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林艮酔記 

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2007年04月13日
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カテゴリ:ドイツ
IMGP0477.jpg某月某日。
またまた○急百貨店○横店ワイン売り場にて。

掘り出し物はないかなと物色していたら,
ドイツワインの試飲をやっていた。

担当しているのは,背の高いお兄さん。
「今週いっぱいで~す」
妙に愛想がいい。

期間や品数の限定には弱い林艮である。
早速ちょっと心が動いてしまった。

そもそもドイツワインは,
ほとんど飲んだことがない。

大昔,
角川映画で有名な女優が
某安ドイツワインのCMをやっていたころ,
CMにだまされてコンビニで買って
手痛い目にあって以来,
自分で買うのはこわくなった。

何を買っていいか,とんと見当がつかないのである。

さてそのお兄さん,
3種類飲ませてくれるという。
とりあえず,のってみることにした。

使うのは,透明なプラスチックのおちょこ。
しかもワインは3種類なのに,替えてくれない。

こういう場合,ふつうは2杯目を入れようとした時点で
おちょこを替えそうにないのを見届けて「ありがとう」と言って去るか,
「これ,替えて」と言って交換を要求するか,
二者択一に迫られる。

けれどたいてい,どちらも選べず,
おなじおちょこに別のワインが注がれ,
味も香りもわかんなくなるのである。

なんでおちょこをケチるかなあ…
「わたしゃワインを勧めてますが,何にもわかってないただのバイトです」って
宣言してるようなもんだと思うんだけど。

で,そういうときは,第三の選択肢をとることになる。
すなわち,「何も買わない」

ただこのときは,
注がれたワインがうまかったのである。
で,
思わず2種類,買ってしまった。
そのうちの1本がこれ。


さて。
ミルクとリンゴの蜜の甘い香り。
対照的に,ミネラルしっかりしたきりりとした味。
酸味もダシも,そこそこちゃんとある。

刺身に合う。
赤穂鯛の煮つけにも合う。
茄子とピーマンの炒め物にも合う。

なかなかよろしい。

ところで,
ドイツワインのこともドイツ語も,ほんとによくわからん。
とりあえず,裏ラベルを丸写し。

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シュタット・ラー
ラーラー シュッターリンデンベルグ
(ラーばっかり(^^;)
オクセロア カビネット トロッケン

生産年:2001
生産地:バーデン地域/ドイツ
ぶどう:オクセロア(オーセロワ)
種類:白
----------------

フランス語の「X」の発音も,いまだによくわからん。
「オーセロワ」「オークセロワ」
「オーセデュレス」「オークセデュレス」
「フィサン」「フィクサン」
それぞれどっちが正しいんだろ???






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Last updated  2007年04月14日 01時14分15秒
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