人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　７月２０日　　曇り

　台風一過とはなってないようですが、
蒸し暑さは変わらず・・・という感じでしょうか。


　先週の２歳戦は、
未勝利戦が４つ、新馬戦が８つと非常に多かったですね。

　３分の１が２歳戦で、更に半分近くが未勝利戦となると、
傾向など見えにくい部分も致し方ない・・・という感じですね。


　多いので後は出来るだけ簡単に・・・。

　未勝利戦勝ち馬

　土曜日

　函館　ラテンファンク（アグネスタキオン）　牝　６Ｆ
　京都　ルリシュブール（デュランダル）　　　牡　６Ｆ

　日曜日

　函館　マスイデア（リンカーン）　　　　　　牝　６Ｆ　６馬身
　新潟　コウヨウゼウス（マーベラスサンデー）牡　６Ｆ　ダート


　良血馬じゃない馬を探すのが難しいぐらいなのであれですが、
近親に活躍馬がいる馬の勝ち上がりがやはり早いような気がしますよね。


　新馬戦の勝ち馬

　土曜日

　函館　Ｄ１０００ｍ　　１分００秒０　１０頭

　ヴェアリアスムーン　　２番人気　岩田康誠　　２番手から抜け出す
　父アフリート　　母シビリアンゴッデス（ラムタラ）

　上位３頭はそれぞれ好内容で、
初戦としては最も上手く走れた・・・という感じ。
　外枠４頭の決着も４着馬は３着から８馬身遅れでちょっと厳しい？　


　新潟　Ｄ１２００ｍ　　１分１４秒５　１５頭　平均レベル

　エイコオハヤテ　　１番人気　中舘英二　好位置からゴール前差し切り
　父スターリングローズ　　母エスケーワシントン（エイシンワシントン）

　前半がこの時期の２歳馬にとってきつかったのか
やや時計は掛かったような展開。
それでも全体に一団で進んでいたのでそこそこしっかりした組と言えそう。

　４～５番手途中押してコーナーにかけて押し上げ直線３番手から
やや外に持ち出して逃げるトキノワイルドを差し切り勝ち。

　４着マイネベルヴィは
後方から終始外目を早めに動く競馬で
最後までしっかり走っていて次走にも注目。


　新潟　芝１４００ｍ　　１分２２秒７　１６頭

　モンストール　　３番人気　　田中勝春　　好位から直線抜け出す
　父アドマイヤマックス　　母イソノスワロー（デヒア）　祖母イソノルーブル

　ややバラ付いたスタート。基本的には先行勢の決着。
　３～４着までは、早い段階なら展開次第ですぐに勝ち負けありそうも、
ここはちょっと相手が悪かった印象。
　
　　
　京都　芝１４００ｍ　　１分２２秒３　１３頭

　クラレント　　２番人気　　小牧太　　２馬身半差
　父ダンスインザダーク　　母エリモピクシー（ダンシングブレーヴ）

　ここもバラっとしたスタート。
　ちょっと逃げた馬には厳しいペースで１番人気７着も止む無しという感じ。
　３番手から直線抜け出したサドンストームの通常なら勝ちパターンを、
ラスト１Ｆ辺りで一気に伸びてきた勝ち馬の脚がここでは違い過ぎて、
２着馬はちょっと気の毒な競馬。
　とは言え展開もあるので、ラスト厳しかったのは前半の分とも言えそう。

　いずれにしても上位２頭は年内オープン級？


　日曜日

　函館　芝１２００ｍ　　１分１２秒３　８頭

　ニシノスタイル　　２番人気　池添謙一　　２番手から抜け出す
　父デュランダル　　母セイウンヒメラギ（コマンダーインチーフ）

　１頭大きく遅れた以外はまずまずのスタート。
　勝ち馬も好スタート。

　２着も好位追走で伸びてきて悪くない競馬。
　３着馬はやや途切れた後方から差してきてここでは少し目立つ脚。

　クラス的には
次に走ってみないと分からないようなメンバーで、
色々目立つものは無い？

　近親サニングデールという所は取り敢えずチェック。


　新潟　芝１４００ｍ　　１分２３秒１　１７頭

　ラフレーズカフェ　　牝　１番人気　　田中勝春　　３馬身差
　父マンハッタンカフェ　　母ロリポップガール（Trempolino）

　ほぼそろったスタート。
　勝ち馬は先頭２番手から。

　決着は基本的には先団に取りついた組。
　２着エポキシは後方から内の方を差してくる、
初戦としては珍しい内容で次走にも注目したい１頭。

　２着から１０着程度は着順程の差は無く、
展開と今後のレース慣れ、状態一つという感じ。

　まずは勝ち馬のセンスをほめるべきレースかも。


　新潟　芝１６００ｍ　　１分３７秒７　１８頭　スローペース　大波乱

　コスモパルダ　　１１番人気　　中谷雄太　　逃げ切り
　父ロージズインメイ　　母オトメノイノリ（サンデーサイレンス）

　勝ち馬は最内好スタート。
　全体的にはバラっとしたスタート。

　新潟の１６００ｍ新馬は取り敢えずスローの上がり勝負が多く、
そのパターンで流れて逃げ切られたという感じ。

　２～８着まで横に広がって、着順が次走に反映されるかは微妙。
　最速の上がりは
５着ナンヨーヤシマで３３秒５、
次は４着カジノロワイヤルの３３秒８。
　勝ち馬は逃げて３４秒８。

　重賞級がいるかもしれないものの、
レースをやり直せば勝ち馬も替わりそうな新馬戦という評価。


　京都　芝１２００ｍ　　１分１０秒６　１２頭

　ナオミノユメ　　牝　　北村友一　　中団から差し切り
　父ジャングルポケット　　母クロノロジスト（クロフネ）

　２，３頭やや遅れるもあとは揃った・・・が、
ジョウノバッカスはアクシデントか、その後下がって行った感じ。

　その後流れでバラけて、
流石に最終日で馬場が悪く、直線は内を避ける格好。

　２～３着はそういうコース取りなども多少有りそうも、
勝ち馬はここはちょっと力が違った様子。
　余力がありそうで小倉２歳の有力馬？


　ちょっと多くて見るのが逆に大変になってきました。


　新馬戦評価でした。