1065651 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Believe a Fate of True Love

Believe a Fate of True Love

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Ree121Lee

Ree121Lee

Archives

2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06

Recent Posts

Category

Freepage List

2008.12.22
XML
カテゴリ:国際恋愛





(続き)





あの夜は・・・

返事の仕様がなくて・・・。

いろいろな思いで潰されそうになりながら眠りに着きました。

"彼は今後どうしたいのか?"

"私の今の気持ちはどうなのか?"

"明日1日どうなるんだろう・・・。"

"本当はこのまま全てこの3日間で決意して彼と一緒になるべきだったのか・・・"

そんな気持ちで押し潰されそうになりながら。








気づかないうちにお互い寝ていたんだと思います。

彼は眠れたのか、本当のところは分からないけど・・・。

物音に気づいて起きたときには彼が起きていました。

シャワーかなんか浴びてたのかな・・・?

結構長かったから。

その間はずっと目を瞑って寝たふりをしていました。

どう反応したらいいかまだ自分の中で準備ができていなかったし、

まだ自分の気持ちを整理したかったし・・・。

その時の時間は、朝8:30頃。







彼がシャワーから出てきて、1回寝顔を覗かれたような気がして

少しドキドキしながら私はまだ眠ったふりをしていました。

でもさっき確認した時間は8:30・・・。

そろそろベッドから出ないと、せっかく韓国まで来て

彼と2年半ぶりに会ったのに・・・。

その時はちょっとした気まずさよりは、

もっと時間を大切にしたいという気持ちでいっぱいでした。

だから"たった今起きたふり"をしてバスルームに向かって・・・。

彼が、「If you finish, we are gonna leave.」と言ってくれたから

私は化粧も着替えもいつも通りに済ませることができて、

バスルームを出ました。

彼は何も言わず薄暗い部屋と薄暗い明かりの中でテレビをみていました。

韓国の朝のニュースってとこかな。

私はその横で何も言わずスーツケースに服を詰め込みました。







でもどうしてもいつものように接したくて・・・。

ベッドに横たわってテレビを見ている彼の隣に座って彼の頭をつついて。

「What?」

「Nothing?」

確かじゃないけど、その後彼が私のほっぺたをいつものようにつまんできた気がする。

お互いの間にまだ少し変な感じはあったけど、

その時はそれで少し大丈夫になりました。

「okay, lets go.」







その日は他のホテルに移動する予定だったから

トランクを彼が引きずりながら地下鉄に乗りました。

「I told you not to bring a big bag like this~...*sigh*」

「ah~ ok ok, i am sorry for that~.kk」

「hontoni baka.」

「urusai..!」

普通に会話できるようになったけど、でも初日みたいに手を繋いでは歩けなかった。

本当は片手がちょっと淋しかったし、

空いた肩に温もりが欲しかったりしました。

矛盾してるかもしれないけど、本気でそんな気持ちになったんです。

でも"夜にあったこと"がきっかけで彼も少し遠慮してたかもしれないし、

私も断った立場だったから自分から行動にでる勇気がありませんでした。

矛盾してるというより・・・

本当はゆっくりゆっくり関係を7ヶ月前に戻して行きたかったんです。

いきなり、やるやらない、の問題に発展する前に・・・。

手を繋ぐ、キスをする・・・。

そんな最初の段階から、ドキドキしながら関係を見つめなおしていきたかった。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、付き合ってた頃の感覚を取り戻すためにも。









それから地下鉄で少し長い時間揺られながら彼が連れて行ってくれた場所は

ヘウンデ、という海沿いの町。

プサン周辺に住む韓国の人には有名な場所みたいで、

カップルに人気な場所っていうのは、ガイドブックにも載ってたような気がします。

彼の予定では、本当はお昼にキングクラブを食べて

その後水族館に行って、クルージングをするつもりだったみたいだけど・・・

その日の天気はご機嫌斜めで、波が高かったし、

寒さに非常に弱い私には無理だろうということで中止に。

彼が2年前にアメリカから一時帰国した時に見たキングクラブのレストランも、

町並みが大きく変わったせいか探すことができずに、結局は中華を食べに行ったし、

そこから見えた水族館の周りにはたくさんの人が並んでて、

待ってたら2,3時間になるだろうということで

最終的には彼の計画は全部潰れてしまいました。

何か、本当に彼には申し訳なかったな・・・。

時間を惜しまずに水族館だけでも行ってたら、

もっとロマンチックな時間を過ごせてたのかな・・・なんて今更後悔したり・・・。

今、どんなに"ああしてたら良かった"なんて思っても、

あの時の時間はもう帰ってこないけど・・・。









中華料理を食べた後は、またホテルで仮眠してから動き出そう、

ということになって、結局ヘウンデではたいしたことはしないでまた地下鉄へ。

ソミョンというところで違うモーテルで部屋を取ってたから

そこで2時間仮眠を取ろうということでした。

でも・・・その仮眠でホテルに行ったことで私たちの間にはもっと溝ができて・・・。

やっぱり、ホテルの一室で二人っきりって、

そういう雰囲気になってしまうところで・・・。

1日目の夜に、私は自分の考えを伝えたつもりだったけど、

相手はまだ本気で捉えてくれていなかったのかもしれません。

それでまたいきなり襲われて(汗)

また中途半端になってしまったけど、めっちゃ抵抗して

「NO! STOP...!!!!!!」

めっちゃ言いました(汗)

それで本当にトイレに行きたかったから「I wanna go to bathroom.」

そう言っても最初は止めてくれなかったんです。

何回も言った後で、「okay okay.」って行かせてくれたけど。








でその後トイレから出てきて、もうベッドには横になれないと思って

ベッドの足元にあった椅子に座って、ベッドの方に足を伸ばした状態で

寝ようとしました。

そしたら彼が、

「Come here. i wanna sleep with you...」

「I wanna just "sleep", really.」

「No...i dont mean it...another meaning.」

「No. I didnt mean to come to Korea for having a sex.」

「....so you dont want me?」

「I dunno.」

「I thought you like me, so you came to Korea.

I still like you. so i want you...so you want me or not?」

「I dont need to have a sex...and i am still seeing...」

「ok...so you dont want me. whatever you are gonna do. Goodnight.」









それからお互いの空気が重くなって・・・

本当に寄り添って一緒に寝るだけなら、私だってしたかった。

でもそんなことしたら相手を刺激するだけだし・・・と思って何もできませんでした。

ずっと椅子に座ってる状態で寝ようとしても結構きつくて。

1時間ぐらい経ったところで結局諦めて彼が眠ってるベッドの端で寝ることにしました。

彼がその時起きてたのかは分からないけど、

それ以降かれが私に触ってくることはありませんでした。

矛盾してるけど・・・自分でも分かってるけど・・・

本当は彼が眠ってる背中をぎゅってしたかった。

でもできなかった。

中途半端な気持ちで彼に妥協したらダメだって思ったから・・・。









それから私たちの空気は一気に変わりました。

お互い会話がなくなってしまって・・・。

仮眠を取った後買い物と映画を見に行くために、

もう暗くなった街を再び一緒に歩き始めたけど・・・。

もちろん手をつなぐとかもなかったし、

会話も笑顔もお互いの顔からほとんど消えて、

いつの間にか彼といることが苦痛になってしまってました。

歩いているたびに思っていました。

「何でこうなってしまったの?

せっかく2年半ぶりに会えたのに、こんな形で終わってしまうの?」

夜の賑わう街に、切なさと悲しさだけが込み上げてきました・・・。

途中で泣きそうになるのを必死にこらえながら、

私は彼の一歩後ろを歩いていました。









映画のチケットを取ってから、上映まであと2時間あったので

まずはご飯を食べに行くことに。

私がサムギョプサルを食べたいと行ったから、

彼は予定通り私をサムギョプサルのお店に連れて行ってくれました。

でも会話はほとんどなくて。

そんな私たちをよそに、他のカップルたちは楽しそうに会話をしてる・・・。

"韓国語が話せたら、もっとよかったのに・・・。"

そんな想いに逃げながら、私はただ食べるしかありませんでした。









お店を出てから、彼が一言。

「I cant believe you ate sooo fast...!

Your side was no food when i notice, so i needed to give you more, kk.」

「hahaha, i usually eat quietly, so i eat so fast.」

こんな冗談はちょこちょこ交わしてたんですけどね。

でもまたすぐ会話がなくなって・・・。

買い物もなんだか彼といるとじっくり見れなくて・・・。

もともと男性とショッピングは苦手なんですけどね(苦笑)

だから映画上映までの間は初のPCルームに行きました。

メールとこのブログとFacebookを確認した後はそんなに見るものもなくて。

でも彼はゲームしてるし・・・

もうあまり時間もないし、お土産も気になるし・・・。

それで1時間ほど一人でショッピングに言ってくる、と彼に伝えました。

「I'm gonna go shopping alone. you stay here ok?」

「Are you sure? Can you come back..?」

「yeah, i am sure. dont worry.」

「okay....」

「okay, see you later.」









それから私は韓国の夜の街へ一人で飛び出しました。

正直楽だった。

何も考えずにショッピングできるし。

気まずいままショッピングしても、たぶん気を使うだけだろうし。

まぁもともと男性とショッピングは好きじゃないんだけど。










そこでとりあえずお母さんへのお土産を買って、映画の上映も近づいてきたから

彼の元へ向かうことに。

でも映画館に着いてもあんまり会話はなくて。

置いてあった映画雑誌を読んでごまかすしかありませんでした。

実際映画中も映画が終わった後も会話がなくて、

むなしくて、どうしようもない気持ちになってしまいました。

たぶん向こうも同じ気持ちだったと思います・・・。

途中で「You wanna bring some snacks?」といわれてジュースは買ったけど。

もう後はホテルに戻って寝るだけだったし、

何かまたあるのかな、って不安にはなったけど

結局何もなかった。

もう心も体も疲れ果てて早く寝たくて・・・。

でも朝目が覚めたら、もう帰らなきゃいけないんだって、

複雑すぎる気持ちに、もうどうしたらいいか分からない状況でした。

結局その夜は何事も起こらず、お互い眠りについて・・・。

目に見えた、切ない、切ない帰国の日が待つだけでした・・・。







(つづく)













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.12.24 22:04:35
コメント(0) | コメントを書く


Calendar

Comments

Robertrix@ наручные часы купить в интернете купить наручные часы <small> <a href…
cfgdd123@ Re[371]:突然ですが・・・(01/12) knwnlutfさん > &lt;small&gt; &lt;a hre…
山本1998@ Re:突然ですが・・・(01/12) アフィリで稼いだ楽天キャッシュはどうし…
cvrkezw@ joOdkFUxyLPiYjQ zN8kYa &lt;a href=&quot; <small> <a hr…
tmgxeytrua@ uiXKvbIWGj fWi9hZ &lt;a href=&quot; <small> <a hr…

Favorite Blog

エンジョイ everyda… pink58102さん
Mary's Canada Life.… Mary-poppinsさん
PIPPI☆LIFE pippi*777さん
My usual life mochimochi2089さん
Ayumi's Soap ayumillsさん
国際結婚した私 naked fishさん
オージーの彼との国… いきぃさん

© Rakuten Group, Inc.
X