テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:◇掲載[看護技術]
寝たきりで意思疎通もままならない まだ一度も声を聴いたことのない患者さんに テレビのマラソン中継を示しながら 語りかけるヘルパーさんの姿が見えました
すると、言葉にはならないけど何かを伝えようと 聴こえてきた初めて聴く声
「特にマラソンだと、お話してくれるのよ」 若いとき運動選手だったことなど記録に載りきらない人生の歩み その興味を示されることを受け取って素敵に活かす仲間の姿 <メヂカルフレンド社 看護技術2008.9月号 1P> + + + + + 今月は、同僚の関わりで素敵だなと思った場面を描きました。 これまで、この患者さんに挨拶とか処置ごとに色々と声をかけていましたが、 発語するとか、声を上げるとか思った反応が得られませんでした。
聴きやすいように声のトーンやスピード、簡潔な言葉を選ぶのはもちろんでしょうが この患者さんにとって、思わず声を上げたくなること、 ”興味がそそられること”
看護記録や入院アナムネーゼだけでは聴きとれなかった その人らしさの情報、歩んでこられた足跡… どれだけ見つけてゆけるか…
ちょっぴり遊び心もいれながら、 一人ひとりの患者さんのまだ見てない素敵な部分を見つけあっこ、 そうしながら情報を共有してゆけたら…、 更に個別性があり、細やかで具体的な関わり方ができる すてきな看護が色々と展開するでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.02 04:14:40
[◇掲載[看護技術]] カテゴリの最新記事
|
|