コンビニたそがれ堂 花時計 / 村山早紀
なんとシリーズ9冊目らしい。買ってからしばらく読まなかったのは、読むと泣いちゃうから。泣いてもいいような状況で読むためには、週末で外出の予定がない時でないと。もちろん今回も泣いた。『柳の下で逢いましょう』『約束の夏』『踏切にて』3つのエピソードの中では最後の『踏切にて』で一番泣いた。最初の『柳の下で逢いましょう』でも結構泣いて、今回はきっとこれが一番泣けるヤツと思って読み進めていたら最後でまたドカンと。年々涙腺がユルユルになっているので、読む時は最初から箱ティッシュを横に置いている。家族の前で読むと泣いてるのが恥ずかしいけど、結局今回も息子に見られてしまった。ネタバレになることは書かないけど、読んだ後は、心の奥の方がじんわり温かくなるところは今までのシリーズの全部に共通している。一度読んでおしまい、ではなくて折にふれて読み返したくなる。あと、今回は『花咲家』シリーズも読み返したくなった。探さなくては。。。