ここは要塞跡 ~ パークナム探訪 [6]
戦艦トンブリーをぐるりと回って一とおり見終えた私は、すぐ脇を流れるチャオプラヤー川を眺めることに。水面へと伸びた桟橋に進んでみます。下流側には、先ほどエンジン音を轟かせて目の前を通り過ぎて行ったタンカーが見えます。左岸に見える赤っぽい屋根の建物群は、たぶんあの時計塔のあったサムットプラーカーン県庁だと思います。上流側は・・・右岸はるか遠くに見えるクレーン群は、クローントゥーイ港?しかし曇天なのが、ちょっと残念!晴れていればもっと奇麗なんでしょうね。川岸に何かを説明した金属プレートがあるのに気付きました。スアソンレップ要塞・・・と書いてあります。なるほど!ここ海軍士官学校は、要塞跡地に建っているということですか!スアソンレップ要塞は、ラマ3世期の1850年に築造された、と書いてあります。ということはプラジュン要塞よりも古いんですね。しかし、ここが要塞だった片鱗が跡形もなく消え去っているのが残念!かつて多くの要塞が、チャオプラヤー川河口域にあったと以前にも書きましたが、この図を見ると、イメージが湧きやすいですね。サムットプラーカーンには、かつて本当に多くの要塞があったことが分かります。ちなみに●がここ、スアソンレップ要塞です。<交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:71.5バーツつづく