妊娠９ヶ月も半ばにさし掛かろうとしています。


お腹はかなり大きくなり、オヘソもまっ平らからいわゆる『デベソ』状態に。。。


イタリアで規定のエコー(無料で受けられる)はもう終了してしまい、あとは尿検査＆血液検査を受けるのみとなりました。きっと、お腹のべビちゃんは２キロを超えて順調に成長している事でしょう。あと一息、頑張ります！


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２～３日前、家の前の公園でこの日記にて紹介した、同じく妊婦さんの中国人と会いました。
彼女はせっせとべビちゃん用のサマーセーター(かな？)を編んでいました。



元気？といつもの挨拶から始まって、お互い片言のイタリア語で話しを続けます。



実は彼女、前の日記では書かなかったけど、７歳の長女を中国に置いてきているのです。残念な事に滞在許可が出なかったらしく、中国でおばあちゃんと一緒に生活しているそう。
もう、１年も会っていないとか。。。


そして、その後の話で、

『お腹の赤ちゃんが産まれたら、１ヶ月後に夫と一緒に中国へ里帰りするの。そして、３ヶ月中国に滞在して、またイタリアに戻ってくる予定。でも、、、


～でも！？～


、、、生まれた赤ちゃんは、お祖母ちゃんに預けて(中国に置いて)私と夫だけイタリアに戻ると思う。』


と話していました。



イタリアに戻ったら旦那さんの職場である空港のバールで、お皿洗いなんかをしながら一緒に働くらしいです。。。
でも、１～２年後には旦那さんと共に中国に帰るとも話していました。


きっと、そうしなければならない事情があるのでしょう。
彼女はとっても子ども好きだし、私の娘に対してもいつも笑顔で話しかけてくれます。
だから、この話しを聞いた時とても切ない気持ちになりました。。。




また、私の住んでいる家の向かいには、アルバニア人の家族が住んでいます。
家族と言っても、３歳になる女の子・その祖父母。



娘の年齢が近いので、たまにお互いの家を行き来したりするのですが、私は家族の事については一切深入りせずにいました。



ある日、そのお家で遊ばせてもらっている時、女の子のお祖母ちゃんが１冊のアルバムを持ってきました。パラパラとめくると、パパ・ママと書かれたコメントと共に３歳の女の子も一緒に写っていたのです。


お祖母ちゃんは、『この子のパパはアメリカ人で、ママ(アルバニア人)も一緒にアメリカに住んでいるの。ビザが出なくてイタリアには住めないのよ。』と話していました。
女の子はアメリカで生まれ、今は祖父母とイタリアで生活しています。


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イタリアに来た事情もあるだろうし、家族が離れなければならない事情もあるけど、中国人のお友達とアルバニア人家族の事を思うと、とても切なくなった私。



ちょっと話しはずれるかもしれないけど、私と夫も結婚する前は３度遠距離の時があり、１番長い時では８ヶ月会えない時期がありました。



今思うと懐かしいけど、当時は辛かったなぁ。。。
そして、こんな遠距離はもう止めようという事で結婚。



結婚しなきゃ一緒に居られないから結婚したんだけど、当時はただ一緒に居られる事がすごく幸せでした。



でも、最近この『幸せ』を少し忘れつつあったな、と気付いた私。



お金持ちじゃなくても、家族揃って３度のご飯が食べられる、そして健康で居られて笑顔がこぼれる生活。
そんな生活が、シンプルだけど本当は幸せ。




日本で生活していた時は忘れかけていた『幸せ』をイタリアでまた見つけた気がします。。。






～追記～


先回の日記で書いた『肋骨』の痛み、その後日本のドクターよりメールが来ました！
やっぱり、後期の妊婦さんによく見られる症状だそう。特に右側が痛くなるのだとか。。。
べビちゃんが大きくなった証拠らしいです。良かった♪


でも残念ながら？昨日受診していて、胃薬と思われるシロップを出してもらった私。
通りで飲んでも効かない訳だわ。。。(oー(ェ)ー;A アセアセ