ゲイが聴く音楽~ジミー・サマーヴィル
絶対「40歳の童貞男」は借りてこないでくれ、と頼んだにも関わらず、家族は借りてきた。私は「童貞男」の下に載っていた「スタイナルタップ」が見たかったのだ!だから雑誌の切抜きを渡したのだ。「40歳の童貞男」で(一応見た)、「COLDPLAYを聴く男はゲイだ」と言っていたが、そうなると私の周りはゲイだらけになってしまう。それは、それでいいけど。たぶん、美しく、たよりなげな風情と音楽がそのように思わせるのだろうけど、たぶん、コールドプレイ好きはゲイと違う。それでは、ゲイは何を聴くのだろうか?ドラマや映画によると、ゲイの方はミュージカルが好きなようだ。ライザ・ミネリ、ベッド・ミドラー、シェールなんてのにワーキャー言ってるのをコメディドラマで見たような気がする。「ウィル&グレイス」を見ていたら、主人公のゲイ二人がディスコに行って踊っていた。もちろん、ゲイ・ナイト。そこでかかっていた曲はコミュナーズでした。私はハタと膝を叩いた!懐かしいぃいいいい~。ブロンスキービート→コミュナーズ→ソロのジミー・サマーヴィルと大好きだったのに、最近、とんと忘れておりました!早速、引っ張り出して、聴きましたわよ。やっぱよい!キモチ悪さスレスレのファルセットボイス!そして、美しいメロディ、もしくは元気なポップソング。思えば、マーク・アーモンドとブロンスキービート時代のジミーが、観客からゴミを投げられながらデュエットしてる場面を見てから二人が大好きになってしまったのが始まり。ジミーとマーク・アーモンド音楽的には断然、ジミー・サマーヴィルが好きだった。スミスと並んで通学中、毎日のように聴いていたものだ。ブロンスキーを解散した後は、ゲイで共産主義者を旗印にコミュナーズを結成したわね。結局、それも解散し、ソロでそこそこヒットを飛ばした。そして、「オルランド」でエンジェルになってお空に浮かんでいたジミー・サマーヴィル。彼を目撃したのは、それが最後だった。でも、思い出したからには、また追い求めるわよん、ジミー・エンジェル!待ってなさい。