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カテゴリ:【小説】フィクションアクションハクション
“こいつが加藤か”
自分より少し小さい 川中は身長が185センチもあるので 自分より大きい奴には滅多に会わないのだが この肉圧は・・・ 「てめえコラ」 若い者が金属バットを手に飛び出した 飛び出す寸前にぶん殴られた 「手ぇ、早いなあ」 素っ頓狂な声がした 振り向いた川中の目に入ったのが 色の浅黒いメキシコ人みたいな男だった “なんだこいつら” 英雄は本を場所を移して読む気だった この間行ったあの店、 何て云ったっけ いいや、 “次に来たら、ただにするから” って言われたから行こうと思って歩いていたダウンタウン いきなり囲まれた バイクの後ろに乗っていたちっこい奴がバットを手にしたので 走って行ってぶん殴った 正確には本の角で顔を叩いた “この人数相手はきついぜ” そのまま殴り続けようとしたら 「手ぇ、早いなあ」 素っ頓狂な声がしたので動きが止まった 随分響く声だ のっぽの男の後ろに 色の浅黒いメキシコ人みたいな男がいた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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