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カテゴリ:少年誌コミックス感想
ドラマはどうなんでしょうね?
前巻の感想はこちら。 2004年、憧れの広告代理店に就職し、クリエイターとしての道を歩み始めた 光一。 しかし、現実は甘くなく、デザイナーになったからと言って、これまでと何か が変わるわけではなかった。 配属された沢村チームへの不満が募っていく中、上司の久米田が撮影現場へ 来れず、光一が仕切る事になりーー!? 突然のピンチに見舞われた光一でしたが、強がってみても自分に実力がない ことは明白で・・・ その場しのぎをしようにも経験値が低すぎて判断基準さえもわからず。 本当に才能がある人なら自分がいいと思ったものを推すんでしょうが、光一 は現場の人間に教えてもらうことを選択。 やる気の塊のような光一でしたが、いざ現場に出れば出来ないことだらけで 全く役に立たないことを自覚。 そこからスタートして徐々に仕事に慣れていったようですが・・・ その頃の神谷はメッチャとんがってますね。 っていうか、学生時代からしたら大人にはなったようですけど。 学生時代の神谷は自信に満ちあふれてるっていうか視野が狭く、あまりに 傲慢で態度も横柄。 こんなに生意気な奴だったとは思いもしませんでしたわ。 確かに実力は並じゃないけど、これでは社会に出た時に一緒に仕事をして くれる人なんていませんよね。 クリエーターは1人で仕事をするものだと俺様な態度の神谷に対し、もっと 謙虚になれと諭したのが八谷だったんですね~~~ これからはチームの時代だと教えたのも八谷。 今ではそれを神谷が言ってますが。 2005年のカンヌ広告祭に神谷、柳、八谷がそれぞれブロンズ、シルバー ゴールドを受賞。 そして、アンナ・キシのセカンドライン“AK-S”の広告もゴールドを受賞。 ほぉ~~~~~ この頃はエレンたちがYouTubeにあの映像を流してた頃ってことですね。 ニューヨークの美術館でグラフィック対決してたり、情報に敏感な業界人 には謎のアーティストとしてエレンの存在が入ってきてるのに肝心の光一 のアンテナは鈍ってて機会を逃してます。 自分の今の仕事で手一杯ってことでしょうが、それだと上を目指す人間 にはなれないのかな~~~ 八谷は神谷のことは気に入らないけど、彼が作るものは好きだとその実力 は認めてて、独立を誘ってたようです。 神谷と八谷の関係も面白かったですが、それ以上に衝撃だったのは柳と 佐久間の関係ですね。 柳も相当危ないキャラだと思ってましたが、佐久間はそれ以上でした。 彼らは学生時代の同級生で、佐久間はデブでいじられキャラ。 どうみても表舞台に出てくるようなタイプではないのに、自分を漫画の 主人公に見立てこれからストーリーが始まるのだと思ってて。 柳の方がどう見ても常識的だしまとも。 それが突然覚醒したように肉体から自分を変えたいった佐久間。 人格から骨格まで全くの別人になったかのよう。 元々共感覚を持ってたのが写真に生きたかどうかはよくわかりませんが、 並外れた才能を開花させたのは事実。 佐久間はもう柳のことを何とも思ってないようですが、柳の方は佐久間 に対し、強烈な嫉妬心を持ってそうです。 山下と柳のえげつない関係にも目眩がしそう (ノД`) 実力主義の世界とはいえ恐ろしいわ・・・ 次の年は神谷はシルバーだったようですが、カンヌを目指したいといった 光一の最近の仕事をみてこれりゃダメだと思ったようで。 デザインが上手くなったのではなく仕事に慣れただけだとばっさり。 光一の手がけたものをみても全く神谷には響かなかったんでしょうね。 光一はもうエレンの顔すら思い出せないとは・・・ この後、光一は神谷チームに移動になるんですかね。 あまりの突然の光一の変化に驚きましたけど、ようやく少しずつピースが 埋まって流れが掴めそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年11月21日 00時40分52秒
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