テーマ:家を建てたい!(9925)
カテゴリ:暮らし
一年点検の予告と、年末のご挨拶に、お客様宅にお邪魔しました。 めっきり寒くなったのですが、Y様は薄着でお迎えしてくれました。 家の中は、なんというか、特に暖か~い、とか、薄ら寒い(T_T) とかいう体感が無く、説明しづらいのですが、敢えて言えば「適温」というのが 伝わる表現でしょうか。 Y様邸で採用している暖房方法は、サーマスラブ というもので、建物の建つ地面を料金の安い深夜電力で温めておく設備です。 設備と言っても、基礎工事の始まる前に、地面に電熱線の入ったパネルを敷いておくだけのものです。 秋の終わりにスイッチを入れておくと、夜間、深夜電力の時間帯に自動的に電気が流れ、朝が来る前に電源が切れます。 日中は、暖かくなった地面の余熱で家の中が温まる、という いたってシンプルなもの。 当然、基礎のコンクリートも蓄熱するので、その輻射熱が床材を暖めて、家全体が床暖房のようになります。 床暖房と違って、家の建つ面積全部を暖めるので、トイレも、脱衣室も、お風呂も温かい、というメリットが有ります。 サーマスラブ サーマエンジニアリング株式会社 Y邸は、ご高齢のお母様が同居されています。建て替え前の家は、とても寒い!ということで、ご提案、実現しました。 お母様は1階を寝室としているので、寝る時も暖かく寝ることが出来て、トイレやお風呂も、寒さのストレスが無く移動できます。 2階の床は暖めないのですが、リビングの吹き抜けから温かい空気が2階まで上がって行くので家全体が「寒くない」というご感想を頂いています。 もっとも、断熱材をしっかり入れてあることが前提ですけどね。 夕方にお伺いしたのですが、足の裏は、意識すると暖かさを感じます。 Y邸は、スギの無垢材を床にしてありますが、床暖房のように直接床材を暖めていないので、無垢材に良くある床材のソリや 床材間の隙間 は見られませんでした。 余談ですが スギの無垢材って柔らかいので、キズが付きやすいのですが、聞くと奥様がキズを見つけては、お湯や温かいもので復元してくれているそうです。ありがとうございます。m(_ _)m 。 無垢材は良いとしても、表面をもっと気を使わなくても済む処理にすれば良かったでしょうか とも問うてみたのですが 奥様の答えは「NO]。やっぱり望んだのはこういった内装で、雰囲気を気に入っている ということでした。 お邪魔した日は、お嬢様お二人が、お友達と一緒にクリスマス用クッキーを作っていました。 女の子はいいですね。 うちは男二人なんでクリスマスに華やかさは期待出来ません(T_T)。 力作のクッキー 頂きました。感謝。 ご主人のお話 「家に帰ると玄関が暖かく、ほっとする。」 家全体が暖かいので、そうなるのですが、ドアを開けて暖かいのは、家族のもとに帰ってきた感じがすごくするのではないでしょうか。 サーマスラブは最近、2階まで暖気を送り、夏も涼しい「ハイブリッドタイプ」を発表したようです。 ハイブリッド・サーマ・スラブ http://kato-kazutaka.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月30日 09時25分04秒
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