東京会館マロンシャンテリー!
昨日の写真のさくらんぼ銀座千疋屋佐藤錦特秀2LLですが、息子がネットで調べたら17,100円だったそうで。おすそ分けしたじいちゃんばあちゃんに誰にもあげないようにとのメッセージカードを添えたのは彼なりの精一杯の意思表示だったのかもしれません。味も味なら値段も値段ということですね。そういえばずっと以前、千疋屋のオレンジをいただいたときに、オレンジってこんな美味いもんなんだって本当に吃驚したことがありました。千疋屋、恐るべしです。そして、今日の写真は、少し前にご馳走になった時にあまりの美しさにマナー違反を承知で撮らせていただいた東京会館マロンシャンテリー、美味しかったですよ。マロンの素材が生かされそれに生クリームが爽やかにマッチしています。これが、マロンと生クリームだけで作られているとは驚きです。60年近くも前に創作されて未だに新しさをなお失っていないその味わいとそれに高貴な姿に脱毛です、いや脱帽です。ごらんの通り見た目も爽やかです。雪化粧のモンブランをイメージしているそうです。美味しい料理の後にこれ以上のデザートはありません。この日はメインディッシュに、この日上がった鯛の素材を活かした料理をいただいた後に、特別仕立てのマロンシャンテリーアイスクリーム忍ばせ(アイスクリームを中に入れ込んだマロンシャンテリーを本当に特別に作っていただきました)ってのをいただきました。ただでさえ、マロンと生クリームがまろやかな口当たりなのですが、一口ごとにすっきり感が訪れ爽やかさが一層引き立ちます。これまでいただいた中でもっとも印象的なデザートになりました。このマロンシャンテリーの唯一の欠点は、あまりの美味しさに、それまでに出てきた上品な透き通った見た目も味も最高のコンソメスープや、ただただ真っ直ぐに美味しい鯛など最高の料理の味を忘れてしまいそうになるほど美味しいことです。当然、私が一人でこのようなシーンに登場できる甲斐性などあるはずもなく、ボスがお客さまと食事をされるというので、そしてその方を私も存じあげているということでお供させていただいたというわけです。帰りに、お客さまから家族にとこのマロンシャンテリーを用意していただき、帰宅してからみんなでいただきました。妻は高級品は口に合わないのよと言いながらもこれは本当に美味しいわと言っていました。娘はダイエット中ということで、そして私は既に味わっているということで、例によって2個はじいちゃんばあちゃんにおすそ分けということになりました。息子はこれは美味いと言いながらあっという間に完食しつつも、この時はさすがに、じいちゃんばあちゃんにメッセージカードを入れることはありませんでした。1個945円とモンブランとしては結構なお値段なのですが。さくらんぼの値段には相当驚いたということなのでしょうね。美味いものシリーズ、連日投稿してしまいました。携帯から、根性です。