最終面接?!
日記の更新をサボっていたこの1カ月の間にも様々な出来事が起きていました。息子は希望している会社の就活に臨み、集団面接、個別面接を経て初めての最終?面接に進んでいます。個別面接での手応えを息子に聞いてみると、就労支援事業所で面接の練習を何度もして臨んだので比較的スムーズにやり取りができたということでした。息子のいうスムーズな対応というのはどんなものなのかとても興味があったので、その時の様子を改めて目の前で再現してもらうと、確かに実にスムーズではありました。というかスムーズすぎでした。せめてもう少し抑揚でもあれば…。確かに練習通りに答えられてはいるのでしょうが目の前にいる相手のことが欠けてしまっています。自分のことで精一杯なのでしょう、暗記した回答を一気に話している感じで完全に一方通行になっていました。息子にとっては相手の質問に対して淀みなく答えることがスムーズな面接ということになるのでしょう。息子には面接官の気持ちを思いやるまでの余裕はありません。普通に考えれば、これでは次の段階には進めなかったはずです。就労支援事業所の方がフォローしてくださったお陰でここまで進むことができたのは間違いないのです。これから先も、最終面接それに仮に採用となった場合にもそれが活きるものかどうか。どうやら最終的に採用となるのは1、2名のようですのでもの前まで来ていても越えなければならない壁はとてもとても高いようではありますが。発達障害者などが含まれる精神障害者の就労は16,000人と障害者全体の382,000人の5%にも満たないのが現状なのだそうです。それでもこのところ精神障害者枠の採用が増えているのはありがたいことです。精神障害者の雇用を法令などにより義務化するまでにはまだ5年ほどかかりそうですが、せめて障害者雇用促進法が定めた法定雇用率の早期達成くらいは最近の世の中の動きからみても期待したいところです。アベノミクスの効果にに期待しすぎでしょうか。いつの間にか、日本橋の桜も七分咲きというところです。今夜当たりが夜桜にはいいのでしょうねえ。