日本の結婚式に参加する1
悶々とした気持ちでしたが、美容院に朝早く行って、気分一新! せっかくの友達の結婚式楽しまなくちゃね。 私は思った。彼は結構なナルシストだけど、ああ、ここまでくると結婚式とはいえ、主人公はこいつになるのか、と。 朝6時半に予約。彼はスーツ、私はワンピースを着て、美容院へ向かう。 この、滅多に人を褒めないわたしでさえ、スーツ似合ってるね、買ってよかったね!と言っているのに、ありがとうもなければ、「oh~yeah!」と自分と自分にほれ込み、鏡の前から離れない。 私に対してのコメントなし。自分が1番ですからね。 美容院へいって彼の髪型を日本人仕様へ。カナダで切ると、あえて中国人美容院へいき、絶対に中国人ヘアー(7:3)になるので、絶対に、絶対に切るな、そのまま日本へ来いといってあった。 美容師さん、さすがですね、あの髪型をみるみるうちに日本人の若者へアースタイルに変身。すごいわ~~~~~~! そこで、美「眉カットはどうする?」 めちゃくちゃ立派な眉毛ですからね。半分に切っちゃっても普通のひとくらい残るんじゃね?ってわたしは思うのですが、彼曰く、「眉毛は太くないとだめ!!!! この太い眉は将来お金持ちになる証なんだ!!! 僕はこれが気に入っている!!!!」と、いつもいう。 そういうのを信じるのもいいけどさ、普通にまじめに働こうよ。そんな立派な眉毛持ってるのに、私のほうが断然稼ぐ能力あると思うよ。気持ちの問題ではないですか?特にあなたの場合は。 と思ったけど、口に出さず。 なので、この際この機会に切っちゃえよ、素敵になるからさ! と持ち上げで、 切らせた。 すんげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー不満そうな顔。 でも私はそんなことしったこっちゃ~ない。 断然切る前よりまともだし、切ってよかったじゃん。また持ち上げてみるがしかめっ面はなおらない。 ぜんぜん切ってないのに。そろえただけだよ? 仕方ないから美容師さんにも大げさに驚いてもらった。すいません、褒めてあげてください・・・・。 レオくん、素敵よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!いい、いい、いいねーーーーーーーーーーーーーーーーー!男らしいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! ああ、申し訳ないな。こんなことさせてしまって・・・。 ハニーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ユーアーベリーハンサーーーーーーム!と、また褒める。 お前、いくつだよ?まさにうちの5歳児クラスの生徒そのものである。 す、る、と、 oh,yeah~,thanks!いや~雑誌のモデルみたいだ!ハニー、すまないが、僕の髪型、それから全身の写真をとってくれ!! はぁーーー・・・・・