バタフライ
また今日夢をみました。最初何故か自分はメタルギアソリッドのキャンベル大佐で、何か敵から逃げていたものの、途中で路地裏の行き止まりにぶち当たりました。それで次の瞬間何故か自分はスネークになってました。だけど自分と他が曖昧な世界で、自分がスネークになったようにも思えれば自分がスネークを傍観しているだけにも見えました。まあ夢なんてのはそんなときもあるでしょう。 スネークは何故か右腕をなくしていました。なので、敵から右腕を奪って自分の腕にくっつけていました。スネークが右腕を奪った敵は、さっきまで自分だったキャンベル大佐だったかもしれません。次の瞬間に、路地裏から何処かのビルの資料室みたいなところに移っていました。そこに移ったころにはもうスネークは完全に自分ではなく他人でした。だけどそこにも自分が居としても自分の姿だったかどうかは曖昧です。 ビルの資料室みたいなところでは、何故か敵に囲まれていました。別に何の特徴も無い普通の人々が、プラスチック製のナイフのようなものを持って自分を刺し殺そうと歩いてきました。なので必死にふりきっていました。そうしているうちに、資料室から出ると、隣に扉があるののほかに、下階に続く階段がありました。私は階段をおりようとしました。すると次の瞬間、階段は下水のトンネルのような場所になっていました。そこを通るとその先は外でした。 しかも、さっきまでビルだったのが、今度は河原にいました。そして、土色に濁ったせいで深さのわからない川に居ました。空が晴れていて、川のむこうには対岸だか島だかが見えました。そこまで自分と一緒に来た人々が居ました。その人々は、ひょいひょいと川を歩いて対岸へといってしまいました。そして私に、早く来なよ、と、声を出したかどうかは曖昧でしたが、そう私に対岸から言ってきました。 私は、その川が土色に濁っているせいで、深さが分からなかったものの、一緒に来た人々は歩いて行ったので、歩いていけるくらいの川なら、渡れるかと思って渡りだしました。見たところ、茶色に濁っている他は川の流れはおだやかでした。 だけど、気づいたら私は川に流されていっていました。だけど体のうえのほうは川から沈むことはありませんでした。だけど、まだ沈みきらずにいられているのは運がいいだけで、どこかにつかまらないと、溺れてしまう、と思いました。そして崖だけ堤防だかのような坂につかまりました。坂をのぼると、私の手をつかんでくれるひとがいました。だけどそのひとに上までひっぱる力はなく、私のほうもその手を放したらまた川へ落ちて沈んで死んで行くような気がしました。私はその人の手を一瞬放したあと、近くにあった何か頑丈なものにつかまって、地上にのぼりきることができました。その頑丈なものにもしつかまることに失敗していたら、川に落ちて死んでいくところでした。その先に進むと、運動場のような不毛の土地と古くなった誰も居ない幼稚園のような場所を見た気がしますが、そこからが思い出せません。