翻訳本の魅力―ザ・コピーライティング/翻訳の秘密―
大学図書館の仕事を通して、この2冊に出会った。ザ・コピーライティング-心の琴線にふれる言葉の法則-ジョン・ケープルズ・著, 神田昌典・監修, 齋藤慎子,依田卓巳・訳 翻訳の秘密-翻訳小説を「書く」ために-小川高義・著 「ザ・コピーライティング」に寄せる、監修の神田昌典氏の熱い思いは神田氏の公式サイトに掲載されている。大変高価な本だが、横浜市立図書館で一度借りてざっと読み、ぜひ手元に置いておきたいと思い、本が安く買える大学生協で買った。ネットで事業展開するLukeにとって、これは本当に役に立つ本だ。「翻訳の秘密」も現在図書館で借りて読んでいる。これも、たぶん買うだろう。どちらも翻訳の「キモ」が余すことなく披露されており、これからのLukeの翻訳活動において、座右の銘となると思う。技術翻訳にしても、文芸翻訳にしてもただ単語の意味を展開すればよいというものではなく、作品や論文に対する訳者の感性と想像力がどこまで発揮されるか―それが、翻訳の完成度、商品価値に響いてくる。それを、この2冊の本が教えてくれたのだ。よい本との出会い―自分を揺さぶるほどの―図書館は、まさに、その出会いの場である。特に、高価な本、一般書店になかなか並ばない本は、図書館で読むしかないのだから。売れそうな本(利用されそうな本)を置くのではなく、お客さまと本との出会いを演出し、本の魅力に引きずり込む―公立図書館をお荷物と思っている地方自治体、取り次ぎの言われるままに流行本ばかり排架する書店―本が売れない(利用者が少ない)理由・・・ぜひ、一度考えなおしてみて欲しい。P.S.6月15日付日本経済新聞朝刊最終面に、図書に関連したコラムが載りました。こちらもぜひ読んでみて下さい。【6/18追記】神田昌典さんの公式ページから、メルマガを購読し、今日、さっそく最新刊『全脳思考 ―結果と行動を生み出す1枚のチャート』について書かれたメルマガが届きました。自己紹介によると、神田氏とLukeは同い年。・・・まただよ、やんなっちゃう。楽天の社長・三木谷さんもほぼ同い年だし、なんでこう、同年代の人たちが活躍するんかね。Lukeは、スタート切るの遅かったからね。まあ、焦っても仕方ない。いつか、実のなる日が来る。そう信じます。【PR】なんと、楽天ブックスでは、まだ全品送料無料キャンペーン継続中!Lukeの翻訳絵本ももちろん送料無料。この機会をどうぞおみのがしなく。おねえさんになったの定価:1,000円(税込)ジョアンナ・コール/著 マクシー・チェンブリス/絵みぞい まさみ/訳