|
カテゴリ:KAT-TUN
昨日の午後、『バンクーバーの朝日』の舞台挨拶と映画を観に
有楽町へ行きました。 席は端っこでしたが、中央列だったので、 肉眼で舞台挨拶出演者のお顔を見ることができました。 (一応、双眼鏡は持って行ったんですけど、 亀ちゃんのお顔はレンズを通さないで見たくなったので) 午前の舞台挨拶では最前列にマスコミが入ったようですが、 午後はマスコミ抜きだったので、MCのフジテレビの笠井アナが 「みなさん、自由にやりましょう!」と言って リラックスした雰囲気になりました。 主演の妻夫木さんから登場して、亀ちゃん、石井監督、勝地さん、上地さん、 佐藤浩市さん、池松さん、高畑充希ちゃんが舞台に入場してきました。 笠井アナが、「映画についてはたくさん話してきたと思うので、 ここでは今までのプロモーション活動で印象に残ったことを お話して下さい」と言い、「バラエティ(番宣)が得意な人は?」と言うと、 だ~れも手を挙げない。 「あまり得意ではない、という人は?」と言うと、全員が小さく手を挙げました。 妻夫木さんが『VS嵐』でも言っていたように ここでも「(苦手なので)吐きそうになる!」と言っていました。 『VS嵐』の話の時は、笠井アナが「亀梨さんも『J』ですよね?」と言うと 亀ちゃんが「そう、僕も『J』なんですけどぉ。 『J』の先輩と『J』の僕が戦うというのは~」と言って ちょっと困ったようなお顔をしました。 『ペケポン』の収録で京都へ行った話になると、 勝地さんが「大泣きしました!」と言い、 亀ちゃんが「僕、行ってない」とぽっつり。 収録前から空腹だった勝地さんが 収録後に残っていたお料理を前にして我慢できず スタッフさんに断りを入れてから食べたものの、 後から「あれはマズイんじゃないの?(食べるべきではなかった)」となり、 事情を説明している間にワケがわからなくなって泣いてしまったと 笑いを交えながらお話していました。 上地さんはマイクを向けられるといきなり 「あの、さっき(午前の舞台挨拶)は妻夫木君のお父さんがみえていたけど、 ここには亀梨君のご両親、ご家族、ご親戚がいらしています!」と 自分以外のことに話をふって会場の笑いを誘うと、 「おじいちゃんは来ていませんよ!」と亀ちゃんが一部訂正して、また大笑い。 壇上者全員の話が終わった後に、壇上者一人につき3個の野球のボールが渡され、 会場に向かって投げた時、亀ちゃんが「お母さん、受取っていましたよ」 と言っていました。 さすが亀ちゃん、球のコントロールがいいんだわ 亀ちゃんが投げたのは真ん中あたりだったので、そこにお母様は座られていたんですね。 ちなみに午前の回では、妻夫木さんのお父さんはボールをゲット出来なかったそうです。 舞台挨拶の最後に亀ちゃんにご両親への一言が求められると、 「凄い映画に出させてもらった息子を誇りに思って下さい」 と言っていました。孝行息子だなあ~、亀ちゃんは! 〆の挨拶の時、妻夫木さんが壇上の出演者以外の 会場に来ていたチーム朝日のメンバー6人を呼び、舞台に上がらせて ひとりひとりに名前と挨拶をしてもらっていました。 妻夫木さんの一緒に映画を作り上げた仲間を大切に思う気持ちが伝わり、 映画を観る前から、じ~んと感動してしまった~
石井監督の映画を観るのは『舟を編む』以来2本目です。 『舟を編む』を観ている時にも感じたことだけれど、 石井監督の映画は台詞のない『間』を大事にするなあ、ということ。 台本で普通は1行空けるところを2~3行空けてあるような。 その『間』の空気感になじんでくると、客観的ではなく、 映画の中に入って観ているような気がしてきます。 『バンクバーの朝日』に出てくる日系移民の人たちは、 日々を『生きる』というより、『生き抜く』人たち。 毎日、差別や貧困と戦わなければ生きることが出来ない環境で 『野球』に希望をみつけ、『野球』を生きがいにするチーム朝日のメンバーたち。 彼らが恵まれない環境、白人たちとの体格の差などを乗り越えていく場面は 純粋にワクワクします バンクーバーに渡った日系移民の人たちは 日本が貧しく、日本にいても仕事がなかったから。 一般庶民が ただ『生きる』ことさえ難しい時代が日本にあったことを思うと、 今のこの豊かな日本に生まれてきたことが物凄く幸運なことに思えるし、 この幸運に甘えてダラダラ生きるのではなく、 なにかちゃんと目的を持って生きなくては、とも思います。 『バンクーバーの朝日』は今の豊かな時代を生きる人に 「本当の豊かさ」を考えさせる映画でもあるような気がします。 今は物質的な豊かさに溢れているけれど、精神的にも豊かかな? 『バンクーバーの朝日』で描かれている人たちは 貧困と戦っているけれど、仲間、家族を思いやる豊かな気持ちを持っていました。 映画のテーマは決して軽くはないけれど、 暗い映画ではないのは描かれている人たちの心が豊かだったからだと思いました。 20世紀初頭のバンクーバーの街並みを再現したオープンセットも素晴らしいし、 撮影のトーンもややレトロ調で時代に合っているし、 役者さんたちの魅力以外にもたくさんの見どころがある映画だと思います。 歴史を真摯に受け止めて、大切に作られた映画なので、 観ると何か必ず心に伝わるものがあると思います この冬は『ベイマックス』も良いけれど、 『バンクーバーの朝日』もオススメです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月21日 23時26分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[KAT-TUN] カテゴリの最新記事
|