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カテゴリ:本
恩田陸にしてはめずらしく、さらさらとした作品、
それが「常野物語」シリーズ。 「蒲公英草子」はシリーズ2作目。 「聡子を描いてくださいね。この夏のうちに」 なんてことない台詞なんだけど・・・読後、なんでか印象に残って 頭の中でリフレイン。 ぽっ、と陽に照らされたような、ひと夏の記憶。 現実にはありえないおとぎ話なのに、とても身近に感じるのは何故? 「この国は明日も続いていくのでしょうか」 切なく、しかし暖かい物語の最後に、主人公は問いかける。 さて、私はなんと答えましょう? 「蒲公英草紙」 (集英社文庫) 恩田 陸 (著) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 14, 2015 09:42:45 PM
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