テーマ:キャリアカウンセリング(8)
カテゴリ:キャリアデザイン
今日は、スーパービジョンを経験した。(冷や汗)
スーパービジョンとは何か。 臨床心理学を学ぶ人にとってもカウンセリングを受けようとする人にとっても重要なことだが、受け持ったクライアントに対するカウンセリングを指導者(supervisor)の前で報告したり、指導を受けたりすることだ。 スーパービジョンはオーディエンス 【audience】聴衆、観客、聴取者の前で、公開することだが、オーディションとも呼ぶことがある。 今回は、オーディションとしておこう。志願者のテストである。 2人組になり、クライエントとカウンセラー役を交互に行い、スーパーバイザーにアドバイスを受ける。 スーパービジョンの定義は「方法や技法,すなわちスキルに関する自己盲点に気づかせる」ことで、自分の面接の「傾向・癖」に気づかせてもらう職業倫理である。 私の場合は、治癒ではなく、教育・開発のカウンセラーなので、「構成的グループエンカウンターのリーダーとしてのスキル」,「キャリアガイダンスのスキル」,「サイコエデュケーション展開のスキル」,「カウンセリングを生かした授業のスキル」,「特活,グループ指導などのグループワークのスキル」,「個別指導のスキル」,「リサーチのスキル」を、人的ネットワークからリファーする。 アメリカでは、「カウンセリングのスーパーパーザー(スーパーバイザー)は誰か?」,「教育分析は誰に受けたか?」,「リサーチに関するスーパーパーザーは誰か?」ということが必ず,質問される。 それほど重要なことなのだ。 今日、「T・Kは、相槌が少々はやい気がしますね。ケースバイケースで、その相槌が効果を成すこともあるでしょうが・・・云々」 さすが、スーパーバイザー。 よいカウンセリングを受けて帰ってきたという気持ちであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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