一生の願いがかなう
とっても大げさなタイトルだけど、わたしの宝物、びびあん。彼女の一生は、私の一生。 私は、以前母にお願いをした。 「お願いがあるの。 この家でてもいいから、 私がいなくなるときはびびあんを預かって欲しいの。 お願いします。」 母は新築のアパートを借りましたからね。飼えるはずがない。 あんたの猫でしょ、あんたが連れていきなさい、めんどうをみなさい。私の家は新築よ!猫なんてむり!キズがついたら大変だわ!追い出されちゃう!あの猫は性格悪いから嫌いよ! そうは言われていたけれど、いつもお世話になっている獣医さんに電話をしたところ、こんな答えが返って来た。 「あー!びびちゃんですね!お母様ですか! わかります、わかります! え? お引越し? 飛行機で? 外国ですか? えええーーー、そんな時間のかかるところ??? 残念ですが、彼女は尿血石を持っています。 そんな長時間、しかも飛行機で・・・ かわいそうですが、 長生きどころか、 もう年齢も年齢ですし、、 亡くなる確立が非常に高くなります。 そのようなお引越しはおすすめしません。 まぁ、お母様(わたしのこと)が一番理解されていると思いますが、 びびあんちゃんにとっての負担は大きすぎます。 せめて国内で誰かに預かってもらうとか、 なんとかなりませんか? 残念ですが、本当に海外はムリですよ。 身体が持ちません。」 電話のあと、わたしは号泣。 カナダにいずれ連れて行こうと、獣医さんに確認したかったのだ。 でも、ムリみたい。 あとは、母しかいない。性格の難しい猫で、なかなか他人に心を開かない。私と母のことが大好きなびびあん。 わたし、どうすればいいの・・・・・・・・・・・? 母に1度は断られたけれど、数日後に獣医さんに言われた内容も踏まえて再度お願いをする。 「もしなにかあったときように、 家の修繕費、びびのお医者さん代で50万! 毎月2~3万は面倒見てもらうということで送金するわ。 お願い、私びびあんを殺したくない。 なにかあったらすぐ帰国するから!」 これに対しての返事は、、 いつからなの? だった・・・・・・・・・・・。 わたしは、わからない。としかいえなかった。 だってわからないもん。 その返事が、この間返って来た。 あんたがいなくなったら、お母さんこの子の面倒を見るわ。アパートのことはまた考える。この子の最後を見届けるのがとても辛くて嫌なの。だけど、仕方ないわね。 よかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!感謝感謝感謝感謝感謝!!!!!!!!!! これでびびあんはお母さんと一緒にいれる!私がいなくなっても大丈夫だ!なにかあったら、すぐに帰国するんだ!いや、半年に1回、3ヶ月に1回は会いに帰りたいな!(夢ですね。金あんのか。。。?わたし・・・・・) というわけで、発作のおかげで、びびあんのことが解決しました。 もう本当に辛かったので、かなりすっきり!母親の気分、考えが変わらないように、怒らせないようにしないと! ああ、うれしい!これで安心だ! びびあんはずっと彼女の大好きな母と一緒にいられる!!! ※びびあんは本当に母になついております。 私は彼女にとって、友達のような存在なのかなあ。 びびは私より母が大好きである。