揺れる想い!
市のもう一つの障害者支援施設の担当者から自宅に連絡があったそうです。市内のある上場企業から障害者雇用の求人があるとのこと。息子が毎週一度通っている支援センターは発達障害を含む精神系の支援を中心に活動をしているところなのですが、今日連絡をいただいたのはやや重めの障害と重複障害の支援が中心の支援施設です。息子のチックが通勤の弊害になるのではと以前相談したことがあり、それで勤務地が市内なら最適ではと連絡をくれたのでした。大学を卒業するまではこちらの支援施設にも何度か足を運んでいたのですが、卒業してからはハローワークの担当者からの推薦もあって今息子が通っている別の支援センター一本に絞って相談をしていたのでした。息子の今の状況を聞かれたので、検品・入力業務をしていること、ただし、職業訓練的なアルバイトなのでアルバイト料は交通費を引くと日によってはマイナスになることもあると説明しました。今日紹介していただいた仕事の内容をお聞きすると、種々のデータの入力業務で時給が840円(確か東京都の最低賃金は830円台だったと思います)、就業時間は1日6時間程度とのこと。一応、就業期間が半年ということになっているようです。今のアルバイト先で仕事を続けていくのに比べればありがたい話ということになるのでしょうが、私たちが考えている就業のイメージとは差がありすぎます。せっかく就職しても半年後にまた元の求職状態に戻るのは避けたい。また、この仕事に就いている間に希望する求人が出てきた時にサッと辞め難いということも気になるところです。それに、何より、息子を最初から期間指定のパートタイマーとして働かせるのにはやはり抵抗があります。ひとまず、お断りするように家内に伝えました。ただ、今、お世話になっている支援センターも何やら動きが緩慢な気がしているので今日連絡をくれた支援施設の担当者とは一度会って、前回会っているのが昨秋なので、話を聞いてみることにしました。息子のことを息子の特性も含めてよく覚えてくれていたことに好感を持ちましたので。これまでの経緯を含めて揺れる想いを正直にぶつけてみようかと、来週、就業時間終了後に時間を取っていただくことになりました。求人と求職、需給が上手くマッチするといいのですがなかなか難しいですね。いつの間にやら、我が家の炊飯器の真横にホームベーカリーが存在を感を示すかのように場所を取っています。ご飯が主食の我が家にはミスマッチのような気がするのですが、家内は気にとめてはいないようです。