イアムソンバット市場船着場へ バンコク市内運河の水上バス旅[8]
シーコンスクエアを出て再びシーナカリン通りを北へと歩いて行きます。今度はちょっと距離がありますよ。しかも途中で雨がポツポツと。我慢していたんですが段々強くなってきたので、折り畳み傘を差して歩きます。意外と遠かったな。30分歩いて到着したのは、イアムソンバット市場。時刻は、13:26。別にここ目当てでこんなに歩いてきたワケじゃないんです ^_^;)この近くにセンセープ運河のとは別の水上バス路線の始発となる船着場があるらしいんですよ。取り敢えず目印となるこの市場を目指したということでして。でも来たからにはちょっと覗いてみましょう。昼過ぎなのに賑わってますね。地方で最近見た市場は大方午後にはもぬけの殻状態だったので、新鮮に映ります。お米屋さんも~。同じジャスミンライスでも値段が違うのが何種類も並んでいます。とくに説明書きが無いけど産地の違いなんですかね~。イアムスンバット市場を抜けると細い運河が。その運河沿いに…食堂発見! 良く言えばリバーサイド・レストランではないですか。これは入ってみないと!短い橋を渡って店内へ。食事できますか?「できますよ」スカーフを被ったムスリムの女性がにこやかに答えてくれました。何にしようかな。豚のカオパット・ガパオ(バジル炒めご飯)を下さい。「豚はありません」あっ! すみません。ムスリムの店に豚があるワケないじゃないですか。ウッカリしてました m(_ _)m鶏でお願いします。ほぉ、挽肉じゃないタイプのガパオなんですね~。細い運河の水面を眺めながら優雅に…といきたいところがドブ状態ではなんとも(笑)それでも意外なところで水辺の食堂を見つけて嬉しい気分です。ちなみに橋の向こうに見えるのがイアムソンバット市場。食べ終わる頃にはラッキーなことに雨が止みました!代金を払いつつ、船着場の場所を尋ねてみると、「橋の下ですよ。船着場は反対側だけど、こっち側でも呼べば来てくれるから大丈夫。 でも本数は少ないですよ。」ありがとうございます!本数が少ないのは承知の上。事前調査で判明したのは、日中は1時間に1本ということ。シーナカリン通りを再び北へ向けて歩きます。あのテントはバス停なのか。イアムソンバット市場前からの利用客は多そうですね。見えてきた右の橋は渡らずに左側を直進してみると、運河に出ました。なるほど。対岸のアレが船着場なのか。こっち側で待っていてもいいんだろうけど、どうせならちゃんと船着場で待ちたいな。というワケで戻って橋を渡ります ^_^;)プラウェート・ブリーロム運河です。この先でプラカノン運河と名を変えるんです。ようやく対岸のイアムソンバット市場船着場に着きました。時刻は、13:55。看板にはプラウェート・ブリーロム運河の歴史が記されています。なんでもラマ5世がプラカノン運河を延伸してチャチューンサオと繋げる運河の掘削を指示し、1877年から3年の歳月を経て全長46kmのこの運河が開通したんだとか。歴史のある運河なんですね。さて、船はいつ来るんだろう…。<交通費>歩いただけなので:0バーツここまでの合計:58.5バーツ※旅は2013年10月29日(火)に行いました。つづく※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめた新ブログ『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。新ブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。旅の参考になれば幸いです。