カテゴリ:キャリアデザイン
昨日のコメントをいただいた文中に、本質という言葉がでてきた。まさにこれなのだ。ドア、ベル、そしてBさんのフロントと、この3つの職務が、ホテルの心臓と血液である。
ドアマン、ベルマンは、生涯にわたり「この仕事が好きで」と退職するまで、離れない人が多い。 Bさんのようなフロントは、レセプションなどを経て、マネージャーやコンシェルジュに昇格する。資格などなくとも、気持ちを察する洞察力や、要望に適切に対応できるコミュニケーション能力が必要である。 下のスタッフの面倒もみず、先輩格の社員へ同等に接するBさんは、お客さまには、よい印象をつくり手早いが、感動を与えることができない。 要するに、マニュアル化になってしまったのだ。現在の仕事は、手早くこなし、Bさんにとって、困難な職務ではない。そう思わないからこそ、次のステップがみえない。誰よりも仕事ができると思い込んでいるのだ。 ただ、Bさんは、自分の職務以外について、何も関心がない。インフォメーション、レセプションだけが、ホテルを支える業務ではない。いま、彼女が思う自分と周囲が思う彼女にギャップが大きい。これだけ大きければ、先も見えるのも速いのだ。自己理解が深まれば、思いつきなどで、「・・・ができると思います。」とは ならないはずだから。 Bさんの了承を得て、投稿しているが、なぜ、彼女が相談にきたのかを次回に・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2005 03:35:11 PM
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