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カテゴリ:少年誌コミックス感想
あらら・・・
あっけなく負けちゃいましたね。 準決勝で市大三高相手にもっといい試合になるかと思った のに降谷が崩れたまま立ち直れず。 これまでの感想はこちら。 春季大会準決勝、夏の前哨戦とも言える市大三高との対戦。 出だしの制球に苦しむ両校のエース、降谷と天久だが、立ち 直りに差が出始める。 ライバル・降谷への苛立ち、「エース」に寄せる信頼への 悔しさ‥憤りを胸にマウンドへ向かった沢村の投球は──。 天久も立ち上がりが悪かったし、どうなるんだろと思いましたが 天久の方はしっかり持ち直し、降谷はズルズル。 天久はまだ何考えてるんだか描かれてるからわかるんですけど 降谷の場合は心境の描写もないし、全く読めず。 エースとしての責任と気迫で押そうとしてるのは確かでしょうけど それが独りよがりで余裕がなくなって制球も定まらないのなら全然 アカンやないの?? 周りが声かけていても、御幸が献身的に支えようとしてるのにも 応えてるんだかどうなんだか・・・ やっぱりコミュニケーションに難あり?? 凄い球持ってるんだし実力は十分なんだから気負わず丁寧にいけば 問題なさそうなのにムラが多すぎ? というか世話かかりすぎ?? 苦手なんだったら無理にコミュニケーションを取ろうとしなくても いいだろうけど、それは力でねじ伏せることが出来る場合の特権で あって調子が悪くて足を引っ張ってるようなときは自分で何とか する努力も必要ではないのかなと。 投手の力が大きいとはいえ野球もチームプレーのスポーツですから。 でも、そんな降谷に腹を立ててるのは栄純だけっぽくて。 栄純の場合も「なにやってんだよ?お前なら何とかできるだろ?」 って感じですけどね。 全国の舞台に立ったことで更に高みを目指すことは最もなんだろう けど、上ばかり見てて目の前が見えてないんじゃね。 理想だけを追いかけて足元がふらついてる状態なんじゃないのかな と。 御幸も監督も降谷が壁を越えようとしてるのは理解してるからその チャンスを刈らずにおきたいみたいだけどそれで負けてしまっては。 まだ次がある試合だからいいってことだったのかしらん。 この経験を無駄にするなと降谷への期待は大きいようですが・・・ もっと甲子園常連で本当の強豪校であれば降谷に対して適切な指導 ができるでしょうが、そこまでの実績がないのが青道であり片岡監督。 これからといったところでしょう。 打たれるわ、制球悪くて四球出すわで降谷5失点。 満塁で4番打者ってところでやっと片岡監督は栄純と交替させます。 栄純は状況がわかってるから気合十分。 降谷が何と戦ってるのかはわからないけど投手の役割なんて目の 前の打者を打ち取るだけと集中。 どんな状況だろうと俺は俺を全うする 御幸が要求すると通りの球を投げる栄純に御幸も鳥肌が止まらない ようで。 おお~~~ついに栄純が台頭し始めてます!! 完璧なリリーフに片岡監督びっくり。 栄純が入ったことでベンチも明るくなっていい感じに。 割と投手ってのは周りが支えてあげないと・・・って気を遣わせる タイプが多そうに思えるけど栄純の場合は周りをリラックスさせ ますよね。 これまでは実力が伴ってなかったから評価は低かったけどこれからは いいんじゃないの? とはいえ、栄純にはある思いが。 もし、自分が降谷のような投球をしていたら・・・ 監督も御幸も降谷のようには引っ張ることはなくさっさと交替させ られていただろうと。 それが背番号の違い。 エースと控えの差。 扱いの差に栄純はもやもやを感じて。 その何とも言えない腹立だしさをプレイで発奮してますv その後の栄純の投球内容は神がかり過ぎてたようです。 が、すっかり立ち直った天久を青道は打ち崩すことはできず。 結局、5回の失点が響いて敗退。 負けたことで天久はより強くなってたようですね。 本番を3年の夏とするのなら早めに挫折して足りないところを 補強した方がよさ気? とはいえ、毎年3年生はいるわけだから強豪と呼ばれるチームは 毎年手を抜くわけにはいかないのが現状でしょう。 さぁ降谷は栄純の投球をみて何を感じたか。 そして自分の不調で負けたことに対し降谷は成長できるのか ってとこですね。 栄純はかなり自分の置かれた状況に対し緊迫感を持って臨んで ますが降谷はまだ漠然としてる感じ。 何をどうすればいいのか見えてないようですよね。 ここで一気に栄純は差を縮めることができるんでしょうか? ムラっ気の多さや不安定さは栄純の方があったのにいつの間にか 逆転してるみたい。 自分に足りないものを自覚し、目標設定を具体的におくことで 飛躍的に成長をみせてますもん。 まだまだ化けることでしょう。 実力的には降谷の方が勝っていても、一緒に試合を戦うとしたら 楽しそうなのは栄純の方かな。 でも圧倒的な力でねじ伏せる投球も魅力的であることは確か。 切磋琢磨してどちらにも成長して欲しいです。 あとやっぱり打線がもう少しパワー欲しいですよね。 これまでが凄かっただけに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月30日 00時19分29秒
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