昭和９年９月９日の大火
今年もこの日がやってきた。故郷、石川県大聖寺町の大部分が燃えつきた日です。昭和９年９月９日、９９９です。銀河鉄道でもないのに。大聖寺藩邸跡に建っていた、母校、錦城小学校も燃え尽きたそうです。このとき、小学校では丹頂鶴を飼っていたそうです。その丹頂鶴も焼け死んだとか。小学校のころ、鶴の写真に手を合わせる行事がありました。今でも、続いているんだろうか。私の爺さん・・・生きていれば、百何歳？は、大火の野次馬見物にいっているうちに、自分の家に火が燃え移り、すっからかんになってしまいました。財産はなくなりましたが、その野次馬根性だけは子々孫々に受け継がれているようです。火元となった人の名前はとてもお目出度い名前でした。たとえれば、豊年満作というような、とてもお目出度い名前です。それだけに余計悲しい大火です。
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