むーさい
もう9年も前というのは以外だけど、大学生の頃聞いていたなら、よくよく考えてみれば、そのくらいかとも納得する。なんか昔は、イヤホンしながら自転車でも罰則じゃなかったなあ、と思い出す。大学に行くのに、かなりひどい坂があって、音楽ききながらいつものぼっていた。 自転車に乗ってイヤホンの罰則ができてから、ぜんぜん自転車に全然乗らなくなった。完全にその罰則のせいなのだ。自分はカナル型イヤホンとか、絶対しないのだが。 今はiphoneにもついてくるapple純正のイヤホンが最も性能が良い。ただしiphoneへさすプラグがまっすぐなせいで、1年半くらいで音量調整のところがきかなくなり、接触が悪くなり、時々音がとぶようになった。あれがまっすぐのプラグでさえなければ、もうちょっと長持ちすると思うんだよな。そういう意味で、完璧なイヤホンが昔ソニーから出ていて、15歳頃からずっと愛用していたが、もう5,6年前に生産停止になった。amazonのレビューには、その訃報を悲しむ声がいっぱいあった。 古代のピラミッドの精巧さと謎の労働力は、音楽の力によるものだ、という話もある。音楽が重力を超えるという話でもあるのだが、それはともかく、確かに、音楽が癒してくれないと、肉体労働する力が出てこない。1時間近く自転車でどっか行くとかだったら、特に、音楽をきいているか、きいていないか、でその疲労やストレスは段違いなのだ。15歳の頃、「音楽をききながらできる仕事がしたい」と思っていた。音楽さえ聞ければ、ストレスがだいぶ減るから。でもそういう仕事全然ありません。2年前に、近所の農場の草刈りを手伝ったときは、音楽をききながらできたけど。 例えば、10分間自転車に乗るけど音楽きけないのと、30分歩くけど音楽きける、のどちらかを選んでいくというとき、音楽聞くけど30分歩くほうに軍配があがってしまうのだが、そのくらい疲労とストレスを癒してくれるということなのだ。