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カテゴリ:少年誌コミックス感想
ああ・・・美依ちゃん、ドンマイ。
応援したいけど、この場合はどうにもならないよ・・・ これまでの感想はこちら。 身長は、158cmから伸びなかった・・・。 藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。 モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は 折れない。 そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢 「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!? 2日間にわたって開催されるAphro I dite主催の合同展示会。 売り上げトップを目指す育人だが、1日目の順位ではまだ足りない…。 共に戦う美依は“novice”の善戦に満足するも、育人の目標に照準を合わせ、 さらなる施策を決意する! 一方、Aphro I diteを喰うつもりでいた遠は、育人の成長に触発されて…!? 思わぬ来場者による急展開の末、実力者同士の競合を制したのは──? 展示会が始まって、最初はなかなか食い込めない育人。 上位5番目に入っているのは凄いことではあるけど、育人が目指すのは1番。 TGCでのバッグが注目されて若いインフルエンサーがたくさんブースにやって きてるようだけど、まだまだ足りてない様子。 遠はついに自分の個性を活かしたデザインをするようになっていたんですね。 これまではずっと綾を意識したデザインだったけど、コンセプトは継承しつつ 遠のエゴを出したデザインのラインが出来てたようで。 育人に対してもデザイナーとして認めただけではなく、自分と競いえるライバル 認定までしてますね。 って、オリヴィエに声を掛けたのにブースを見てもらえなかった育人の手助け までしてますよ。 彼が声を掛ければオリヴィエが動いてくれるってのも凄いですけどね。 育人のラインを見たオリヴィエはすぐに育人の才能を見抜いたようで。 遠は見てさえくれたら育人はオリヴィエのお目に叶うと思ったんでしょうが敵に 塩を送る行為。 育人には負けたくないけど、育人が埋もれてしまうのは嫌だし、育人と同じ状況で 勝ちたいのでしょうね。 とはいえ、オリヴィエから注文を取った育人もさすが。 2人ともオリヴィエのお目に叶ったようです。 ここで追い風が吹いたようですが、育人を勝利に導いたのは千雪。 彼女がマネキンの代わりに育人の服を着て、モデルとしてその良さを引き立てた ことが勝因のようです。 彼女を呼び出したのは美依。 ああ・・・美依ちゃん、育人に気持ちがあったのに身を引きましたね。 これまでも育人と千雪のことは知ってたから、そこに自分が入る余地があるのか どうか・・・っと考えてたでしょうが・・・ これは無理だと感じ取ってしまったんですね。 育人は千雪に対してほのかに思いは寄せていても、まだ積極的にその気持ちを 意識し行動するところまでは行ってないですが、千雪の方は育人の部屋に美依が 居るのを見て自分の気持ちを自覚したようです。 美依ちゃんも良い子だし応援したいのだけど、育人と千雪の間に入るのはちと 難しいですよね。 美依は育人のことが好きだけど、その育人の気持ちも大事にしたいと思ったん でしょうね。 それにしても美依ちゃんの営業能力は高いですよ。 的確。 多くの人脈を持ってることも凄いのだけど、育人を一位にするために自分が 出来ることを考え一番良い選択をしましたよね。 育人はこれで独立するようですが、独立って簡単にできるけど、デザイナーと して軌道に乗せ、食べていけるようになるのは簡単じゃないですよね。 まずスポンサーを見つけないとどうにもならないのではないかと・・・ さて、次巻ではみんな新境地に移るようですから楽しみにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年02月25日 23時37分32秒
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