私の一番長い日
昨日、父が亡くなり、慌しく通夜、告別式を済ませた。私が2日続けて病院に泊まりこみ、翌日は出勤するために大阪へ戻ろうと思っていたその日だった。父は日中に容体が急変し、最後は家族に看取られて静かに逝った。1年以上の苦しい闘病の結果だったので、悲しいという思いはもちろんあるが、とりあえず「お疲れ様」という感じである。故人の意向で通夜も告別式も簡素な家族葬にした。段取りも病床から指示を出し、最後まで気丈な父だった。それにしてもほぼ丸2日間、ほとんど寝ていない状態は精神的にも肉体的にも非常につらかった。が、その妙なハイテンションがなければ、乗り越えられなかったかもしれない。恐らく私の一生の中でも、一番長く感じた1日になるだろう。