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最近も飽きずに沢山洋画を観てます。
DVDも劇場映画も。 そんな中で私がここ最近で一番泣いたのがこれ。 Lars and the Real Girl 寒いトロントで特にすることも無く、ホテルの近くの映画館に彼と二人で通ってましたが、その中でも、この映画は きましたぁぁぁ 静かにでもかなり「ガッツリ」と心をつかまれました。 Lars は人とのコミュニケーションが上手くとれずに、小さな街でかなり孤立した存在。心優しいLarsを慕う会社の同僚とか、友達とか、義理のお姉さんとか、みんな温かく彼を見守っているのだけれど、ある日、「合わせたい人がいる」と彼がお兄さん・義理の御姉さんに紹介したのは、 なんと マネキン だった・・・・。Larsは、そのマネキンが本当の「女性」だと信じて疑わず・・・。 というなんとも奇妙なお話? と思いきや、Larsがなぜ精神的に病んで、心を閉じてしまったのか。 Larsが乗り越えようとしている「痛み」はなんなのか。。。が、ゆっくりと優しい視点で描かれている。 Larsを愛する家族や友人、町の人たちは、Larsの為にその「マネキン」を「Larsの大切な女性」として扱うようになり・・・・。 なんとも言えない「滑稽さ」と「哀しさ」、そして「希望」を持ち合わせた静かに心揺さぶる名作 俳優人の演技がまた素晴らしい。 あの、「ノート・ブック」に出てた彼(ライアン・コズリング)がLarsを演じてます。私的には、今回の方が断然に良いと思う。 そういえば、この映画は私の大好きな Six Feet Under というアメリカHBOシリーズの脚本家、ナンシー・オリバー が脚本を担当してます。 Six Feet Under が好きな人は、この映画も懐に入ってくるんではないかな???と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 14, 2008 06:31:10 PM
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