もっちら
価値観は必ずしも他人と共有できないものだ。命題の答えyes,no二元論のねずみ算の先に答えがあり、複雑な因果を経て価値観が存在する。価値観に優劣はないことはない。人類にとってそれが普遍的に希有であるかどうかと人倫で価値観の優劣が決まる。人倫なんてのは普遍的ですらない。科学が世界の中心なら科学が正義だし神が世界の中心なら神が正義だ。 人はものであれなんであれ滅亡を恐れて、失いそうなものは保護するなどと言うが、それは価値があるからなのか。人が未来に貢献したとして、その未来もまた未来に貢献して、を永遠に続けて貢献されるよろこびをなくすものなのか。未来への投資なんてそんなものだ。 人は価値観は相対的だと言ってに会うほどに、価値観の相違は存在する。ステレオタイプを抜け出した人間は、みんながみんな意見が違う。それほどまでに人同士は価値観を共有できないものなのか。結局、知能がうみだしたのは価値観の相違という立場だった。知能をもって客観視してみても、人と人が食い違ってるところばかりが主張されていては、見れば見るほど孤独なだけでござる。