テーマ:ライフ・スタイル・バランス(9)
カテゴリ:キャリアデザイン
シニアのライフキャリアプランのためには、加齢にかかわる諸問題の学問分野が必要とされる。
シニアを3区分とすると、前期(ヤング-オールド)を65歳~75歳未満とし、中期(ミドル-オールド)を75歳~85歳未満、後期(オールド-オールド)を85歳以上と考え、医学・心理学・生物学・経済学・政治学・社会学などの自然科学、社会科学を統合することによって生まれた学問で、人の加齢にかかわる諸問題を総合的視野に立ってプランニングする。 この“倫理と高齢化から死”までを探求する学問は、米国生まれの「ジェロントロジー:gerontology」と表現する。また、それを修めた人を「ジェロントロジスト」と呼ぶ。 「ライフコース life course」は、人生の始まりから終わりまでを「あんなことがあった」「こんなことが」と経過や出来事で表す時に使う言葉。 ライフサイクルそのものの考えは、ユングが最初である。 少年期、成人前期、中年期、老人期の4つのステージで捉え、ユングは特に、特に中年期の転換期が人生最大の危機となるだろう、と。 エリクソンは老年期の最後の儀式化は「哲学的なもの」としている。 またエリクソンは「英知」を「死そのものに向き合う中での、生そのものに対する超然とした関心」と述べている。 「それまでの人生を振り返って、うまくいったことも、うまくいかなかったことも含めて、自分の成し遂げたことを総体として自己肯定できること」 カウンセリングで発見してほしいのは、「ありのままの自分、ありのままを見つける」ことである。 livedoor life carrer counselingにおもしろい記事があった。 「別の年から借りてきたものでは決してないものになるように、本気でとりかかるわ。そうだわ、それが私のすることだわ。」 ・・・たんぽぽのお酒 恐るべき子供たち Posted by life carrer・・・ たまたま、ブラッドベリのたんぽぽのお酒から、ベントレー夫人の話を記事投稿しているのだが、過去にあったものごとになろうと努めているベントレー夫人に、恐るべき子供たちの言葉や表情、行動に傷つきながら、自問自答して答えをだした。 恐るべき子供たちが、ベントレー夫人にとって、手痛いカウンセラーであったのではないか? シニアのライフプランニングには、ジェロントロジスト、カウンセラーのほか、サービス介助士、シニアライフアドバイザーなども。 ただし「家族」や「友人」がベストプランナーなのかもしれないね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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