山への情熱　音楽への愛

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  押し花のやり直し

  9月11日水曜日。今日も朝から真夏の日が照り付け、辛い一日だった。勤務中はエアコン完備だから何とかなるのだが、帰宅してからがもう意味のある過ごし方がができなくなってしまった。午後4時と言っても湿度が高くて不快だし倦怠感があるので、ウォーキングに出る気にもならない。仕方なく兼ねてより気がかりだった押し花をした。前回のキノコの押し花が大失敗！！。すべて廃棄した。そしてマイタケをなり直さねばならなくなった。これは花かごを作る素材になるのだそうだ。それにアジサイの葉も押しておくように先生に言われた。重い腰を上げて庭のアジサイの葉で小ぶりなのを選び、冷蔵庫からマイタケを出して押した。厚みがあるのでスポンジも使用した。今度こそは使えるものになりますように。　アジサイ

  2024年09月11日

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  暑さの中で百日紅が健気に咲いている

  9月10日火曜日。今日もまるで盛夏のような暑い日だった。朝から気温がぐんぐん上昇し、真っ青な空に白い雲が湧き、ギラギラした陽射しが照り付け、今から夏休みが始まるように天気だった。もううんざりし、元気もなくてげんなりした。なぜここまで暑い？いつまで続くのかこの暑さは？何とか仕事をこなし、すぐ帰宅した。午後4時になっても昨日のようには元気がでなかったが、少しだけ歩いてきた。この暑さの中でも頑張って咲き続けている百日紅が健気だった。ピンクや白、赤など何色もあるのが変化に富んでいてこの時期でも彩りをみせてくれている。　　　健気に咲き続けるサルスベリ少し気分転換することができた。

  2024年09月10日

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  凄すぎる雲

  9月９日月曜日。今日から夫はデイケア再開。多少の不安はあったが万全の準備をして送りだした。何とか普通に生活してこれたようでひとまず安心。退勤後、今日も午後４時からウォーキングに出かけた。最初の３０分位は日傘をさして歩くが５時前になると陽が沈んで来るので日傘は不要になる。今日は雲が凄かった。ウォーキング出発頃は青空に真っ白い積乱雲みたいな雲が湧いていたが、そのうちワタあめみたいなふわふわ状態の雲が空のあちこちに広がったきた。５時半すぎる頃には雲の色が薄黒く変わり、地面に覆いかぶさるように巨大にのしかかってきた。   　　はじめは青空に白い雲　　　　次第に広がる　　　　　　色が変わってきた　　　怖い位の巨大な雲が地上にのしかかるその雲を見て「雲がヤバすぎる」と言っているおじさんがいて、私も実感した。この雲が雨になってどこに落ちてくるのだろう。連日、豪雨があったと報道されてるが、この雲から降る雨は尋常な量ではない。埼玉県とか奥多摩だろうか。とにかくあまりに巨大でヤバい雲だった。空き地で今年初めてのワレモコウと見つけて秋を感じた。　地味だけど味があるワレモコウ

  2024年09月09日

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  夕方ウォーキングも悪くない

  9月8日日曜日。今日もまるで盛夏のように暑かった。今日から八ヶ岳の大同心雲稜ルートを登攀する予定だったが、今日明日の2日だけ天気が悪い予報で中止になった。これで2度目の中止でがっかりしてすっかり気抜けしてしまった。それでも洗濯や掃除をし、夫の様子も観察した。でも気がぬけたのと暑いのとですっかりげんなりしてダラダラ過ごしてしまった。夕方になってやっとこれではいけないと思い、午後4時からウォーキングに出かけた。4時台は暑かったが5時過ぎるとさすがに日も落ち、風も吹くエリアもあって少し楽だった。藤崎方面のロングルートを歩き、11000歩、ちょっと気分がよくなった。午前中ウォーキングしていた時は人影を見ることは少なかったが、夕方はかなりの人がウォーキングやランニングしてたし、犬を散歩させていた人もかなりいた。積極的休養で体を動かさないと疲れはとれない。秋を感じさせる草花も出始めていて、良い気分転換になった。   　　　彼岸花？　　　　　　　　　　　ススキ　　　　　　　　　　　　　虎の尾　　　　オミナエシ

  2024年09月08日

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  夫の退院

  9月7日土曜日。まるで盛夏に逆戻りしたような夏空が広がった。空気感も真夏そのものでかなり辛かった。本日午後2時、夫が三か月に渡る入院生活を終えて退院した。陽射しが容赦なく照り付ける中、息子と二人で病院へ迎えに行った。事務処理や退院後の生活と投薬など諸注意を受け、入院中の荷物を引き取って自宅に帰った。すぐに夫を理髪店に連れていき、髪と顔中伸び放題のひげをそってもらった。面倒くさがって自分で髭剃りをしないので伸び放題で誠に見苦しい姿になっている。その後またすぐに、夫の部屋のエアコンのコントローラーを買いに大型電気店まで出かけた。最初から備わっているのだがそれをあちこちに投げてしまうのでどこにあるか不明なのだ。もう2回目だ。さすがにこの暑さでエアコンなしでは生活できないので、買いにいった。何とか同種の品を購入し、ついでに退院祝いのお寿司なども買って帰宅した。どっと疲れてソファに横たわったらもう起き上がれず夕方まで撃沈。何しろ酷暑日だったので疲れたのだろうけど、登山でもない日常生活でこんなに疲れるなんて情けない。でもこれが80歳前の現実だろうか。悲しい。　　　　　　　　　　　　　

  2024年09月07日

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  余りの暑さにばてた

  9月6日金曜日。今日はメチャクチャ暑くてばてた。昨日までが少し涼しい時間帯もあったりしたせいで今日の真夏日が体にこたえた。丁度この日は学校の文化祭で体育館に集合してイベントが行われた。イベントそのものは素晴らしかったのだが、いかんせん送風機しかない体育館で大勢が集まったこともあって、暑くて息苦しくて辛かった。でも生徒がこんな暑い環境で頑張ってるのに私一人エアコンのある教室で涼んでいる訳にもいかない。ということでとにかく暑かった。帰宅しても更に太陽が照り付け、とてもじゃないがウォーキングに出る気にもならず、テレビの前でダラダラしていた。手持無沙汰になり、17時に冷製パスタの夕食を食べてしまった。このまま再びダラダラしてたら血糖値が上がったままだと危機を感じ、18時から意を決して夜の散歩に行った。場所によっては風が吹いて気持ちよかったが、既に暗くなっているので景色は家のシルエットしか見えず、寂しかった。いつもの森林公園は灯りが灯って昼とは全く異なる景色になっていた。大汗かいて帰宅した。　夜の森林公園

  2024年09月06日

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  最高に嬉しく楽しかった再会

  9月5日木曜日。朝は風が吹いて涼しく、久しぶりに娘と二人気持ちよくウォーキングした。その後、新宿へ出て数年ぶりに親友のKさんとランチした。kさんとは湯川の岩場で知り会い、その後たびたびあちこちの岩場でご一緒した中でご主人にも懇意にして頂いてきた。息子より少し年上で娘のような年齢ではあるが、精神年齢が高く共感力が抜群なので年齢の巾を越えた親友的存在になっている。ご主人の闘病生活などもあってここしばらく会う機会が無かったのだが、ご主人が無事病気を克服して職場復帰を果たされたこともあって本日の再会が実現した。待ち合わせ場所でお互いを見つけて喜びと懐かしさのあまり、二人で抱き合って再会を喜びあった。彼女は相変わらずスリムで白いドレスを着てチャーミングだった。肌がきれいなのには驚いた。新宿駅東口から少し歩いた店に入ってランチしながら近況を報告しあった。彼女はもともと頭の回転が速く、会話のテンポもテキパキして快活な人なのだがそれは全く変わらず、気持ちよく会話が弾んだ。もう超楽しかった。彼女の豊かな表情をみているのは本当に楽しく、元気をもらえた。　バイキング式の食事もバラエティに富んで美味しかった。私の住む田舎ではこんな洒落た店はない。さすが大都会だった。　洒落た店内存分に話して再会を期して別れた。お土産を沢山頂いて恐縮した。そんな心配りを忘れないのがＫさんで、ただぼんやり行くだけの私とは大違いだ。とにかくめったにない楽しい半日だった。

  2024年09月05日

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  穏やかで平和な一日に感謝

  9月4日水曜日。いつものように出勤して仕事し、定刻に退勤した。今日は気温があまり上がらず湿度も低くて青空が広がり、久々の気持ちよい午後になった。　すっかり秋の空帰宅後、すぐにウォーキングに出かけ、いつもの藤崎方面とは逆の花咲方面を歩き、途中で中央図書館に立ち寄っていつもの雑誌を読んだ。まず「山と渓谷」9月号、全国の紅葉特集をやっていた。柏澄子さんの「凪の人」はいよいよ夫となる山野井泰史が初めて登場してきた。これから二人の結婚に至るまでの伸展が楽しみだ。　次は「ダンスマガジン」と「栄養と料理」を手にした。「栄養と料理」は女子栄養大学の出版なのでとても信頼を置いている。　すっかりくつろいで雑誌を読み、再びウォーキングしてのんびり帰宅した。穏やかで平和な一日だった。感謝。

  2024年09月04日

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  キノコの押し花

  ９月３日火曜日。昨夜しっかり眠れなかったのでぼおーとした頭で眠気と戦いながら出勤した。学校も２学期が始まったばかりでまだなかなか本調子にはならないものの、生徒から元気な声で挨拶されるとこちらも元気をもらえる。次の押し花制作にキノコを使うと先生に言われて、まいたけ、マッシュルーム、エリンギを購入して押し花にしてみた。しかしいずれもボリュームがあり、これをどうやって押し花にするのだろうと戸惑った。　マッシュルーム、エリンギ、マイタケ薄くそがないと水分が抜けないだろうと薄くそいで押してみた。厚みがあるので薄紙花シールの上からスポンジを置いて凸凹をカバーしてみた。しかし本当にこれでよいのか？と思いつつ押したのだった。 　　　　　　　　　　マッシュルーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイタケ

  2024年09月03日

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  ２学期始まる

  ９月２日月曜日。今日から２学期が始まった。昨夜から準備万端整えて新学期に臨んだ。夏休みは楽しいのだが、やはり行かねばならない所が必要だ。毎日休みだと何もかも緩んでしまって歯止めがかからない。私には登山があるのでその分まだ緊張と変化はあるが、毎日山に行くこともできないので、決まった仕事があるのはとても有難い。ということで本日は「待ってました」という気分で出勤した。学校は夏休み中に大改修工事がかなり進行していて、あちこちきれいになっていたが、工事中の箇所がいくつかあった。始業式のあと、避難訓練があり、みんな真剣に訓練に参加した。すべてが順調に進行して昼前には下校になった。のんびり一人で手作り弁当を食べた。さあ、今学期も頑張ろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日のメニュー　チキンライス１００g　焼き魚　サラダ　モズクスープ

  2024年09月02日

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  久しぶりに穏やかな日曜日

  9月1日日曜日。長く暑かった8月が去って遂に9月になった。台風の影響でこちらは不安定な天気、地域にほっては豪雨があったりしているものの、私の住む地はあまり雨は降らず、湿度が高かった。本来なら今日から北アルプスなのだが台風の影響で延期になったため、久しぶりの日常、藤崎方面にウォーキングにでかけた。まだ夏の雰囲気で特に変化は感じなかったが、オミナエシが咲いていて少し季節の変化を感じた。　　　　　オミナエシ　　　　　　　　　　　　　　　　　ヂュランタ午後は時間があいたので急遽、友達と会ってお茶した。私より5歳ほど若い女性でジムも二つも通っていてとても元気な人だ。夏休み中に娘さん夫婦の住んでいるオーストラリアに行ってきたので、その話を色々聞いた。私も登山の話をしたがメインは仕事の話だった。それぞれに70歳台で仕事しているので体力的なことや労働環境などいろいろ話をした。次は冬休みに会おうねと別れた。さあ、明日からは2学期の仕事開始。嬉しいな。　　　　　　　カリカリチェダーチーズのシーザーサラダ　　　　　フルーツ白玉

  2024年09月01日

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  楽しくできたアジサイの組み立て

  8月30日金曜日。一か月ぶりに押し花のお稽古に八千代台まで行った。折から台風10号が日本列島に停滞・縦断しており、この日は朝からわが市でも豪雨が降り続き、さすがにたじろいでいた。教室から「今日はお休みです」と連絡が来ないかと待っていたがそれもなく、覚悟して午後出かけた。幸いにその時間は雨も小やみになっていた。教室はこの雨で2人が欠席で3人しかいなかった。やっぱりね！！思うことは同じだ。気を取り直してアジサイの組み立てをした。　押しておいた各種アジサイ押しておいたアジサイ数種類を使って大きなアジサイに組み立てていく。これは簡単だった。丸く切った花はりシールの接着面にアジサイのひとひらひとひらを接着していく。すぐ花の形ができてくるのでとても楽しかった。これくらいなら私でもできる。　アジサイの組み立てすっかり気を良くして沢山作り上げた。やはり欠席しないで来て良かった。これで次回からは画面構成に着手できる。　完成

  2024年08月31日

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  やっと盛岡冷麺を作って食べた

  8月30日金曜日。岩手県に行った土産に盛岡冷麺を買ってきていた。しかしその後も何かと多忙でせっかくの土産を作る人がいなかった。そこでやっと腰をあげて盛岡冷麵を作ってみた。何でも具材にスイカとキムチを入れるのだそうで、それを踏襲してスイカ、キムチ、キュウリ、ゆで卵をトッピングした。冷麺なのでツユは冷水で溶かす。茹でた麺は細身でこしがすごく強くて独特だった。量は少なめでちょうどよかった。家族みんなで遅めの岩手土産を味わったのだった。しかし同時に買ってきたいぶりガッコはまだ未開封なのだ。！！　　　　　　　　　　　

  2024年08月30日

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  下山後の日常と悲惨だったクライミングジム

  8月24日夜11時過ぎに北アルプス4日の山旅から帰宅した。くたくただったが無事、帰れてよかったと安堵感も大きかった。息子が迎えに来てくれて有難かった。翌25日は一日休息日でゆったりし、午後は七菜の湯に行って4時間ナノ炭酸泉をメインにお湯に浸かって疲労回復に努めた。26日になると昨日の七菜の湯の効果か比較的疲労がとれたように気がした。27日は定刻に起床し、軽く筋トレとヨガをして、秋津の涼しい木陰を1万歩ウォーキングした。28日は幕張のクラゲ整形外科で手指のリハビリをした。バネ指の治療は終了、関節炎のリハビリは継続。そして8月29日木曜日は定例のロックランズに田中星司さんのクライミング講習に出かけた。これがとても悲惨だった。はじめはいつものように昇れていたが、途中から筋肉に力が入らなくて体重を持ち上げるのが辛く、ルートの途中でへばってしまうことになった。とても情けないのだが現実だ。結局、アップで2本、5.10aを2本、5.10aｂのロングルートを1本、5.10ｂや5.10dは昇るのをあきらめてしまった。なんでこんなに無力なんだ！！しばらく休んでいたが力が戻ってこないので終わりにした。久しぶりにビレーしてくれた田中さんも半ば呆れ気味だったがどうしようもない。上手な皆さんのクライミングを見て帰宅した。　　

  2024年08月29日

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  絶景を見ながら新穂高へ下山

  8月24日土曜日。双六小屋のスタッフに天気予報を確認したら本日24日は午前中は晴れで午後は不安定、明日25日は朝から雨とのこと。本来なら今日ここから笠ヶ岳に登って泊まり、明日新穂高へ下山の予定だった。しかし下山にはあの急坂の下り・笠新道を3時間半下らねばならない。単独かつ高齢の老婆にとってはリスキーと判断し、笠ヶ岳はまたの機会にして天気のよい間に下山することにした。それにもう登山4日目なので5日目となると更に疲労が積もっているだろうし。雨に濡れるのは嫌なので、早出した。台湾山岳会の皆様と前後しながらまずは弓折岳を目指す。天気がよく今日もまた最高の眺望で気分は爆上がりした。昨日までは槍ヶ岳が中心的存在だあったが、今日は槍の先、穂高連峰もクリアだ。この見えている峰々の全てを登っているんだという誇りを感じた。　槍　穂とにかくあまりの絶景に嬉しくて足取りもまだ軽かった。弓折岳分岐で笠ヶ岳方面の道を見送って鏡平方面に急下降した。眼前に池が見える。あそこまでなのだがなかなかすぐには着かなかった。やっとのことで鏡平に到着した。日は高く空は青く素晴らしい天気だった。笠ヶ岳に登ればよかったなどど考えつつ、暑いので鏡平山荘でかき氷を食べた。鏡池では槍穂が完璧に池に投影していた。３度目で初めてこの絶景を目にして感動した。もう思い残すことは何もない。　鏡池鏡池を出てからどんどん陽射しが暑くなり、夏バテ気味でなかなかしんどかった。秩父平⇒シシウドヶ原⇒イタドリヶ原と徐々に高度を下げてゆき、やっとワサビ平小屋に到着。小屋前には水に浮いたトマト、キュウリ、オレンジがあり、スイカ、そうめんの旗印もなびいていた。あまりの暑さに耐えきれず、トマトときゅうりを丸かじりして一息ついた。これで生き返った。その後１時間の林道歩きで無事新穂高に下山することができたが暑くてまいった。

  2024年08月28日

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  最高に快適だった双六小屋

  8月23日金曜日は双六小屋に泊まった。ここに泊まるのは20年ぶりくらいで多分3度目だろう。外観は変わってない気がしたが、内部はかなり変わっていて快適さが増していた。      　　　　　　　　上から俯瞰する双六小屋　巨大だ　　　　　　　　　　　賑わう入口とテラス十数年の日月を経ても記憶に残っているのはこの小屋の美味しい天ぷらの夕食だ。今回もその天ぷらと栄養バランスがとれた夕食が他のどの山小屋の夕食よりも優れていて、身も心も満たされた。野菜が豊富に添えられているので本当に有難く、感謝して頂いた。疲れた体には野菜が最も馴染む。　大きなカボチャの天ぷらなど今回は更に感心したことがいくつもあった。まずトイレ周りだ。水が豊富な地の利もあるがトイレが水洗トイレ、手洗い場には液体石鹸、ペーパー、紙コップ、自動紙捨て器が常設されていてまるで街中みたいな便利さ、これには驚いた。山小屋でここまで整っているのは初めてだ。　清潔なトイレ・便利な洗面所（HPより）次に携帯の充電が自由にどこでもでき、しかもフリーだからすごくストレスが減った。乾燥室がまた熱風を惜しみなくふんだんに出してくれていたので濡れ物を素早く乾燥できてとても気持ちよかった。そしてスタッフの対応がとっても気持ちよく爽やかだった。この小屋は団体さんも沢山来ていてこの日は130人位の宿泊者がいたそうだが、若いチャーミングな女性がいちいち丁寧に対応している。私にもすごく親切にしてもらって超嬉しかった。とにかくすべて快適で気持ちよく過ごせた。人気があるのもわかる。部屋は5人部屋でそのうち3人は台湾山岳会の女性だった。皆さんすごく元気でフレンドリー、英語と日本語入り混じって色々話すことができてこれも楽しかった。　台湾山岳会の皆様と時間が有り余っていたので小屋の周辺を散策した。ガスって山岳美は望めなかったが双六池を見てとても穏やかな気持ちになれたし、富山大の診療所が営業中なのも頼もしかった。　　双六池と富山大診療所

  2024年08月27日

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  三俣蓮華岳から双六岳へゆるり一人旅

  8月23日金曜日。実は三俣山荘でガイドと分かれて自分一人で笠ヶ岳に登る予定を立てていた。しかし昨日の伊藤新道の激務で疲れていたので、今日はレストの意味で近くの双六小屋まで行き、翌日、双六小屋から笠ヶ岳に登ると楽だという案をガイドから勧められた。そのため、今日はのんびりと過ごし朝も7時ごろに山荘を出発した。何しろ双六小屋まで3時間ほどなので早く着きすぎても時間が余り過ぎる。ものすごくゆるゆる歩いた。　　鷲羽岳と三俣蓮華岳山頂まずは三俣蓮華岳へ。一登りすると山頂に到着。稀に見る完璧な北鎌尾根から穂高連峰の稜線が広がっている。ここまで見事な稜線はないだろう。あまりの凄さにもう思い残すことは何もないような気分がした。山頂から双六へは下の巻き道を選んだ。実は双六小屋の予約をとってなかったので午前中に到着して宿を確保しておく必要があった。でもすっかりのんびりムードになりきってしまって、しっかり歩く気にはなれず、木イチゴの赤い実を食べながら進み、花の写真も撮った。     11時頃に双六小屋に到着した。幸いにも宿泊可能になり、安堵してザックを下ろし、雨が降りだす前に双六岳に登ってきた。朝の好天はいつの間にか陰って、もうガスガスになっていた。小屋から分岐まで登り、更に山頂をめざす。ハイマツ帯を過ぎると広い広い砂地のような双六台地が出てくる。そこで出会った男性は「天空の滑走路ってどこですか？」と聞いてきた。一瞬何の話かと思ったが、この広い台地のことを天空の滑走路と表現したのだろう。でも今日はガスガスでその滑走路が瞬間しか見えないのだった。　その男性はガスの中でずっと天空の滑走路が姿を現すのを待っていた。　視界のない双六山頂本来ならこの辺りからの槍穂の眺望は絶景なのだが、それも今日はなく、風に吹かれて双六小屋に下山した。

  2024年08月26日

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  三俣山荘の楽しい一夜～出会いと再会

  遂に伊藤新道を踏破して三俣山荘に到着した。疲れてはいたが達成感と充実感に満たされていた。三俣山荘は昔見たと同じ外観でハイマツの中に建っていた。予想より早く到着できたので精神的に余裕だった。山荘前からは見事な槍ヶ岳と北鎌尾根が広がっていて感無量だった。昨年登ったあの北鎌尾根をこうしてみることができる至福の喜びにしばし浸った。夕食はこの山荘名物のジビエカレーで鹿肉を使用したものだった。まろやかな味で美味しかった。夕食後にガイドとケーキで祝杯を上げた。 　　　　　　　　ジビエカレー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乾杯！！食堂に石鎚山のＴシャツを着た男性がいたので声をかけようとしたら、近くにいた女性が「あのお。火打で会いませんでした？」と逆に声を掛けられてよく見たら何と7月に登った火打山の高谷池ヒュッテで出会った愛媛県出身の女性だった。奇跡的再会に二人とも歓喜して抱き合った。こんな再会があるとは！！。彼女は車で愛媛県から来ていた。とにかく嬉しくて辺りはばからず近況を報告しあった。彼女は愛媛の銘菓「ポエム」を持参していて皆さんに配っていた。気配りのできる女性だ。とても嬉しく有難く、懐かしのポエムをご馳走になった。　奇跡的再会　愛媛県からきたOさんと。山荘では夜の寛ぎタイムで大スクリーンで伊藤新道を特集してくれた。その困難なルートを踏破してきたと言うので夫婦お二人で縦走している横浜の女性とも親しくなった。心温まる再会と出会いがあって素晴らしい一夜になった。翌朝はスタートが遅いので、ゆっくりサイホンコーヒーを楽しんだ。槍ヶ岳を見ながら呑むコーヒーは一段と感慨深いものがあった。　槍をバックにサイホンコーヒーを淹れてくれるスタッフ

  2024年08月25日

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  伊藤新道後半～悪路・急登を登って三俣山荘へ

  沢登りの終了点で一休みし、エネルギーを補給した。既に日は高くギラギラした太陽が照り付けていた。これからの登りが怖かった。12時丁度、後半戦の山登り開始。予想通り、赤沢の登りは超きつかった。暑さの中でへたばりながらも我慢して一歩一歩登るしかなかった。稀に見る悪路かつ急坂だった。水が流れている沢から稜線まで登り返すのだから苦しいのは当たり前だと言い聞かせて登る。少し標高が上がって尾根筋に出ると硫黄尾根が赤茶色の迫力ある姿をマジかに見せてきた。「おお、硫黄尾根！！」と声を出して見ていたら、ガイドが「ここは観光地じゃない」とか言って前進を余儀なくされた。　そんな厳しい登りを2時間ほど続けた後は少しづつ傾斜が緩くなってきた。苦しくて味わう余裕が無かったがそのあたりは見事な原生林が広がっていて空気も人が沢山入っている北アルプス有名界隈とは違って深淵さを感じさせた。少しづつ緩くなってはいったが道のりは遠かった。ガイドが「あと300」とかいうのだがそれは標高なので決して楽ではない。しかしやっと展望台に到着した。硫黄尾根が眼前に広がっていた。本来ならその後ろに槍ヶ岳が広がっている筈なのにもガスガスでほんのシルエットしか見えなかった。　展望台　硫黄尾根と後に槍ヶ岳の影その後も原生林の中を延々と登り続けた。第一庭園、第二庭園を過ぎると徐々に緑の樹林帯を行くようになり、気持ちよい道が続いた。雨が降り始めたのでカッパを着たり脱いだりしながらの道行だった。  道の途中に大きな黒い塊が二か所あった。クマのフンだ。あまりの大量さに驚いた。この辺りはクマの生息地なのでクマと遭遇いないよう、また驚かせないよう歩くなければならない。　クマのフン粘りつつ歩いてくぐり岩を過ぎ、最後の道に差し掛かった。鷲羽岳に登る一般道との合流点がはるかに見えてきて元気が出た。ついに伊藤新道を抜けて一般道に合流した。最高に嬉しかった。　　　　やったね！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三俣山荘前にて合流点からハイマツの中を少し進むと三俣山荘に到着だった。達成感に満ち溢れていた。時間をみると3時45分。湯俣川から登り始めたのが丁度12時だったから3時間45分で来た事になる。標準4時間だから早かったではないか！！。「あら、まだ4時前、上出来じゃない？」と言ったらガイドは「登りは早かった」っだって。とにかく安堵した。

  2024年08月24日

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  伊藤新道前半～湯俣川遡行

  8月22日木曜日。3時半起床4時半お弁当の朝食をとる。5時出発なのに4時50分になってもガイドが起きてこない。5時過ぎて慌てて起きてきて猛スピードで朝食を食べてすぐ出発した。若い人は素早いね。空が明るくなり始めて気持ちよい朝だ。再びジップラインに乗って対岸に渡り、すぐ川に入る。二か所渡渉した地点に墳湯丘がある。硫黄の成分が固まったものであたり一面硫黄の匂いがプンプンしている。足元には硫黄芝と呼ばれる独特のものが広がっている。　墳湯丘しばらく墳湯丘を楽しんだらすぐ本格的遡行に入った。水量は少ないとのことで低身長の私でも問題はなさそうだった。すぐへつりが始まり、岩に沿って水の中を歩いていく。足元の地形が不明なので思い切って踏み出せず、恐る恐る水中歩行する。  　            　　　　　　　　　　　　　　　　へつり　　　　　　　　唯一渡れた第一吊り橋途中で何か所も渡渉があり、ガイドとスクラム渡渉したり、深い箇所はロープで確保してもらって渡った。場所によっては深くて腰まで浸かったりもしたが、寒くはなかった。ガンダム岩の下をくぐって抜け、更に上流に向かう。次第に川幅が狭くなり、両側には硫黄色の山肌が迫ってくる。素晴らしい渓谷美が続いていく。　　　　　　　　　ガンダム岩の下をくぐる　　　　　　　　　　　腰まで浸かって　　　　ロープも出してもらう流れが見た目より早く強い箇所があり、身長136㎝、体重43キロの小老婆の私は踏ん張っても流されてしまう。そこが最も怖かったがガイドが上手くルートを示してくれたので、ストレスなく流されては登った。渡渉よりもゴロゴロした岩が連続する河原歩きがなかなかしんどかった。徐々に疲れてきて歩く速度が落ちてもきた。途中2度ほどレストしながら更に上流に向かった。青い空に白い雲、湯俣ブルーの流れ、迫る山肌と最高の景色を堪能することができた。                    　　　　　　　素晴らしい渓谷美が広がる　　　　　　　　　　　損壊した第五吊り橋この春の水害で第3吊り橋と第5吊り橋が破壊され、使用不能になっていた。昨年作ったばかりの橋なのにすごくもったいなく、自然の破壊力を思い知らされた。結局、渡れたのは第1吊り橋のみであとは全て渡渉だったが特に問題はなかった。こうして渡渉を13回以上繰り返して追に終了点に到着した。標準4時間のところ5時間半もかかったとガイドが告げた。でもサボっていたわけではないので私は平然としていた。「そのための個人ガイドで高額のガイド料を払ってるんだからね。」という気持ちだった。川幅が狭くなった所でレストし、一息いれた。これで湯俣川とはお別れで沢登りは終了した。

  2024年08月23日

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  味わい深かった湯俣山荘と青嵐荘

  高瀬ダムから3時間ほど快適な道を歩いて湯俣に到着した。まずは昨年オープンしたばかりの湯俣山荘を訪れた。この地に根を下ろし伊藤新道を拓いた伊藤一族の経営だ。ガイドが管理人と懇意なので楽しそうに話しをしている。この管理人の若い男性は私の住む街の隣街・船橋から来ているというのでまた驚いた。山荘はこじんまりしているが、とても洒落た雰囲気で1階にはお酒が沢山並んでいる。私は湯俣ブルーセットなるものをオーダーしてみた。　　湯俣山荘と内部湯俣川はヒスイ色をした川の色でこれを湯俣ブルーと言っている。その湯俣ブルーのハーブティに墳湯丘という硫黄の固まった独特のものがあり、それをかたどったものと硫黄芝を模したとっても小さなスイーツが付けられている。特に変わった味はしないが、とにかく珍しい川の色で四万十川の清流とも異なる色だ。　湯俣ブルーセット湯俣山荘でのひと時を楽しんだ後は今夜の宿・青嵐荘へ向かう。ここに行くには湯俣川を渡らねばならずジップラインが掛けられている。一人なら不安だが今回はガイドがいろいろ処理してくれたので安心してジップラインに乗り、湯俣ブルーを愛でながら対岸に渡たり、無事青嵐荘に到着した。まだ午後14時頃で余裕しゃくしゃくだった。　　　青嵐荘に渡るジップライン　　　　　青嵐荘外観　　　　　　　　　　　　湯俣温泉青嵐荘は昔ながらの素朴な山小屋だった。トイレも便器に木の蓋をした汲み取り式？で、ペーパーは入口の箱に入っていて昔よく見た長方形のちり紙だった。幼少期のスタイルだ。でもとても掃除が行き届いて清潔だった。食堂に先日、Ｋ２で遭難した平出さんと中島さんのサインＴシャツがディスプレーされていて、その下に写真と焼香できるようにお線香などがセットされていた。私もお焼香させてもらった。中島さんはテレビの中でしか見たことないが、平出さんは石井スポーツの店や山で会ったことがあり、その自然体にはものすごく好感を抱いていた。とっても残念だ。　輝く笑顔の平出さんと中島さんの写真時間が有り余ったので付近を散歩したり、同宿の皆さんと親しく会話した。ここは竹村新道への基地なのでそこから遠距離歩いて下山した皆さんも何人かいた。夕食は名物墳湯丘カレーだった。スパイスが効いて美味しかったが、野菜が無く少し物足りない気はきたがこんな辺境の地で贅沢はもってのほかだ。　墳湯丘カレー夕食後は温泉に入った。程よい温度で一人のんびり湯舟に浸った。とても優雅な時間が過ぎた。その後はすることがない。テレビ無し、携帯もつながらないので明日の準備を整えて夜8時頃には布団に入った。

  2024年08月22日

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  伊藤新道へのアプローチ～湯俣温泉へ

  8月２１日水曜日。いいよいよこの夏一番のチャレンジ山行・伊藤新道踏破の日が訪れた。日程は1日目湯俣温泉青嵐荘へ　2日目伊藤新道を踏破して三俣山荘へ　3日目三俣蓮華岳から双六岳　4日目新穂高へ下山。初日の今日は早朝3時半起床、4時46分最寄り駅を出発。東京駅6時19分発のかがやき501に乗車してまず長野駅へ。そこから高速バスで信濃大町まで。大町到着9時25分。この大町駅に来たのは何年ぶりだろう。便利になったものだ。昔は松本乗り換えの大糸線でしみじみゆっくり来たからかなりの時間が必要だったなあ。　信濃大町駅ガイドと10時に合流してガイド車で七倉まで入る。七倉荘はいつ見ても魅力的で泊まってみたいがなかなかチャンスがない。　七倉荘　　広い駐車場もあるここから先は一般車は入れないため、タクシーに乗り換えて高瀬ダムまで入った。高瀬ダムは以前、唐沢幕岩大凹角を登攀した時に通ったことがあり、日本一のロックフィルダムだ。野積式というお城の城壁と同じ石の積み方ですべて石でできているダムである。積まれた石の壁面に草が生えてすごく風格がある。　高瀬ダムダムの上まで出ると高瀬湖が表れた。くすんだ緑色の水を満々と貯めている。この堰堤でタクシーの運転手さんに写真をとってもらった。ガイドと私の身長差の大きさに絶句した。　堰堤の上では中部電力？の皆さんが作業をされていた。ダム湖を見ながら歩き始める。最初はアスファルトの林道だったが途中から樹林帯になり、とても気持ちよい道が続いた。右側のダム湖を見ながらほぼ水平の道を歩くこと3時間ほどで湯俣温泉に到着した。

  2024年08月21日

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  楽しく充実していた習志野シティフィルハーモニック第78定期演奏会

  ８月20日火曜日。朝のうちは曇って涼しかったが、昼前から太陽の陽射しが照り付けて真夏の暑さになった。報告が少し遅れましたが18日の日曜日に習志野シティフィルハーモニック第78回定期演奏会を聴きに千葉市民会館まで行ってきました。　　プログラムと千葉市民会館プログラム前半は喜歌劇「こうもり」より・序曲　・アデーレのアリア　・ロザりんデのアリア　などワルツ　金と銀　歌劇「微笑みの国」より　この愛を胸に忍ばせたのは誰　などなど親しみやすい曲がメイン。オーケストラの伴奏でソプラノとテノール歌手も歌い、オペラの雰囲気満載でとても寛げました。後半はリムスキー・コルサコフ作曲　交響組曲「シェヘラザード」長大で難しいこの曲を立派にまとめた演奏でした。この曲は随所にソロがちりばめられているのですが、中でもバイオリンは絹の衣をまとった天女のようなたおやかな美しさの音色と安定性が際立っていました。ソロは関西フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニスト友永健二さんで、さすがプロという演奏でした。今年の夏は一段と暑く、直前には台風も襲来して団員の皆さんはご苦労が多かったと思いますが、40周年記念に相応しい素晴らしいコンサートでした。

  2024年08月20日

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  アイロン掛けで雨具の撥水機能が蘇った！！

  ８月19日月曜日。今日は時々曇ったりすることもあったものの、とても湿度も高く過ごしにくい日だった。朝、筋トレしてウォーキングしただけなのに結構疲れを感じ、意気消沈した。21日から北アルプスに行くのでその準備をこつこつやっている。自分の部屋にエアコンがないので暑い中で我慢しながらだ。今日は雨具にアイロンをあててみた。よく言われているのが雨具にアイロンをかけると撥水性が蘇るということだ。でも私は雨具にアイロンをかけるなんて怖かったし、そんなことで撥水性が戻るなんと意外すぎてこれまでやったことがなかった。でも今度の北アルプスは本格的に水をかぶるようなので雨具の手入れを思い立ったのだ。あて布をしてアイロンの温度を低温から中温の半ばくらいに設定して恐る恐るかけてみた。特に何も起こらない。パンツのアイロンかけが終わった時、表面に水をかけてみたら何と表面に水滴が丸くなった。驚いた。何だ、これは、水をはじいてるではないか。アイロンで撥水機能が回復するってホントだったんだ。仰天した私は続いて上着も丁寧にアイロンをかけた。こちらも見事に撥水機能が戻った。すごく嬉しかった。こんな簡単な手入れをしないでしけったカッパを着ていた私は大バカ者だ。　　あて布をしてカッパにアイロン　　　　　撥水機能が蘇った

  2024年08月19日

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  今年もキツネのカミソリを見つけた

  8月18日日曜日。台風一過だが青空が広がることはなく、朝から曇り空だった。久しぶりにウォーキングに出かけた。公園には少し下火にはなっていたけど相変わらずセミの声が響き、まだまだ夏だった。陽射しは少ないがメチャクチャ蒸し暑くてなかなか息苦しかった。いつものミニストップでコーヒーブレイクしようとしたら中学生が4人、席を占領してスマホゲームに熱中していて座れなかったのがちょっと腹だたしかったが注意するだけの度胸もないのだ。止む無くアイスコーヒーを呑んですぐに再び歩いた。藤崎の斜面でキツネノカミソリがオレンジ色に咲いているのを発見して嬉しくなった。　でも昨年は上の斜面にも一面に咲いていたのに今年は下の斜面の一部にしか咲いてない。どうしてだろう。この花は球根だから地中に球根があれば咲く筈だと思うのだが。だれか掘り起こした？いや、そんなことはないだろう。この花は割と貴重な花らしいのでちょっと気になった。

  2024年08月18日

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  福島から桃が届いた

  8月17日土曜日。昨日の台風は肩透かしだった。まもなく関東地方に最接近すると報道されながらもたいした雨も風も吹かず、朝、天戸を開けて外をみたら全く普通の朝だった。あんなにテレビで脅されてので色々対策もしたけど全く必要なかった。被害はゼロ。昨日一日何もできなかったけど被害ゼロなんだからまあ、良しとしよう。福島の友人から桃が送られてきた。毎年頂いていて恐縮であるが、とても美味しいし、見た目も美しい。娘がさっそくモツアレラチーズと合わせて洒落たデザートを作ってくれた。Ｋさん、有難うございます。上の娘にも４個おすそ分けした。　　　　　　　　　　　　

  2024年08月17日

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  台風7号千葉県に接近

  8月16日金曜日。台風が千葉県に隣接して通過中である。昨夜から各メディアで台風情報が大々的に報道されたので、我が家でも昨日のうちに息子が対策を万全にしてくれた。外回りに出したあった掃除器具や脚立などを家の中に取り入れるとともに、2階ベランダの洗濯物干し竿や籠も室内に取り入れ、風呂釜にも水を張った。今日は朝からそう強く雨風が強まることはなく、小止みの時を見計らって買い物にも行けたので少し息抜きができた。台風襲来というので家を締めきって籠城状態だとできることもなく、つまらない。と言って出かけることもできないので、台風情報ばかり見ていてあまり楽しくない一日だったこれから今夜遅くにかけて200ミリほどの猛烈な雨が降り、陸上では３０ｍの風が吹くと今もラジオが告げている。何とか酷い被害が無いよう祈るばかりだ。

  2024年08月16日

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  お盆の日常

  8月15日木曜日。お盆だ。親不孝者の私は田舎に帰って墓参りもせず、東北ツアーで疲弊した体の疲れを癒した。そこに丁度、梅干し作りの好きな若い友人が梅干しを送ってくれた。神奈川ＪＡの梅で外には出回ることのない「十郎梅」という貴重な梅を使用したものと彼女のお父さんの友人宅の梅を漬けたもの2種類だ。今年は梅が不作で梅の実を調達するのも大変だったろう。どちらも試食してみたら相当塩辛かった。何％の塩で漬けたのだろう。私がつける梅は塩分18パーセントだがそれより塩辛い。いずれにしても有難いことだ。登山のおむすびに使わせて頂こう。午後遅くになって夫がハンバーガーを食べたいというのでコメダコーヒー店に行った。80歳を過ぎた年寄りなのにハンバーグが好きだ。私はかき氷を食べたら量が多すぎて食べきれなかった。 連日の猛暑で家族も夏バテ気味なので夜は焼肉をいてスタミナ補強した。

  2024年08月15日

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  宮沢賢治の世界が広がるイーハトーブアベニュー

  8月11日日曜日。焼山ハイクと後生掛温泉が終わった時点で今回の山旅は解散した。立派なドクターばかりのツアーで学ぶことが多かった。頼もしい梅田ガイドともここでお別れし、首都圏に帰るA子さんと私は熊谷さんの車で盛岡まで送迎してもらった。熊谷ガイドがついでだからと駅前のイーハトーブアベニューに案内して下さった。おまけに訪れたここが素晴らしかった。公の美術館・博物館・文学館のいずれでもなく、全く個人の店で入場無料なのだが宮沢賢治に関する展示がいろいろあった。賢治の詩にちなんだ絵画や書などがセンス良く配置されていて見て回るだけで宮沢賢治の世界に浸ることができた。吹き抜けの中庭には青りんごの木があって清々しかった。　  　　賢治のレリーフ　　　　　　青りんごが瑞々しい中庭　　　　　　　賢治の詩の書その建物を出た通りがアベニューで賢治に関する様々なモニュメントが制作・展示されていた。賢治の作品ではないがこちらも賢治の世界をイメージさせる素敵な空間になっていた。　セロ弾きのゴーシュのイメージ「素敵ねえ」と言ってる間にどんどん時間が過ぎて、新幹線の指定席が気になってきて盛岡駅のみどりの窓口に飛び込んだ。ほとんど完売した指定席の中に2席だけ残っていた「はやぶさ」が見つかり、Ａ子さんと二人で素早くタッチして確保した。ヤレヤレ、これで座って帰れるぞ。一安心はしたが一つ心残りがあった。盛岡冷麺を食べて帰りたかった。でも発車までに時間がない！！。止むなく土産に買って新幹線に飛び乗ったのだった。楽しく刺激的だった二日間の東北ツアーが無事修了した。

  2024年08月14日

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  何度でも行きたい藤七温泉と後生掛温泉

  8月10日土曜日。八幡平ハイクの後は藤七温泉に泊まった。ここは最高に面白く楽しい温泉で私は数年前泊まって以来の大ファンになっている。何が凄いといってこの温泉宿が豪雪で廊下が著しく傾いているがそれを手入れし磨いて使っている。露天風呂が何個かあるのだが、その底が粘土質の地面でそこからボコボコと熱湯が湧き出てくるのだ。その足裏の原始的触感や熱さにしびれる。露天風呂で混浴なのだが女性だけの限定時間もあるし、女性専用露天風呂もあるので特に困らなかった。　露天風呂は最も上の一の湯から四の湯まであり、一の湯まではちょっと傾斜のある山道に置かれている小さな板敷きを登っていく。野趣あふれて最高に面白い。夜道で暗くこころもとなくて「ヘッデンが必要だね」皆さんと裸で入って泥に触れては「熱い熱い」と子供のように言って騒いだのがすごく楽しかった。ここの食事はバイキング方式だが野菜と山菜の種類が豊富で地元のきりたんぽや稲庭うどんなどもあって薬膳のような素朴でヘルシーなものだった。部屋にテレビは無く、とても寛げた。　藤七温泉のバイキング翌日行った後生掛温泉は焼山ハイクに行く途中で噴煙あがる野性の温泉場を見ながらのぼったのでものすごく期待していった。  　登山道からみる後生掛温泉外部　　　　　　　　　　　　　　　　　　　箱蒸し風呂と火山の湯(HPより）昔から「馬で来て下駄で帰る後生掛」つまり来た時は馬で来るほどの病人がこの温泉に入ると高下駄で帰れると言われたほど効能があるという。神経痛の湯、火山の湯、泥湯、打たせ湯、箱蒸し風呂、露天風呂など７種類の温泉があってこじんまりしているがとても面白かった。時間が少なかったのでどれも短縮ではあるが全種類の温泉に入った。ハイクの疲れと雨で冷えた体が芯からじんわり温まった。　温泉イラスト(HPより）八幡平や焼山の自然も良かったがこの二つの強烈な個性の温泉は体を通して内部まで染み入った。また来たいなあ。

  2024年08月13日

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  雨の中で焼山ハイク

  8月11日日曜日。明け方から雨が降り始め、起きた時は山の斜面は一面真っ白で雨がふっている。今日はどうなるんだろうと思っていたら、梅田ガイドから「焼山に登って後生掛温泉でひと風呂浴びましょう」と提案があり、一同雨具上下に身を固めて出発した。まず藤七温泉を出て秋田県に入り、焼山登山口まで車で移動。そこは後生掛温泉が目の前で一旦下って緩やかな山道を登り始めた。雨がシトシト降ってはいたが風はなかったのでまだ助かった。昨日と同じく道々の花や植物、今日は雨できのこがあちこちに観られたのでキノコの解説などを聞きながら登った。中腹からブナの森が出現し、素晴らしい森の中を登っていった。  国見台から毛せん峠を経て焼山山頂に到着。雨が次第に本格的になり、木道が滑るので神経を使った。のんびり自然観察しながらお楽しみハイクしていたら時間がかなり残り少なくなっていた。記念写真を撮ってすぐ下山開始。後生掛け温泉の時間は2時45分までなので少なくとも2時には温泉に入らねばならないという計算になり、一同黙ってモクモクと雨の中を下っていき、何とか温泉開館時間に間に合った。ヤレヤレだ。全身ずぶ濡れだった。

  2024年08月12日

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  幻想的風景の八幡平散策

  8月10日土曜日。やっとのことで盛岡駅に到着し、迎えにきたガイドの熊谷久美子さんの車に同乗し、アスピーテラインを一路八幡平登山口まで向かった。台風の接近で八幡平登山口周辺はガスがかかって風も少し吹き始めていた。ここで今回の参加者が一同に会した。ガイドは梅田さんと熊谷さん、歯科医のご夫婦、歯科医と耳鼻科医のご夫婦、透析技術者の女性に私で私以外は全員プロのそうそうたる医療関係者だったので内心超ビビった。でも八幡平の緩やかな登山道を登り降りしながら、皆さんと打ち解けてとても和やかなハイクになった。アオモリトドマツが独特のシルエットで湿原の上に延び、ガスの中で水墨画のような雰囲気だった。湿原の中には木道が延びていてその周辺は池塘が点在し、花が咲き乱れている高層湿原でまさに天上の楽園だった。    皆さんとゆるゆる歩いて稜雲荘という避難小屋にたどり着いた。ここで熊谷さんがチャイをふるまってくれて一同身も心も温まった。                       稜雲荘で寛ぐメンバー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幻想的な池の風景両ガイドから湿原の花や植物について詳しい説明を受けたがほとんどは忘却の彼方だ。八幡平山頂に着いた時、数年前ここに登った時のことなど思い出した。あの時はまだ秋なのに雪が降って展望台も雪の中だったなあ。その後もくねくねと道を歩いて一周し、最後はまた元の登山口に戻った。刺激的とは言えないがのんびりした良い半日だった。たまにはこういうのも良い。

  2024年08月11日

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  激混みの三連休・東北新幹線で盛岡へ

  ８月10日土曜日。今日から2泊3日で東北の裏岩手縦走をする予定になっている。所がそれに合わせたかのように台風5号も東北を訪れるではないか。ガイドから計画変更の連絡があり、行くか止めるか迷ったが滅多にない機会なので出かけることにした。朝の東京駅はこれまで見たことのない激混み状態だった。ホームにもコーヒーショップにもあらゆる所に人が溢れていて危機的状況だった。3連休だしお盆休みとも重なっているので家族連れも多かった。人混みの中ですごく苦しく、こんな時期に旅を計画にいれた自分の愚かさを実感した。更に1週間前に切符を予約したのに「はやぶさ」も「こまち」も既に指定席は満杯で取れず。立席特急券なるものを買って8:19分発の「こまち」に乗った。　　はやぶさもこまちも全席指定立席特急券というのは指定席が完売になった時にだけ発売されるもので料金は600円位。案内では空いている席には座ってもよいと記載されていたので東京駅で空いていた席に座っていた。所が車掌が来て「席座に座ることはできないのでデッキに出て下さい」と言う。デッキは冷房がきかず暑いので嫌だ。でも仕方なくデッキ付近にうなだれて立っていたら車掌が「大丈夫ですか？」と聞く。こんな年よりが暑いデッキで立ったまま盛岡まで2時間半近くも大丈夫な訳ないだろ！！。「大丈夫でもないんだけどデッキに出てと言われたので仕方なく」と言ったら「盛岡までなら930円出してもらえば席があります」というではないか。思わず棚ぼたに喜んで930円を払い、無事合法的に席に座れたのだった。新幹線に座ってしまえばあとは快適そのものだ。流れる車窓の景色を見ながら盛岡駅に到着した。ヤレヤレ、ここまでが核心だ。

  2024年08月10日

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  宙斗くん、銀メダル～パリオリンピックボルダー＆リード

  8月９日金曜日。今日はパリオリンピックのボルダー＆リードの決勝があるので夕食後はテレビにかじりついていた。安楽宙斗くんはボルダー部門で１位につけていたので安心はしていたが、ドキドキしながら見ていた。海外の筋肉隆々とした大柄な選手が次々と難しい課題を昇っていき、最後の８人目が宙斗くんだった。初めて出てオリンピックの最後の最後、大トリでさぞプレッシャーがあったことだろう。登場した時、いつもとちょっと雰囲気が違うなとは感じた。すぐ昇り始めて次々と難しいホールドをクリアして、最後の黒いホールドまで進んだがあと一手で金メダルという所で落下してしまった。思わず「アー」と叫んでしまっていた。   　               下部　　 白ゾーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中間　黄色ゾーン   　　　　上部　黒ゾーン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最高部　青ゾーン結果は銀メダル。１位はイギリスの１９歳の選手だった。ボルダーは低かったのでリードで高位置まで昇り、逆転優勝した。確かにこの選手のほうが多少軽々してたし、レストもして力を抜いていたかな。でも１７歳で初出場のオリンピックで銀メダルだからたいしたものだ。（写真はすべてテレビの画像を写したもの）　表彰式　右１位の選手宙斗くん、お疲れ様でした。

  2024年08月09日

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  虚脱感とプルメリアの花

  ８月８日木曜日。今日は実は八ヶ岳大同心雲稜ルートを登攀に行く予定で準備万端整えていた。所が前夜になってガイドから連絡がきて、明日の午後（つまり今日）は雨、明後日（登攀本番日）も雨が降るというではないか。一般的予報では晴れとか曇りなのでにわかには信じられなかったが、ガイドが言うのだからあながちでたらめではないだろう。止む無く雲稜ルートは中止になった。ここに行くために筋トレや暑さの中のウォーキングなど頑張ってきたので、それが無くなった途端、大きな脱力感に襲われた。気がぬけてしまった。そのせいで今日は一日何もしないでダラダラしていた。ほんのちょっとの時間、ご近所に野菜を買いに家を出た時、プルメリアの花が咲いていて珍しかった。達人さんのブログに時々出てくる南国の花なので親しみを感じた。　

  2024年08月08日

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  東京都中学生吹奏楽コンクールで孫の葵ちゃんが活躍

  8月7日水曜日。今日は暑さを押して第64回東京都中学生吹奏楽コンクールを聴きに練馬まで遠出した。孫の葵ちゃんはこの春、中学校に入学して吹奏楽部に入り、トランペットを吹いている。オーディションに合格してコンクールのメンバーとしてこのコンクールに出場するので娘と一緒に会場に応援に行ったのだ。練馬と言えば練馬大根で有名な土地であり、一応東京都ではあるが、ほとんど埼玉県だ。練馬文化センターという所も初めてだが、東京都の吹奏楽コンクールに来たのも初めてで驚くことばかりだった。まず驚いたのはその大混雑ぶり。東京都は中学校数も多いから出場校も千葉県とは比較にならない。４日間に分かれて午前・午後の部でコンクールが行われているし、審査員には４０人以上も有名音楽家の名前があがっていた。　　更に各校が演奏する曲が高難度が多く、現代作曲家の作品が溢れていた。娘と私が知っている吹奏楽コンクールでよく演奏されていた曲は４曲くらいしかなくて呆然とした。吹奏楽コンクールの世界も様変わりしていた！！。世間知らずだった。久しぶりに見る葵ちゃんは顔が引き締まって精悍な顔になり、以前のふっくらした顔とは全く変貌していて、ステージに出た時、どこにいるのかすぐにはわからない程だった。演奏も上級生に交じって立派にこなしていたし、全体の演奏も相当立派だった。曲目は「想い麗し浄瑠璃姫の雫」という聞いたこともない新しい曲だったのでこちらにも驚いた。沢山のパーカッションが入っていて難しい曲だった。コンクールの結果はネットで連絡されるんだとか。娘は保護者として楽器の運搬などを手伝わなければならないというので練馬駅で別れた。葵ちゃんとも顔は合わせたがほとんど言葉を交わすことができなくて残念だった。でも彼女の飛躍的成長を目にして本当に嬉しかった。

  2024年08月07日

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  安楽宙斗くん、大差で１位キープ～パリオリンピックボルダー

  ８月６日火曜日。昨夜、パリオリンピック男子ボルダー＆クライミング部門のボルダーラウンドを観戦した。葛西のクライミングジム・ロックランズで週1回お世話になっている田中星司さんも選手に帯同してパリにいてその様子をインスタで発信してくれている。結果は安楽宙斗くんが２位を大差をつけて１位をキープ。最高に嬉しい。彼はロックランズで見る時と同じく飄々として力み感がなく、淡々と難しい課題にトライしていた。１番目の課題を完登し、２番目の課題も１回のトライで落とした。全参加者の中で２個の課題を完登したのは彼だけという素晴らしさだ。２位はオリンピック連続参加の楢崎選手。４番目の課題を完登している。真っ白なボードに課題が設定され、ステージの上で演技するような感じ、その前には沢山の観衆がひしめいていて興奮のるつぼと化している。こんな極限の緊張状態の中で１７歳の宙斗くんが淡々とトライしていつもと同じ力を発揮していることが奇跡的に感じられた。競技の解説者は平山ユージさん、かっての世界王者の経験で適格な解説をされていた。次のリードラウンドは７日に行われる。見なくちゃ。がんばれ、我らが千葉県民・宙斗くん！！。

  2024年08月06日

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  デ・キリコ展と「神護寺」が素晴らしすぎる！！

  8月5日月曜日。今日も暑かったが頑張って朝は5時起き、筋トレにヨガをこなしたあと、ウォーキング90分、11619歩を歩いた。上野で以前から気になっていた展覧会を二つ観てきた。まず東京都美術館のデ・キリコ展。形而上絵画という独創的発想の絵画で超面白かった。どう表現していいかわからないがとにかくその従来の絵画ではない絵画で遠近法とか知性とか無視してるんだけど何か惹かれてしまった。心理学者の説だと既視感（デジャビュ）の反対で離人感の絵だというが、そんなこと全く実感できなかった。   デ・キリコ展で頭と感覚を刺激され、かき乱された後は東京国立博物館平成館で行われている創建1200年記念特別展「神護寺」～空海と真言密教のはじまり～へ。これは予想以上にものすごかった。膨大で綿密な資料と展示がされていた。特に1200年前の巨大で古色蒼然とした高雄曼荼羅、四天王立像や12神将立像などには圧倒された。滅多に見ることができるものではない貴重な宝を目にした。 こんなすごい宝物、あわただしく観て回るのはいかにももったいなく、一日かけてじっくり丹念に観るべきものだと反省した。二つも一日に欲張って観て、とても疲れた。 　　　　東京国立博物館前景　　　　　　　　　　　　　　　屋外の作品

  2024年08月05日

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  忘れた帽子が戻ってきた～JR東日本の底力

  ８月4日日曜日。今日の暑さは半端なかった。さすがに疲れを感じて筋トレもウォーキングもしないで涼しい所でのんびりしていた。恥ずかしい話であるが7月22日から火打・妙高登山に出かけた時、帽子を忘れてしまった。総武線快速の東京駅で新幹線に乗り換える時に車内に忘れた（と思っていた）登山から帰宅し、後かたずけが一段落してJR東日本の忘れ物係に電話してみた。その帽子は今年新しく購入したパタゴニア製の白地にメッシュの登山帽で初めてかぶっていったのに忘れてしまったのだ。担当の男性係員から帽子についてかなり詳しく聞かれたが、その帽子は何と習志野警察署に届いているというではないか。何て気がきくんだ！！。習志野警察署なら自宅から車で5分の場所だ。あまりの有難さに感激し、早速警察署に出向いて帽子をもらってきた。受け取る時、やはり帽子について詳しく聞かれた。色、形、名前の字などなど。　忘れた帽子忘れ物なんてJＲでは毎日何百件もあるだろう。それをきちんと把握し、管理しているＪＲはすごい。数年前にも手帳を忘れたことがあったが、ちゃんと保管してくれていた。ホントに表からは見えない所で底力を感じる。

  2024年08月04日

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  セミの季節

  8月3日土曜日。ほとんど毎日朝の5時頃に起きて、家事・筋トレをこなして8時半頃にウォーキングに出かける。早く歩けないからほとんど散歩状態ではあるが、日傘をさして60分から90分を日陰を探しながら歩いている。最近は木陰を歩くとセミの声がかまびすしい。ミーンミーン、ワシワシワシワシなど暑さを一層感じさせる迫力で鳴いている。まさに盛夏である。今日は立ち止まって写真を撮った。抜け殻から撮り始め、最初は遠くから息をひそめて静かに撮っていたが、蝉が逃げないので大胆になり、近寄って撮った。羽根がまだ薄いからひょっとしたらこの抜け殻から抜け出てきたばかりのセミだろうか。    抜け出たばかりならまだ動きが鈍いから私が近寄ってもパッと飛び立たなかったにかも。朝イチでちょっと楽しいものを見た。

  2024年08月03日

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  招き猫の押し花絵額がやっと完成

  ７月２日金曜日。押し花の先生が人工関節手術のため、入院されていた関係で７月の押し花教室が今日に変更になっていたので、八千代台まで炎天下、日傘をさして出かけた。先生は手術の経過もよく、お元気そうだった。私は長い間、ノロノロやっていた猫の押し花絵額をやっと仕上げた。押し花とビーズのコラボ作品で見本をみたらとても可愛かったので、自分の家で飼っている猫のイメージで作ろうとしたのだが、考えが甘かった。押し花だけならそうでもないのだが、ビーズが加わっていて、ものすごく小さなミリ単位のビーズを全てボンドで貼り付けなければならないのだ。手間暇がかかるうえ、中々美しく貼れないのでストレスがたまった。この作品を選んだことを後悔した。更に猫の表情がどうやっても可愛くできないのだ。がっかりしてしまった。でもいつまでも猫に関わっている訳にもいかないので、無理矢理仕上げて、今日は密封した。美的センスがないのでイマイチだけどこれが自分の力なのだから仕方がない。　　　　　　　　

  2024年08月02日

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  孫ど同学年の中学生と一緒にクライミング

  8月1日木曜日。5時に起きて家事をかたずけ、筋トレとウォーキングをこなし、11時に家を出発して葛西のロックランズへ。久しぶりのジムトレだ。今日は夏休みということで大人は私とビーチくんだけであとは中学生ばかりだった。中学1年のチセくん、スミレちゃんだ。チセ君は5.13aを昇る少年なのだがまだ変声期を迎えてなくて高い声でしゃべるので小学生の雰囲気に近い。他にも親がビレイヤーをする少年・少女が多かった。中学1年と言えば孫の葵ちゃんと同学年でつまりは孫と一緒に練習していることになる。チセくんがクライミングしない間、腹ばいになってワークをやっているのがいかにも宿題に追われる中学生という感じで好ましかった。今日はアップに2本ほど昇ったあと、黄色の5.10a、ピンクの5.10aを2回、オレンジの5.10b、赤の5.10dを昇った。5.10ｂの一か所が難しくてクリアできず残念。5.10dも易しくはなかったが何とかトップアウトはした。壁が全面張り替えてあり、全く新しいルートになっているのでなかなか難しく感じた。今日もメチャクチャ暑い日だったので、その中で力仕事をして結構疲れたが頑張れてよかった。  　　　　　スミレちゃん　　　　　　ビーチくん　　　　　　　　　ワークをするチセくん

  2024年08月01日

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  ひまわり回廊でひまわり摘み

  ７月31日水曜日。毎日バタバタ過ごしているうちにもう7月も最後の日になった。今日はいつもほど強烈な日差しが降り注がなかったので娘と二人で藤崎のヒマワリ回廊に行ってヒマワリ摘みをしてきた。昨日夕方の激しい雨のせいか、ひまわりは全員下を向いてしまっていて残念だった。でもこのヒマワリ回廊は本日までと記載されていたので、最後の日に来れてよかった。5本100円で10本のヒマワリを摘んだ。かさばるし帰宅する間にしおれると思って今日は車で来ていたのですぐ帰宅して、ひまわりを生けた。室内がたちまち明るくなった。猫が花びらを食べたそうにしていた。

  2024年07月31日

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  天狗岩学芸大ルート登攀

  一夜明けて７月２６日土曜日。今日も晴天に恵まれた。今日は宝剣岳のすぐ近くにある天狗岩学芸大ルートを登攀した。天狗岩を正面にみてその裾にあたるガラガラの斜面を急下降し、途中から登り返した地点が取り付きだった。全４ピッチで第一ピッチから第３ピッチまではフェースで迫力ある岩を昇っていく。背中には中央アルプスから木曽御岳方面の景色が一望に俯瞰でき、最高のロケーションだった。　　　　　天狗岩正面壁　　　　　　　　　　　　　　学芸大ルート取り付き　　　　　　御岳山第一ピッチから第３ピッチまでは通常の岩壁を昇っていく。易しくはなかったが越えられない程の難しい所はなく、岩は乾いて固く安心して持つことができた。 問題は顕著なクラックが走る急斜面の第４ピッチだった。正面に２本のクラックが走っていて、少し蛇行して走る左が比較的手ごろ、直上する右は相当難しいと告げられた。どちらを昇るかという選択になり、愚かで身の程知らずの私は一直線に延びる右側のクラックが美しかったのでそちらを選択した。所がこれが予想以上に難しくて難渋した。ジャミングで昇らねばならないのにその体制がつくれず、レイバックで昇ったりして疲れた。最後はとても悪いラインで鳴海さんに引っ張ってもらったりもした。　  　第４ピッチのクラックとそれを昇る鳴海ガイド散々苦労してやっと終了点までトップアウトした。そこから一旦岩稜を下降して平地に降り、更に登り返して天狗岩頂上に出た。ものすごい眺めだった。私たちを見ているギャラリーも相当数いた。   　天狗岩山頂にて                                                                                    登攀終了後の寛ぎ

  2024年07月30日

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  晴天に恵まれて宝剣岳中央稜を無事登攀

  宝剣岳中央稜は全4ピッチのアルパインルートである。第一ピッチはルートがわかりにくい上悪かった。鳴海ガイドが悪いよと言いながら昇っていったが、私が昇ってみるとホント、悪くててこずった。プロのガイドが悪いというラインを身長136㎝の老女が昇る訳だから難しかった。ホールドに手が届かないからあれこれ方法を模索しながらやっとずり上がって進んだ。　草付きと茂みが連続する中に壁が延びている。2ピッチ目も似たような感じでいかにも日本のアルパインルートそのもので泥臭かった。実際泥の上を歩いたりせざるを得なかった。しかし3ピッチ目になると草付きや茂みは少なくなり、岩が露出してくるようになった。最後にハイマツの茂みを乗り越えると美しいクラックが出現した。オケラクラックだ。　　　　　　3ピッチ目　やっと岩らしくなった　　　　　　　　　　　天に延びるオケラクラックオケラクラックは快調に昇れ、無事終了点に到着。おおいに安堵した。岩場の高い所から緑豊かな千畳敷カールが扇状に広がる中を蟻の行列のように無数の登山者が行き来しているのが俯瞰でき、とても開放感に溢れていて最後は気持ちよかった。 　終了点にて　　　　　宝剣岳山頂にて鳴海ガイドと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終了点から宝剣岳山頂に登り、慎重に下って一般道に合流し、今夜の宿・宝剣山荘に下山した。時刻は丁度４時頃でなかなか良い帰着時間だった。超久しぶりのアルパインクライミングが何とか無事終わって嬉しかった。

  2024年07月29日

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  中央アルプス宝剣岳中央稜登攀前半

  7月26日金曜日。朝6時に諏訪のホテルに鳴海ガイドが迎えに来てくれ、車に同乗してまずは登山起点の菅の台バスセンターに向かう。バスセンターに到着したら既に長蛇の列でまあ、ここが激混みなのは承知の助ではあったがやはりと思うしかなかった。7時半始発のバスに揺られてロープウエイ駅まで山道を上がり、ロープウエイ駅からゴンドラに揺られて標高2600ｍの千畳敷まで標高800mを7分で上昇した。千畳敷の眺めは圧巻だった。カールには高山植物が咲き乱れ、稜線には宝剣岳がギザギザの岩峰を天に突き立てていた。日本のエギーユジュミディだ。沢山の登山者が溢れて歓声をあげている。初めてこれを見たらそりゃ、感激するだろう。ガイドと二人で千畳敷の中の小径を登った。標高は高いもののやはり炎天下を登るのでかなり暑かった。登山者が多くて道に数珠繋ぎになり、早く歩くこともできなかったが自分自身も速くは登れないので程よかった。途中から傾斜が急になり、よく整備された道を一登りすると稜線に到着。今夜の宿・宝剣山荘に不要な荷物を預け、登攀スタイルになっていざ、中央稜に出発。  　   　駒ケ根神社にお参りして　　　　　　　　　　　宝剣岳　　　　　　　　　　ブルーの屋根の宝剣山荘中央稜は宝剣岳の中央を走るルートで積雪期はカールから直接取り付きに登っていけるのだが、花の豊富な今の時期は植生保護のため、カールの中を通行できない。そのためいったん宝剣岳山頂まで登ってそこから懸垂下降して取り付きまで下るという二重の手間を要した。登山者で混みあう宝剣岳山頂から慎重に懸垂pointを探して懸垂下降した。草や木が茂っていてロープがからんだりしてなかなか骨折りの懸垂下降だった。3回の懸垂でやっととりつき地点に到着。ヤレヤレ、ここまでで何だか疲れてしまったわい。

  2024年07月28日

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  疲労回復に専念し、諏訪で前泊

  7月24日水曜日の朝は悲惨だった。昨日12時間登山の過労が顔に出て、顔全体がむくんでいる。小さい目が更に細くつぶれ、zシミがさらに増えている。体全体がはりはりしてはれぼったい。これはイカン、二日後の26日から中央アルプスに行くことになっているのだ。これはずっと前から決まっていた山行なのに妙高で頑張り過ぎて疲れた自分が愚かなのだ。最近の自分のお気に入り・アリナミンの疲労回復ゼリーをすすり、中央アルプスの地図を出し、登山用品を整理して衣類を洗濯し、登攀用の装備に切り替える。今度はアルパインクライミングで超ひさしぶりなので少し緊張感もある。　　最近の必需品アリナミンゼリー翌7月25日は整形外科で脊椎菅狭窄症の薬をもらい、更にくらげ整形でリハビリを終えた後、自宅を後にして前泊地の諏訪に向かった。諏訪に下車するのは初めてだった。直前の予約だったので部屋が空いていた所に予約したのだがどうもラブホテルを改造したような宿だった。でも室内は綺麗だしアメニティ類もきちんとあったので不足はなかった。恋人二人用の大きなベッドに独りで眠って翌日に備えた。

  2024年07月27日

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  燕温泉から関川駅でほっとする出会い

  やっとのことで燕温泉バス停に到着したのが夕方6時10分。最終バスは6時01分でこの時間は把握していたのだが何せ強硬スケジュールの上、自分の脚も遅いのでほんの少しの差で間に合わなかった。残念だがそれよりも朝6時から歩き始めて夕方の6時まで休憩時間込みでも12時間も登山を続けて無事に下山できたことのほうが私にとっては価値があった。燕温泉はひなびた温泉で閑散としていた。バス停に座って頭を冷やし、タクシーを手配した。30分後にきてくれるとのことで有難い。残った行動食を食べていたら黄色のシャツに赤いパンツのおじさんが前を通っていく。その黄色と赤に見覚えがある。称名滝の下、登山道の対岸で赤いパンツと黄色の衣類が山の斜面に干してあり、裸になって野天風呂に入っていた男性がいた。その男性ではないか。声をかけると近づいてきて、色々話ができた。この男性は今朝、燕温泉から妙高山に登り、同ルートを下山中、温泉を見つけ、のんびりしてきたという。彼も一日中、人と会わなかったのだろう、やっと私にあって堰をきったようにいっぱい喋ってくれた。あっさりして面白いおじさんだった。そうこうしているうちにタクシーが来て、関川駅までお願いした。運転手さんがまた良い方でここでも楽しい話が聞けた。関川駅なんて全く未知の駅なので困惑している私に「直江津行に乗って上越妙高駅で降り、新幹線に乗れば東京方面に帰れる、直江津行きは2番線です」と懇切丁寧な対応をしてもらった。おかげで無事、帰宅できたのだった。最後の最後にちょっと心がぬくもる出会いがあった。新幹線の中で爆睡し、帰宅したのは7月23日夜の11時頃だった。体は疲労困憊だったが心は充実感に満たされていた。この山旅で出会った花の一部を紹介します。    　 

  2024年07月26日

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  やっとのことで燕温泉に下山

  妙高山に登ってしまえば後は楽勝とのんきなことを考えていた私は大バカ者だった。あれだけの悪路の末にある妙高山頂からの下山が一筋縄でいくわけがない。妙高山北峰から最高峰の妙高大神まで登った。ガスって眺望は良くなかったし、完全な無人で日も既に傾き、荒涼とした雰囲気だった。さすがに多少心細くなってきた。一息ついてすぐ下山に取りかかった。山頂からとても分かりにくい岩の中の踏み跡を慎重に探しながら登山道らしきものをたどって何とか山頂付近の岩場を脱出した。本来ならロープウエイのある赤倉温泉に下山する予定が現在改修中で動かないため燕温泉ルートを取ったのだがすごく遠かった。途中、有名な長い長い鎖場を通過し天狗堂まで下る。天狗堂で一休みしてルートを確認した。　　鎖場と天狗堂道は天狗堂で赤倉温泉側と燕温泉側に大きく分かれている。燕登山道方面に入って辛抱強く下り続けるがどこまで下っても通常の山道にはならずスイスイと下ることにはならなかった。北地獄谷辺りでは硫黄の匂いがプンプンしたし、沢の渡渉が何か所かあって迷いそうだった。これまでの経験でピンクリボンを探して慎重に行動した。下っていくうちに山腹に上部と下部2本の滝が見えた。称名の滝だ。豪快とは言えないものの水しぶきを上げて下る様は清涼感がある。　称名の滝滝を見ながら舗装状の小径をグングン下った。温泉組合が作った道だそうであちこちに温泉が噴き出る上にブルーシートが掛けてあり、更に温泉の匂いが強かった。その内、温泉宿のような建物が見えてやっと燕温泉に到着した。ヤレヤレ、生還した。参考タイム黒沢池分岐9:17　9:25⇒黒沢池ヒュッテ10:24　10:35⇒長介池分岐11:44　12:20⇒妙高山北峰14:00　14:10⇒天狗堂15:37　15:50⇒称名の滝付近17:10　17:19⇒燕温泉バス停18:10

  2024年07月25日

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  手強かった妙高山

  7月23日火曜日後半。火打山・妙高山縦走。火打山をルンルン気分で下山して分岐まで下り、黒沢池ヒュッテ方面にルートを取る。平な道かと思っていたが茶臼山を越えるのでまず登らねばならなかった。茶臼山辺りにくると妙高方面は一面真っ白なガスに覆われてしまった。黒沢池ヒュッテまでなんとかたどり着いて水分を買おうとしたら何と山小屋が締っていて無人ではないか。これは困った。昨日の帽子忘れに続き、今日も朝からトラブル。まだ朝10頃でこれからの長い行程を考えると水なしでは自殺行為で今度こそ遭難する。困り果てて無責任な山小屋管理人をののしったがどうしようもない。地図を開いて入念に見ると長助池分岐に水マークを発見。ここで沢の水を補給することに一縷の望みをかけて出発。所がこの長助池分岐までが遠く悪路だった。所要時間は60分だったがとてもそんな時間では着かず、暑い中難路に苦労してやっと分岐に着いた。あった、あった、沢の水がチョロチョロと湧き出していた。池の水ではないからそのまま飲める。思う存分清水を飲んで乾きを癒した。ここでランチもして一休みした。けっこう疲れていることを感じた。　　　青いドームが印象的な黒沢池ヒュッテ　長介池分岐の水場　　　　　　聳える妙高の岩壁問題はこの先の妙高山だった。何とも例えようにない急坂・悪路だった。一直線の直登で岩だらけの道を辛抱強く登るほかなかった。ここまで手強い道とは想像外だった。北アルプス三大急登よりはるかに悪い道だった。悪銭苦闘し、忍耐に忍耐を重ねてやっと妙高山北峰に到着。おおいにほっとした。しかし最高峰は更に東側の妙高大神だった。　　

  2024年07月24日

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