげれない伯父様
唯我独尊男の黎深様の「悪夢の国試組」時のお話の書き下ろし

年末武術大会のお話は爆笑の嵐
(診察待ちながら読破したので、待合室で笑いをこらえ
肩揺らす私はさぞかし気味悪かったでしょう)

邵可様がなぜ黒狼となったかが語られる
「お伽噺のはじまりは」はせつなかったです。 

前王や紅家の血塗られた過去 
  (まあ 今も昔も どこもかしも)
邵可、紅黎、玖琅三兄弟の口にはださない、
ちょびっとゆがんだ絆の深さなどを目にできます。 

邵可、紅黎の二人の心の内は
それとなく垣間みれたので 
今度は玖琅の心の内をぜひとも
語って欲しいです。

(しかし”くろう”と名のつく存在は
  やっぱり苦労が絶えないようです。
  直江~ 大河のキャスト発表は?)

そして、真打ち登場 「地獄の沙汰も君次第」
いよいよ紅黎の奥方 百合姫の登場です。
もちろん絳攸との出会いも描かれています。  

人間離れした美貌ではあるけれど
男気もあって頭も切れる黄奇人を振って
よりにもよってあの紅黎様に嫁いだ女性 百合姫

とっても素敵な人すぎて 
奇人を振ったときの台詞
「その顔の隣で奥さんなんかやってられません」との
あまりのギャップに 首をかしげていたのですが 
納得の事情がありました。
 気の毒な黄奇人 あんな男を友としたばかりに涙ぽろり

でも後の戸部侍郎 景 柚梨との出会いのお話も
ちょこっとのっていて 
戸部の上司と部下好きの私は嬉しかったです。








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最終更新日  2008.11.08 09:28:15
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