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armadillo lives with mental disorder

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2008年04月18日
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テーマ:心の病(7311)
カテゴリ:淋しさ



淋しさが見つめられるようになった。

この手で、掴めるようになった。

淋しさを見つめて、

『あぁ、淋しい』

『今は、淋しくない、穴は閉じている』

と、思えるようになった。


今は、その喜びで、いっぱい。

満たされている。喜びで!


ずっと抱えてきたもの、、、目を固く閉じて、闇雲に暴れて、逃れようとしていたもの。

怖かったもの。


それが、今は、あんなに怖かった淋しさを感じられ、

そう感じている自分を愛しく感じられるようになった。


自分を見ることが怖くて出来なくて、淋しさが怖くてたまらなくて、他人が必要だった。

自分を見るために、他人に自分を反射させることが必要で、そうやって見ていた。


それが、自分を見つめるのが怖くなくなった、

淋しさをこの手で掴めるようになったから。


淋しさを掴み、抱きしめてあげられるようになった。

そんな自分が愛おしいとすら、思えるようになった。


ACから、一歩、『おとな』になったのかもしれない。

泣いている子どもを、抱きしめてあげられるようになったのかもしれない。やってみよう。


そして、淋しさは誰もが持っているものだということも、スッと理解できた。

天使が降りてきたかのように、

脳に、天から光が真っ直ぐに降りてくるように感じる、いつものアレだ。

理屈は無い。

そういうものなのだ、と、唐突に理解できた。。。

何か、つまらないことを、している時だ。


誰もが持っている淋しさ、その穴の大きさはそれぞれ、、、

だけど、人間の感情を表す言葉の中に、淋しい、という言葉があるということは、

普遍的に、誰もがもっているのだろう、と、思う。


わたしの、今日の、穴の大きさはどれくらいだろう、、、今日は、こぶし大。

胸に、それくらいの穴があいている。


そして、そこに埋めるのは、、、音楽だった。

わたしにとっては、今のわたしにとっては、音楽が一番良かった。

ひとによっては、本かもしれないし、植物かもしれない。今のわたしには、音楽だった。


病気になる前は、そうして淋しさを無意識に埋めていたのかもしれない。

病気になって、音楽が、とても刺激が強いものになってしまって、聴けなくなっていた。

聴けるようになった後でも、

聴きこむことが出来なくなっていて、流すように聴いていて、楽しめなくなっていた。


いかに心地よい(いろんな)不連続な刺激を、音でつなげるか、というのが音楽。

時間と記憶と共に居て、消えていく、感じる、音楽。


音楽で、抱きしめた淋しさを、癒してあげよう。

しばらくは、そうして、愛情を注いであげよう。


こうなれたのは、友達の存在が大きかった。

活字で話すことで、ピアカウンセリングになっていっていた。

わたしと、真反対に、淋しさを超えて、孤独をしっかりと抱きしめている彼女。

その姿が、わたしを、ここまで導いてくれた、、、部分が大きいと思う。


音楽を、思い出させてくれたのも、彼女だった。

昨日、初めて、彼女の世界の音楽を聴いた。素直に感動した。

そして、同じ音楽を愛していることも知った。全く、共通点が無いと思っていたのに。


わたしは、彼女を愛し続ける。与えてくれたものが大きい。感謝し続ける。


そして、淋しさを手にして、抱きしめられた途端に、人が愛しくなった。

友達、家族、わたしに関わってくれる人達、、、その人たちの輪郭が見えてきた。

そして、怖さが薄らぎ、

たった一つの声掛けにも、そのひとの心があることを感じることができるようになり、

わたしに関わってくれること、それだけのことに、感謝の気持ちが、わぁっと湧いてきた。


全てのひとへ、でないことが、健全だと思う。

わたしに関わってくれること、わたしを気遣ってくれること、話をしてくれること、

完全ではなくても理解してくれること、わたしに思いをはせてくれることに。

溢れんばかりの感謝の念を感じた。

今までも感謝はしてきたし、そういう気持ちを持つように心がけていた。

けれど、これは、今までと違う、

初めて、恐怖から開放された感謝、ピュアな感謝の気持ちだった。


わたしは、自分を愛せるようになるだろう。

いつか、きっと。

淋しさを抱きしめて、毎日を過ごすだろう、、、ずっと。

そして、それでも、生きていけるだろう。。。


自分を愛しいと思った。初めてかもしれない。

10数年前に、恋に落ちたとき以来の、大きな衝撃的な変化だ。


淋しさを抱きしめながら、音楽で満たされながら、人を愛しながら、今を生きよう。

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Last updated  2008年04月18日 23時40分52秒
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