林艮酔記　

池袋のイタリアンなお店で，グラスワインを片っ端から。

まずはスパークリング。
モンテベッロ・スプマンテ・ブリュット。
…ふつうのスプマンテ。まあ，こんなもんでしょ。

次はボージョレ・ヌーヴォー（イタリアンなお店なんだけど，置いてあった）。
つくり手は，ブシャール・エイネ・エ・フィス。
（ブシャール・ペール・エ・フィスとは，関係ないのか？）
昨日飲んだルロワのヌーヴォーは，果実の甘みがうまかった。
一昨日飲んだジョルジュ・デュブッフは，いつものふつうの味だった。
でも今日飲んだこいつは，香りがひねてて，味はやせてて，酸っぱいばかりでうまくなかった。

さて，次。
ダナエ･アリアニコ・ベネヴェンターノ。
「どこですか？」と聞いたら，
「アリアニコはサルディーニャかカンパーニャかしかありません」
と，つれないお返事。で，こいつはどっちなの？
もともとの性質か，それとも開けてから時間が経っているせいか，
いずれにしろ，ほとんど香りを感じない。
となると，自動的に味気なく感じる。
（香り７割，だと思っているので(^^;）

ほい，お次。
ファルネーゼ・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ。
ほんの少しタンニンがあるかな，という以外は，
さっきのアリアニコとほとんど変わらない。
ウマニ・ロンキのモンテプルチアーノ・ダブルッツオは，ずっとうまいぞ。

次。
モンテスアルファ・カベルネソーヴィニヨン。
香り，よし。味，よし。
まあ，こういっちゃナンだが，チリカベのうまさだけど。
でも，イタリアンなお店で，チリのワインがいちばんうまいってんじゃ，ねぇ…
品揃え，考えた方がいいんじゃない？

赤は飲み尽くしちゃったので，今さらの白。
ウマニ・ロンキ・レ・ブスケ。
マルケ特産ぶどうのヴェルディッキオとシャルドネ。
ウマニ・ロンキは，安心して飲める。

そして最後に，
ヴィラ・モンテス・ソーヴィニヨン・ブラン。
結局チリかい(^^;
いかにも南方のＳＢという味でありました。

それにしても，お店にとっては，さぞ迷惑な客であったことでありましょう(^^;


帰宅後，
オリジンの「かきフライ＆しょうが焼き弁当」をつまみに
グロフィエの残り（まだまだ元気だった！）を飲んで，
「あ～，やっぱピノはいいなぁ」


ちなみに，
ルロワのラベルは去年も緑の鉢巻きをしていたらしい。
あれぇ，おかしいなぁ。
記憶回路が完全にいかれてる…