言霊:『病は氣から・・・』
『病は氣から・・・』 みなさま、この言葉は知っていらっしゃるでしょうか?辞書を引くと『病気は氣の持ちようで、よくもわるくもなる・・・』と、書かれています・・・。 では、『氣』とは・・・なんでしょうか・・・?『こころもち』、『おもむき、ようす』、そして『目に見えない力、いきおい』・・・と書いてあります・・・。この言葉を、病んでいる人に『励ましの言葉』として話す人や、お医者さんが病人に『まぁ~~、ようは気の持ちようだからさっ・・・』・・・てきな感じで使っているのをよく耳にします。言葉を発した人は、『励まし』や『たいしたことない』事を、相手に伝えた気になっているでしょうが、言われた病人本人はいかがでしょうか・・・? 本当に『氣』の問題は、『たいしたこと』が無い問題なのでしょうか?大抵の病人は、『自分の気持ちが弱いので、病気になった。(もしくは、この現状になっている)。』と、自分自身を責め始めます。・・・言葉は身体の中から出ることで、『言霊』となり、それは目に見えない『ちから』をもちます・・・。それは、言葉を発する人が受ける人にとって、大きな影響力がある人ほど強力に作用します・・・。例えば、親が子供に、そして医者が患者に発することで、子供や病人の心には強力に作用します。この言葉の本来の意味は・・・『病気は氣の持ちようで、よくもわるくもなる』ので、 病と戦っている人に語りかける『言霊』には、氣をつけなさいね・・・と、いう『心の中で自分自身を戒める言霊で、人に話す言葉ではない』のです・・・。古来日本人は、目に見えない力に畏敬の念を抱き、それを伝える為に『音』や『文』そして『所作』として、これを子孫につなげてきました。いつから、『言葉』は本来の意味を失い、雑多に使われるようになったのでしょうか・・・・?もういちど、自分が使ってる『言霊』を見直して、もう少し大切に相手に伝えていきませんか・・・?ブログランキングに登録しました。クリックお願いします。人気ブログランキングへ