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• gestirn

  一年のうち、行事として想定されうる範囲では一番嫌だと分かっている２日間が昨日と今日だ。恐ろしいまでの居心地の悪さ、恐ろしいまでの都合の悪さ、幽閉される言葉と正気を保てない音波、壁際に押し付けられたままで助けを求ながら救世主を突き放したままで。都合の悪い全てを捨てたい。私を鬱にする全てを捨てたい。どうやって？そんなの無理だ。その全てを捨てれば、私は私になれるのかもしれないからそうなってみたいという思いだけで捨てたがってるだけ。生きたいように生きられれば誰だって思い悩みはしない。いつかこの鬱が突然なくなることを望んで今迄がただの悪夢で、特別な数字の日に突然シフトしてそれからは少しはよくなるんじゃないかっていつも何にもならない期待のカウントダウンで未来に期待しても同じ日々の虚無だけがやってくる。信じたくない他人の尺度なんて信じなくて良い。だけど自分の尺度も何処にあるのか分からない。自分の死という終点は生まれてからずっとすぐ近くにあるのにその扉を開ける鍵を探し続けているだけ。救世主を突き放したままで誰を信じてるか、自分がどう動くかあてにしたくない他人の尺度なんて信じなくて良い。そうしなければもう何もないから。空期待に振り回されることが悪いと言う事にすら根拠は無い。もう

  2015.01.01

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• karma

  この性癖とその恐怖症がなければさっきだって衝動的に死んでみたかもしれないしそれよりとうの昔にとっくに死んでおいたとは思うけど。そういうふうにはできてるんだろうけど。

  2014.12.31

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• 

  lautturi

  今年一番聞いた曲だろうと思う。

  2014.12.30

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• hetus

  どの情報を信用するかという岐路に立たされているかもしれない。すべては相互作用だ。どれを信用すれば、そこまでの他のどれがまた成り立つのか。逆にどれを否定すれば、そこまでの他のどれがまた否定されるのか。身体の未来はすべて伝聞。身体の未来はすべて推測。健康について、病気について、未来のそれらについて、全く違う多くの立場が全く違う意見を言う。そして自分もまたそこからそれぞれの印象を受ける。何を信用するべきか。どこまでが精神で、どこからが肉体か。どこまでが痛みで、どこからが成長か。知り得ない。因果はつきつめればきりがない。因果を成り立たせるのは飛躍だけだ。

  2014.12.26

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• 0からマイナスへ

  数日前の最低の生活を突き破った状態が普通の日常になる。想像力と想起力が貧困過ぎたのだ。急ぎすぎたな。慣れた頃にまた帰る？冗談じゃねえよ！頭が重い。片耳が重い。これでもう、何度モノに当たった？何でか特に右半身だけ死んでる。分離して行けば良い、忌まわしい旅行記も。帰ってこなくてもいいですか？よくないですよね。もう帰ってこなくてもいいように、関係を切りたいとすら思う。恒常性に依存して身体の調子が違うのから解放されたくてちょっとでも痛いのが嫌で、まず肉体自体捨てたくなる。帰って来たら治るかと思ったらふりだしかな。こんな煙が充満した街じゃ治るどころかひどくなった。いい加減に終わってくれ。もうやめてくれ。もう嫌だ。今すぐに終わってほしい。

  2014.12.24

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• 死んじるもの死んじないもの

  しにながらしににいくのもしんじるものとしんじないものも何にもならない肉が悲鳴をあげながら押しつぶされて行くか二度となにもしないまでおわりたいなら、感覚を失いたいから。身体を吹き飛ばして魂を開け放ちたいのは圧迫されたところにいたくないからおれのすべての肉が悲鳴をあげて何グラムかの質量をもった質量以下の存在になるとでも？二度となにもしないまで二度となにもできなくなるまで魂がふつうになるまで身体がせめて快速くらいになるまで、いつまでですか？終わりたいけど終わる訳じゃない。終わりたいわけじゃないかで、それで、何かになるとでも？肉体が邪魔なのは何にもならないからだけど、二度となにもしなくなれるまで、待っている。二度と何もしないでいられるのを待っている。待って待ってって待っているのは、二度と何もしないでいたいから二度と何もしないでいられれば羨望も神経もない身体がかゆくもならないし、世界が暖かくも寒くもならないのに。世界が同じでも、すべてが同じ所に帰っていくとしてもわたしがあなたでそれだとしても、何にもならない。なにかになるとでも？二度と何もしないでいられてないから。何かを期待したり期待するのが嫌で、自分を騙してみるのも人間が瞬間に行きていて死にながら生まれながら生きていて、もう昔の肉もなにもない。それもでおれだろ。それでもおれだよ。それでもおれなのかしらないけど、何でもないけど、感覚器官だけが余計だ悲鳴を上げるしか能が無い。悪意の最終段階に天使も悪魔もないと大人ぶるきっとその方が正しいのだろうそれでもやっぱりこの世の怒りの半導体はおれというアンプを通して世界中から集まってくるみたい。この世の怒りの最後の最後のひとかけらまで、怒りを搾り出し切らなければいけないみたい。それも、もうやらねえ。からっぽになるまでの最後の00.10mmが今日なにがそれだよ？なくなったままそれでもおれだよ、それでもそれだろ？なんでだよ後１日ってほんと？そうやって言うと、信じるから信じてしまったり、期待してしまったりするから、いわないんでしょう寒過ぎて、重過ぎて、かけません。それでもおれだよ？それでもそうだろ？最後の最後の最後までいいから、もうやりませんもうやりませんおれは世界の怒りのアンプじゃない。世界の怒りを代弁するんじゃない。

  2014.12.22

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• ゼロになりにいく。

  記念日っていうのは難しい。言いがかりをつければ、何だって記念日になる。それでもって日付は一緒でもその日と同じ日はもう二度とない。今年の12/23前後は2003年の4月くらいからのひとつの周期で自分の人生上ひとつの節目が終わるということになる。何事もそうであるように、本当にそうだという保証はない。空期待で終わるかもしれないし、これには何か意味があるのかもしれない。何かがあるとしてしまうと、期待をしてしまうから、何もなかったときに辛い、そのために自己防衛本能で、結局何もなくてもおかしくはない、と言い聞かせている。2003年は4月に入学して、半年で不登校になった年で、ということはその年末にこのブログを始めたわけで、あの頃から状況はそんなに変わってはいない。今年の夏に数年ぶりに20世紀少年を読んで、"ともだち幹部"のニートの息子が26歳くらいでゲームやってるところがあって、まだ当時15歳だった自分は26歳とかどんだけ先だよ全然余裕じゃんとかって思ってたけどそんな歳になってしまったなあ〜。アジカンの「君という花」やグレイプバインを偶然CDTVでみてPVと曲がいいなと思って何かそういう系の音楽を色々ききはじめたのもこの年。次の年にでたサイレンのほうが好きだったけど。後々、絵とかギターとか始めたりそれらを中途半端でやめたりって感じで、すべてのはじまりの年で、節目と考えるには十分すぎる。大学に行きながらも、不登校11年目って感じがあるっちゃあある。でも4年前ですらとんでもなく懐かしい。なんか昔ソドシラソってHNにして、未だに、行くとこなんて別にねえ、し今更なんもする気ねえ、のは相変わらず。しかしながら身体条件等は驚く程に変わった。ただ、さっさと色々状況が変わってほしいという謎の欲望だけがうごめいている。実際に現実的にも少し変わりはするのだが、それがどれほどのものかは、まだわからないのだ。まだシロップも洋楽も知らない頃、ラルク、ブリリアントグリーン、マイリトルラバー、スピッツくらいしか音楽自体聞いていなかったけど、小学5,6年くらいの頃もきいてたし、この2003くらいも沢山きいていたし、更に何故か11年後の今になって突然再びやたらとききだした曲がある。この2003から今年が長いため息のよう だったなって気さえするから。まだ咳がでるけど。人生自体、長いため息のようだ。

  2014.12.19

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• ジェミニの亡骸

  ゲーテがハーフィズを、精神的な双子？と言っていたけど、自分の場合は、有名人とかなら水木しげる、五十嵐隆、川瀬智子、シュタイナーなら一部だけ抽出すれば同じものを持っている気は勝手にしてる。でもだいたいいつも自分の苦しみは普通の人とはものの感じ方が全然違うということだ。ゲーテ・ハーフィズとは自分は結構共通点が少なそうだ。麻生久美子がでてたハーフィズって映画を数年前にみて好きだったので、ハーフィズ詩集も気になってたけど思ったよりは自分に合う感じではなかった。翻訳の問題？でも今更現代ペルシア語やれる気しない。サンスクリットに相当似ている頃ならまだいけそうなんだけど。

  2014.12.19

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• 

  終わりたい始まりたい

  心臓と胃腸との中間点のようなところが凄く痛い。ひとつ、４年間続いた事が終わった、というか正確には来年1月に終わるけど、重要なところはあらかた終わった。毎学期ごとに、終わることを望んでいる。夏休みとか冬休みまで、あと何週間とかって数えているけどそれが終わったからって何になるの？それが終わったら何か救われるわけでもなし。何にもならないカラ期待を節目ごとに繰り返して最終的に死んでいくのだろうか。自然死するというのなら。でもとりあえず、終わった、終わった。前期と後期で終わるのを待っているのでいえば8回待った。4年待った。別に4年間のそれが終わったからってそこから明るい未来が予告編として見られるわけじゃない。カリキュラム的にはあと1年ある。現実的な視点から想定されうるのは永劫回帰だけ。それらもどうでもいい、自分が何を考えていようと自分の行き先に自分の意思は関係がない。何か泣きたい、吐きたい、心臓と胃腸との中間点で何かつっかえてる。まああと1,2回あるし、終わったから良くなるなんて誰も言ってないけど。全部泣いて全部吐きたい全部痛い。寒くて黒い胆汁、過去の死神、全部泣いて全部吐きたいね。着てた服全部洗濯機入れて洗い流したい。気分よく洗濯するには寒すぎるが。ーーー帰る場所などありはしない！(歌詞より。)

  2014.12.17

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• 罪と罰でなくていい

  病院に対する特別の思い入れも罪と罰でなくていいまた舌を噛んだカルマで解釈される怪我や病気も罪と罰でなくていい天使も悪魔も罪と罰でなくていい勝利も敗北も罪と罰でなくていい生も死も罪と罰でなくていいずっと咳をしていたずっと息苦しかった１ヵ月以上かけた、長いため息のよう だったそれも罪と罰でなくていい

  2014.12.14

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• everlasting lie

  死にたいというのと眠りたいというのがよく似ている。眠っていれば、少なくとも現実には居ないですむ。現実じゃなくて良かったと思うような夢もあるとはいえ、現実にさえ居なければ、癒されることができる。寝る時間が惜しくて、睡眠を削る生活方法なんて言ってる連中が一番の謎だ。そんなに現実が好きなのか？そんなに現実が楽しみだらけなのか？それでもって、最近は睡眠が足りない。眠れるかどうかを、自分が決めることできたらどれほど人生が違っただろうか。カフェインも絶対に飲まないようにしているのに。眠れないのに、まだ朝早くて、起きたくないから１時間くらい無駄に横たわりながらこういう考え事をしてしまう、その苦痛。思考活動のon/offを自分でもコントロールできる体質だったら少なくとも自分の人生をよりうまくコントロールできたかもしれないのに。生きる意味や理由なんてのは現代では自分を騙さなければ得られないのだ。前時代の宗教や、無宗教と言う名の現代常識を妄信する宗教を全く疑うことなく生きられれば、あるいは頭をからっぽにする等という境地があれば生きる理由や死なない理由もあるか。でもいつも分からない、現代の常識的にはどう考え抜いてもこの世に生きる意味を見いだせないのにどうして競争したり、努力したり、将来設計したり、子供をつくったり、家庭をつくったりできるのだろう？ずっとそれが分からないまま20年弱。非常識にすがれば自分も生きる意味を見いだせる。しかしながら、それで生きる意味を持つといつも常識の使者や宗教者から戦いと改宗を挑まれ続けるのが疲れて疲れてしょうがない。もうどっちでもいいんだよ。どっちも正解ではないのだろう？何が正解で、何が未来なのかを問いただしても世界は何の答えも用意してはくれない。答えがあれば、生きる理由になるかもしれないがこの世の全ては幾らでも懐疑できるし騙されているだけだと常識非常識全てに言うことができる。この世には何の確証もない。どんなものだって詐欺師呼ばわり出来るしどんな詐欺師だって詐欺師である確証はない。非常識を信条とする詐欺師として生きたら後に何か罰を得るのだろうか？それすらも分からない。死にたいと思うことくらいしかすることがないのももう賞味期限切れ、噛みすぎたガム。

  2014.12.13

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• ラウンドアバウト

  鬱でも数ヶ月前は、夏であることはまだ救いだった。ただ、確かに天候も気温も不安定で夏という感じが薄かったものだが。それが、冬に突入するのだ。そこにはもう絶望しかない。耐えられない寒さと重ね着の重力が全ての気力を奪っていく。昔みたいに死にたいと言う事も、もう何の救いにもならない。死を救いと見る気力も無い。対象や目的地のなさが更に空虚だ。生きていることを、時間の一秒一秒を忘れていられるように何かに熱中する努力をする気力も無くなっているようだ。

  2014.12.13

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• everything in its right place

  ある考え方をすればこの世は絶望だし別のある考え方をすればこの世は希望だというだけで、希望にすがって生きるか絶望にすがって生きるかというのが唯一の選択肢だ。例えば、死というものはある人にとっては希望だしある人にとっては絶望だ。私の希望は誰かにとっての絶望だから、私の絶望は誰かにとっての希望だから、そうである以上は不特定多数と共有すること自体を諦めたい。戦うことに使うには気力がとても足りない。自分が希望となるものを否定するのは難しくても、希望を共有する事自体を諦めるのは凄く簡単だし自然な事だ。自分の希望にすがって生きるなら、そうするしかない。私は私の希望にありついて、それを少なくとも現実では隠し通す事。誰かに自分の希望を話せば、誰かはそれを否定してくるに違いない。欲望のというノルマの解消の為の仕事は、そこからは関連のないところに置く事。私の希望と同じものが希望となる人としか話さないという事。そうではないひとをなんとかして寄せ付けないようにする事。とにかく、そんな仕事にありつきたい。それが何なのか、そもそもそんな仕事などあるのか等は、全く想像もつかない。

  2014.12.13

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• シーラカンス

  現象において、発生というものが常にこの世の現象だけで説明できないように何かを話すということは自分においてはこの世の現象ではちっとも説明できない。いつもこの世の空気よりも、自分は振動において絶縁体な深海に言葉が属している。だからこそ私が何かを話すことは他者とコミュニケイティヴでないというのは明瞭だ。コミュニケイティヴならば、妥協しているだけだ。この世ではないところから発せられるイメージはこの世においては具象とならない。素材がないから。人間の人ごみのど真ん中に居ながら自分の声帯だけ深海の奥で、どれほど声を発しても水の壁で振動が遮られ、外に声が届かない不思議。

  2014.12.13

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• take me to where he/she/it is

  船渡しの死神のままでぼろ衣か濡れ衣を着たままで快楽が欲しい、隠れて生きたい。比べたくない、競争したくない、力を使いたくない、力を使われたくない。力を使いたくないままで、快楽が欲しい、死体のままで快楽が欲しい、地味な生活がしたい、静かな生活がしたい。ひとりでできる仕事を探しながら不特定多人数でない仕事を探しながらも船渡しの死のままでぼろ衣か濡れ衣を着たままで渡される死体のまま。力を使いたくない、言葉を選ぶ力を使いたくない。解き明かす力を使いたくない。何にもならないなら何でもないまま地味な生活がしたい。倣うべき正しさもなしで、改めるべき間違いもなしで、浮遊していたい。

  2014.12.13

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• underdog

  "死にてー"なんてのもただの口癖、"ああ、疲れた"とか"めんどくせー"と同じような意味の言葉にすぎない。死を何か部屋の電気を消すようなことだと意識を消す永遠の眠りのようなものだとパブロフの犬のように学んだだけ。未来の夢を壊して過去の眠りにつきたい、最後の息吹まで冒された道すがら、現実が面倒くさくて、それを壊すような生や死を越える出来事を何かに求めても。現在にとっては真実なんて何一つわからない。事象は全てシュレーディンガーの猫が入った箱を外側から観察しているだけ。未来とは、いつもその箱を開けることだ。開ける前からして箱の中身なんて、誰にも分からないのだ。

  2014.12.09

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• 思考とあいだ

  現実でなんとかできないことは非現実にすがるしかない非現実でなんとかできないことは現実にすがるしかない。無をループする散歩道。

  2014.12.09

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• テルモピュラケス

  末端冷え性がひどく、夏でもがっつり体冷えてるよと言われるので冬はもっとがっつり系。ゲッソリーニッシモ。足をあっためる動かし方、とか教えてもらったけど末端まで体がカタイのでうまく動かせないんだなこれが。ノンカフェインコーヒー牛乳が数日前から飲みたくなってて飲んだでもやはりちょっとカフェイン入ってるの？睡眠時間が減った。でも起きてても別にやりたいことがないので、寝て体力温存して体力回復して、時間も潰せるほうが余程幸せなのだ。寝ないと一生疲れたまま。寝れさえすれば、人は幸せになれるのに。もともと、カフェインを避けながら苦みも全く必要でなくて甘みを求めてるだけなので、ノンカフェインでもコーヒー入ってる意義ないわな。やはりただの甘い豆乳で良い。気持ち悪くなるので、当然人工甘味料なしで。いつも、頭使い過ぎなので、糖分が必要なだけ。

  2014.12.09

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• exodus, eisodus

  誰もが常に100%で皆、方向性が違ってもそうだってのは知ってる、あるいは、知ろうと思っている。方向性が自分と違うから100%でなく見えるだけで。夢占いで、船に乗る：(病人の夢：死)って、おいおい。まあ、人生の新たなはじまりってもあるけど。街歩きで見てた香港の船だったのでアレだが。けむいしさむいしけびいし。検非違使忠明、って何でんな古文の教科書の題材まだ覚えてんだろ。なかなか治らない、これ、この１ヵ月、４回医者行って、その都度薬処方でお金がかかる。でもまだ治ってない。もう医者いきたくねえし。１週間後に治らないなら、また来てくださいっての４回くりかえして、複数の医院ハシゴしてこれ。もう行っても意味ないんじゃねえの。

  2014.12.09

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• 黒いコリーツィ

  冬ってなんでこんなにめんどくさいんだ。すぐ疲れるし、物凄くイライラしやすくなる。体中が絶望する。クリームパンと豆乳ヤケ食いヤケ飲み。

  2014.12.07

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• 灰

  破壊的な心根は、もっと、水が流れるように生きられたらなあって願っている。サラスヴァトの川で。もっと大規模な状況でも遠近法の一番近くに居ても、遠近法の一番遠くに居ても、水が流れるように生きられたらなあって願っている。誇大な狂気も微小な狂気も驚く程の単純さと落ち着くところのない複雑さで最初と最後が連結している。プネウマによって、プラーナによって、出しては入れて入れては出してそうやって息をする命がため息をする命が逃げ場もなく、狂気の魂に魂の狂気に逃げ場がなく、ため息もできない。

  2014.12.07

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• mn

  学習法の3つのタイプ数年前に見て、どこで見たかなってわからなくなってた記事だ。今日たまたま見つけた。これでいくと、自分なんかは覚えやすさ聴覚:5, 視覚:2, 運動:3くらいの人間だと思う。普通の人はきっと視覚:5, 聴覚:2.5, 運動:2.5くらいなんじゃないの。というか記憶できることとできないこと最初から定まっているような気がしてならない自分においては。各項目それぞれ凄く合うのと、まったく合わないのがちらほら。とにかく大学では視覚タイプの人ばかりな気がするな。いつも周囲と異質な感じがするのは、こういうところだろう。

  2014.12.06

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• Ф

  それが自分にどう生きるのだろう、それを自分はどう生きるのだろう、はどうやら、私の仕事ではないようだ。私は、一瞬一瞬、細胞の死と誕生を繰り返している。脳も体も、一日一日、一年一年、つくりかわっていく。別の者になっていく？常に死に、生まれながらそれを"生きている"と言っている。私が生まれ、死んでいきながら、私の未来をどうしようと私が言っている。私が生きていると、私の何処か言っている？私の全体が"私だ"と言っている。人生を貫く実存的主体、私を最後に私と言わしめるものとは人生上の全ての私の生と死の点々を阿弥陀籤のように繋いだときに現れるアーキタイプのことだ。それが自分にどう生きるのだろう、それを自分はどう生きるのだろう、は私の仕事ではなく、その阿弥陀籤のアーキタイプに干渉する実存的主体が、考えることだ。問題を形成するのは天ではなく比較という次元で世界を観察して比較という方法からはじめて欠落がうまれたそのときの人のあがきなのだ。

  2014.12.04

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• 最も近くて最も遠い

  ナゼかまだ去年の冬くらいに木彫りの仏像が沢山置いてある滝のながれる、雪と氷の道の山奥へと一緒に行ったことを夢のように思う。それとは別の、ある最も近くて最も遠い世界を思うそれが自分にどう生きるのだろう、それを自分はどう生きるのだろう、は、個我よりも、全ての流れ(παντων ρευμα)のなかで。

  2014.12.04

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• チャンバラヤ

  お姉チャンバラカグラをやってる。実際、これはPS2のシンプル2500円シリーズみたいな低価格で値段なりのクオリティっていうゲームシリーズから出てるので、当然っちゃあ当然ですが。(中古800円だったけど、これ廉価6000円とかだったら相当ひどい)ただPS2のやつと比べたら、戦いのシステムはかなり良くなった。coolコンボとか、連絶とか前もあったなあって。ストーリーモード自体は数時間くらいで終わってしまってベヨネッタとかよりよっぽど短い。というか適当すぎ。いかんせんマップは凄い狭いし、ほとんどない。ただ、キャラデザが凄い良くなったていうかキャラだけグラフィックはさすがに次世代期なんだけど背景はPS2(次世代ってもう今は最早xboxoneとかps4でてるからもう前世代なのだが)キャラデザとバトルシステムだけいい内容はPS2時代のチープの延長って感じだな。しかし、xbox360の日本のアクションゲーって結構すぐ終わるね。バレットウィッチもベヨネッタもそうだけど。(バレットウィッチなんかは圧倒的に世界観や音楽が良かったからいいだが)周回プレイ前提ではあるのだが、最近の無双より更に手抜き過ぎ。アリス・マッドネスやアリス・イン・ナイトメアのほうが随分長いくらいなのでは。まあマップ数が違うけど。昔は日本ゲーが洋ゲーを凌駕していたのだが、時代か。

  2014.12.03

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• pyrogenesis

  腹痛にならない日々に慣れるという贅沢病。小１から"学校へ行くという緊張からお腹を下す"ことに悩まされ16歳くらいから22~23歳くらいまでは毎日のように飯を食えばお腹が痛くなった。でも勿論食わない訳にはいかなかった。けど、最近は食うもんに気をつけるということを20年以上かけてようやく気づいて、かなり、腹痛から結構遠ざかった。でも勿論、普通の人の食生活をすればそっこうで毎日の腹痛の日々に戻るわけ。でも、腹痛が無い、というだけようやく普通の人の思考次元と普通の人の当たり前の世界をある程度初めて知りそこから駒を動かせるくらいにはなった。何もないこと、贅沢病。すがすがしく、そんな風に言えなくも無い。ある悩みが解決すれば、違う悩みに集中するようになる。なら、その構造から身を引けさえすれば。

  2014.12.02

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• 水と風

  強迫観念という檻からの脱出は努力という戦いの後に必要だ。努力した後、気づくのだこの世の"見返りの無さ"が気づかせてくれるのだ、努力した後に、全てをすてて、自分の力を全て一度遠くに置いて、それはまた取りにいけるくらいの距離で良い、そして自分以外の力に任せるまでで完成なのだと。その為に、比較を捨てるのがすべて。見返りを含めて比較を捨てるのがすべて。すべてはひとつで、一者で比較がそれを分けているにすぎない。貴方に何かが欠けているのは比較が存在同士を分けているからにすぎない。努力したと思うなら、努力しても報われていないと思うなら、次は一度、全てを休めて細かいことを考えないでみるまでが一仕事だ。最初は、すぐにはうまくいかないだろう、なぜなら、この最後の作業は遅効性のものだからだ。強迫観念を捨てようと強迫観念にかられることではない。それは、そうしたくなったときに、準備がなされる。

  2014.12.01

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• unaltered empire

  洋ゲーはなぜこれほどに自分にとって魅力的なのか…一番良かったのは、アリス・マッドネスとアリス・イン・ナイトメアでアリス・マッドネスは中国の会社が主な製作であるから海外ゲーでも洋ゲーと言うかは謎だけど。そうでなくてもオープン・ワールドの素晴らしさは心を離さない音楽とゲームは、精神の払拭に一番良い。だからどちらも、最も私であることを忘れて何の代償もなく、精神を、この地上の重力から浮遊させてくれるようなものが素晴らしい。なぜなら、精神にとっては、自分の場合は余計な事を考えて、ものごとを良くしようと考えることはものごとを悪くするだけで、目標の高すぎる理想は常に人を焦らせ、苛立たせる。あのときこうしていれば、なんて何の意味がある？その仮定された現在は実際に自分に干渉できるかたちで存在していないのに。存在していないし、自分に干渉できないものと何かを比較することに、何の意味がある？そして物事は常に思っているのと違う方向へ突然変異するその超越的な力、それは慈悲的で優しいものだ。なぜなら、無理をするな、と言っているだけだから。それはつまり、何も考えないでいればよいアイデアが浮かぶし、良い方向へ行く。それは無思考というより、頭を冷やす、と表現されるようなものに近いだろうか。直感と欲求に従って良い程の節度も学び得た。何も考えないことは、自分の場合は自身を忘れうる没入でしか実行できない。子供の頃から、とにかく尋常じゃないほどにじっとしているのがものすごく苦手だから。というのは、多数あるうちの１つのタイプの人間における方向性である。箴言というものは、ゲーテであろうが、オーディンであろうが、ユダヤであろうが、重要なのは、箴言を言う相手、集団が自分とどの程度相性が良いものであるかだ。占うものではなく、直感で相性は知るものだ。いや、占っても良いが、どんな占いでもそうだが、占いの解釈の無限からどの答えを選ぶかは結局直感で選ぶしかない。ゆえに、占いというひと段階を踏んだとしても、結局選択が必要な以上は直感に帰ることになる。占いとは、手紙を書いた相手から、返事としてポストに(或る程度不明瞭な内容の)手紙が届く程度のことなのだ。この際、領域の競り合いでもつれてほどけなくなっただけの原理主義など忘れてしまえば良い。直感がそれを望むならば。要は、自分のタイプに合うもの、自分のタイプに相手のタイプが何を与えてくれるかを先天でも後天でもある直感によって知るということなのだろう。

  2014.11.30

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• niñaniño

  何でもなく、何にもならなく、思ったよりつまらないすべての高貴な現象がなでていくように何もなく通り過ぎていく意味に富んだ現象が何でもなく通り過ぎる正常さには何も期待してはいけない狂気にも何も期待してはいけない何でもなく、ただ私の狂気と他の誰かの狂気は相容れなくて私の正常と他の誰かの正常もまた相容れはしないそこには何も期待しないただ、私が感じる感情だけその海だけが、あれば良い私が私の感情を持っていれば良い他人を羨んでも何にもならない他人が持っているものを私が得たところで他人と私では自身というパズルの欠落が違う。誰かの欠落に合うパズルピースを得たところで私の欠落に合わないパズルピースが一体私の何になるだろうか。最も恐ろしいのは、他人のパズルを満たしたパズルピースを私のパズルにもあてはまると錯覚し羨望することだ。そうして、何でもなく、何にもならなく、意味に富んだ日々が通り過ぎていく少年少女は欠落だらけ誰かの欠落を満たすものが自らの欠落を満たすとと錯覚してばかり少年少女は欠落だらけ誰かの欠落を満たすものを汗して得るだけで自らの欠落は満たせないまま、そればかり少年少女は欠乏だらけパズルピースを沢山持っていながらどれも全く合いやしないしかし、何でもなく、何にもならなく、意味に富んだ時間がなでるように過ぎていく何も得られないことが贈り物だ何もないその感情が贈り物だ完成が素晴らしいだなんて一体誰が言った？完成を目指せなんて一体誰が言った？時間を感情で満たせていればそれでよいのだろう人は、死を少しずつ待つことができるのだ時間を感情で満たすことで死へと一歩ずつ近づけるのだ一瞬一瞬、肉は生まれ変わる肉は捨てられ、新しく得られる一瞬一瞬、肉は違う一瞬一瞬、私は違う死を待つのはどの私なのか？時間を満たすのはどの私なのか？道理はもう行き詰まり、合理性はもう既に限界、そこに答えはない、無限ループと、分割しても、認識しても、焦点を合わせても、決して手の届かない無限の距離があるだけもうその道は行き詰まり、さっさと、道や無限という尺度自体を捨てるんだ。

  2014.11.28

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• like a long sigh

  息は全て全てその石炭でまわる機関車の一番先の石炭の炉そこから吐く煙が息だその息を吐きながらレールを走る以上は石炭がまわる石炭の煙がまわって息をすることになるそれで息をするレールを走る以上は軌道に乗ってもう戻ってこない一度放り投げられればもう戻ってこないまた戻ってくるためにつくられたわけじゃない投げ飛ばされたっきりだ投げ捨てられたっきりだそのようにつくられたああ、気道のこの石炭の煙絶えず火をくべながら息をする焦げて消し炭になってもいまだそれは木なのかそれは石なのかそれは灰なのか焦げて消し炭になってもいまだ炉のなかで燃やされそれは血を吐くように黒いため息を吐きながら絶えず煙を吐きながら血を吐くように刻まれるように潰されるようにひき肉にされるように腸詰めにされるように吐こうとしても、むせるだけ吐ききったって、むせるだけ石炭の煙だけがぐるぐるとまわり息をためている部屋をぐるぐるとまわる行き場も無く完全に塞がれた部屋をまわっているまよっているより、まわっている虫よ蟲よ木よ森よ車よ轟よそのままきえていくそのままきえていくために熊よ森よ獣よ霊よ渦よ頭の中の渦よ体の中の渦よ心の中の渦よ血の中の渦よ霊の中の渦よそのままきえていくそのままきえていくために。

  2014.11.27

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• 不法投企

  私が上善如水であって誰かがそうでなくてもそれはそれで、かまわない、とも、ゆるせない、ともしかたない、とも言いはしない屈したり、屈しなかったりするのが良いわけではない変わろうとするなあるようにありたいそのとき、解放されるし、解放できるすべては解放のためにある解放されるために不法投棄され迷子になるのだこの世はすべてつながっているからってこの世のすべてが連鎖しあうからってひとつひとつの細かいことを気にする必要はない縁起の良し悪しを気にする必要もない(日本語の意味での"縁起の良い/悪い")細かさこそ現世の涅槃から最も遠い。いや、深く細かさに潜ってのちそこから解放されるのが涅槃への道だろう。ふりはばが無ければ進めもしないのが性。

  2014.11.24

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• 心の解放

  心の解放の為には世界を今迄とは違った目で見なければならない。でもそれは、私は今迄なんでこんなものを正しいと思っていたんだろう、これからはもうこんなものに惑わされない、付き合わない、ということではない。そうであるうちは、心は解放されない。なぜなら、今迄の世界観を捨て新しく目覚めたと思っていてもそれは新しく別の世界観に囚われだしただけ。目が覚めたのではなく、改宗しただけでなのだ。だから、そこから抜け出す方法はその構造自体を捨てることだけだ。心の解放とは、何が正しく、何が間違い、という思考方法自体に打ち勝つことだ。

  2014.11.23

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• 

  tachyon imaginalis

  自分が帰りたい場所は何処なのか？この世の何処かではなかろう、質量がなく、早さもない世界。近所を散歩するだけでこれほど楽しい。自分が帰りたい場所は何処なのか？それは明白で、すでにそこにいるのだが、その上で、自分はどこに居ればいいのか？と、誰が問うているのか？自分なのか他の誰かなのか？何処へ行けば解放されるのか？そもそも、一体何から解放されるのか？行きたい場所を思うと、いつも質量がないところばかり。美しいと思うところ、いつも質量がないところばかり。

  2014.11.16

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• so'ham

  わたしが家が好きなのはそこ以外ではひどく疲れるから。わたしが日常生活以外が苦手なのは、いや、日常生活がどうしようもなく好きで、どうしようもなくそれに依存し、そこから外れることに禁断症状を覚えるのは、テオリア的生活を全身でなぞるため。哲学の実践とは、日常生活の実践だと、多くの探求から、見事にききとることができる。それはわたしの意志でもあって、同時にわたしの意志でもない、それ以外の意志でもあって、それ以外の意志でもない。なぜなら、それはわれ。

  2014.11.16

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• ダーザイン

  死にゆくときに、抵抗する心もなく死を納得し受け入れられるということそれ以外に何が必要だと言うのか？その心理状態以外にどんな"そうなりたい"が必要だと言うのか？体裁も、勝敗も、競争も、プライドも、服従も、支配も、賢さも、愚かさも、憎しみも、憧れも、尊敬も、経済性も、世俗性も、社会参加も、それに比べれば全てがくだらない本当に必要かどうか分からない一時しのぎと違って死ぬとどうなるか？は分からなくても、死は人生にまず必要だと分かっているのだ、痛みをどうする？心をどうする？憂鬱をどうする？執着をどうする？その為のもの、それ以上のものなどありはしない。

  2014.11.14

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• finis evangeliorum

  最も暗い時を知るこの痛みも暗所で撃たれた傷も狂気だけがペインキラー食べ尽くして最後の日に砂漠で水を欲し雪原で炎を欲すどうでもいいだろ？自分にとってアレルギーになる物質でつくりあげた住居に住まうのもその常識も、多数決で決まった幸福の定義もその、皆が前進と呼ぶものへのアレルギーも行く当てのなさだけが留まる理由長らく、文法性も実証性も無い日々を過ごしてきたそれは当たり前だったから、文法性と実証性に実存なんて見いだせるわけはないそれらは新しい発見どころか、より低俗なものなのだ。どうでもいいだろ？それが存在だ汗して巨石を運んで、それで終わり、それだけで建物をつくる気をなくすどうでもいいだろ？29度の壁におしつけられた最後の黒い島々よ、もう終わりにしようと言って全く予期しないときに終わるそれももうどうでもいいだろ？

  2014.11.14

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• テール

  期待と自虐の、二車線で、徘徊、逆走、接触事故、衝突事故。終わりましょうって言って、何を？疲れただろう、僕も疲れたんだ、現世嫌いは、いつも、異界に魂が通じてるから。貴方が死に憧れるのも、異界に魂が通じてるから。貴方が死に憧れないのは、異界に魂が通じてないから。そろそろ犠牲にならなきゃいけないなっていうその感覚、その強迫観念。舟渡しがやってくる。まあ、急がなくても、いつかやってくるさ。私の森の熊さん、獣さん、私さん、貴方さん、河原で石を詰んでおけ、塔になるよ疲れただろう、僕も疲れたんだ、舟渡しがやってくる。魂を、魂を、森の熊さん、獣さん、私さん、貴方さん。森の間を、魂よ、魂よ、世界樹巡って、律動聴いて、聴いたそばから文字刻んで、否、刻まれて！その間を、魂よ、魂よ、成長していく墓、伸びていく墓、光合成し、呼吸するその墓！墓碑銘も消えていく、なぜならその墓は成長しているから！墓碑銘も覆い隠されていく空に伸びて、大地に根を張る墓、伸びていくほどに消えていく。墓標に刻まれた、熊さん、獣さん、私さん、貴方さん、遠くから、熊さん、獣さん、私さん、貴方さん、近くにも、熊さん、獣さん、私さん、貴方さん、私は、あなたは、彼は、彼女は、そんな言葉は、何の役にも立たない。だけど、遠くには、熊さん、獣さん、私さん、貴方さん、そして、近くには、熊さん、獣さん、私さん、貴方さん、一体何処に差異なんて存在している？私と貴方の間に私と私さんの間に一体何処に差異なんて存在している？成長してく墓！石を詰んで、塔になるよ。現世からも異界からも声がきこえるだろう？勝手に伸びていく墓！舟渡しがやってくる。まあ、急がなくても、いつかやってくるさ。最終的に、私は私で貴方で彼で彼女になるさ。片方だけ、それは、私ではない。

  2014.11.13

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• kurb

  生は世界という律動のひとつの突起のようなものだ。ある生が1だとして、次の生は11だ。それでもって次の生が21だったり、111だったり。位は増えているが、1であることに変わりはない。輪廻転生も、天国と地獄説も同じ。生自身は区別されるが、生同士に関連性がないものなどない。全てはこのように1,11,111という、繰り返しで、同じ数字だけど、量は違う、という律動に支配される。遠近法で遠くを見て、遠くにある巨大なものが小さくみえるように、全ては螺旋構造だ。1の位ずつあがっていくパターンの繰り返しだ。私が1で、遠くにあるものが11。11と1の違いだけ、ものが小さく見えるけど1であることに変わりはない。

  2014.11.12

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• А внутри меня, волна!

  魔を全否定して善のみを見るなどというよりは魔から善を抽出するほうが良い。とはいえそれ以上に、善悪二元論上でどちらが優れているか、それらに囚われても何にもならない。その無意味な渦巻きに入りこんでも何にもならない。魔も、善も、対立構造もどうでもいいことだ。人間の肉体自体はそれらとは違うものだ。魔と善と比較している時点で既に善や真実からは遠い。とっさに人の言葉に反論できなかったことを後悔する必要もない。世界への復讐として自分の体を引き裂く必要もない。むしろ反論できなかったということは到達点のない無意味な争いに、無意味な渦巻きに入り込まずに済んだ幸運なのだ。

  2014.11.09

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• artht

  一般的にいま数学といって想像されるような、左脳的な数学だけでなく、右脳的な数学もある。左脳的な数学は数のアルケーは半分の姿でしかない。正しいか間違いか、というような低次の世界観ではなく判断、分離よりも、連環、結合へ向かう。螺旋状のシンクロニシティが、ひとつの言葉が多を引き連れる。

  2014.11.08

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• 肉

  自分にしっくりこない。自分が話していながら、その場所では何も話していない。血と肉にならないこと。supercarの曲の歌詞でいえば生きてないこともない、活きてないって、だけってやつ。美しくても、現実的でも、活きられない世界は駄目だ。

  2014.11.05

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• like a long sigh

  欠落した感情を欠落と言う方法論は無い。モノの絶対値は一定で精神的にも物質的にも質量保存の法則ははたらく。形而上も、形而下も、質量保存の法則がはたらく。この世の原理や真理と数学が親和性があるのなら、その質量保存の法則的感覚は数学に規則性をもたせる基礎だ。ただ、常に万物が流動している。全体の和が一定値である各数値の比重は常に変わっていく。欠落した感情を欠落と言う方法論は無い。欠落した感情たちは別の場所で働いているから。

  2014.11.02

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• 最良の終末

  わからなくなったのは、何でもない、皆が無意識に、当たり前に私を抑え付け、矯正し、皆と同じにしようと教育したところで、何も変わらなかったところがある。皆が皆と同じになるための連続鋳造機械にくべられてもどうにも変わらなかったところがある。機械が不良品を生産すれば、人は行く末を案ずるが、今は変わらなかったその奇蹟を私は案ずる。無限の混沌に人は騙される、人は混沌か秩序かどちらかの目を通して世界を見る。世界自体はそのどちらよりも先にあるのだが。己は生きている、という確信のもとで己でもある細胞は生まれては死んでいる。生きている、という考えを成立するために自我を成立するために既に己の一部は生まれては死んでいる。流転と言わずして、何と言うか。水の如くと言わずして、何と言うか。人が言う生きるということは、自己の体の粒ひとつひとつが生まれて死ぬことを繰り返すことである。常に生と死が動いている、これを流動と言わずして、何と言うか。最良の終末は、上善の流れ行く先は、下流でも上流でも、形而上でも形而下でも、パキスタンにあるディオニュソスの山だっていい。ものごとには共通の形而上の律動がある。水と上善と万物と細胞の生き死には同じ存在ではない、ただ、それらに共通の形而上の律動がある。

  2014.10.29

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• 被害妄想+加害妄想

  過剰分析と完璧主義が心の病の核であるといわれる自分が、過剰分析と完璧主義を仕事にしている人々の養成所に居ること。そこから、自分がまちがっていると思うよりも、むしろこの矛盾の示すところは、この場所が目指す典型的理想像及び進路とは、自分は全く違う道を歩むことになるのだろうなってことだろうという確信だけ。どこかで必ず何かのきっかけによって。人間が"あのとき、こうしていれば"と考えるのは、仮想未来と現実との間の優劣を比較するためでなく、自分にやってくる状況は示されるべく示されていると知るためにある。全ての人に渡る可能性がある情報がなぜ、そのとき、私に届いたのか。他の誰かに届いて、私に届かなかったかもしれない。という可能性を考える事が、逆に情報が示されるべくして示されているという事の確信になる。人間同士の意見の差異は、それぞれに示されていることの差異でもある。何故か貴方に生まれた環境に存在した思想や何故か直感的に選び取った趣味といったものが"示されていること"である。ピュタゴラスの数字観のように、ひとつの言葉で多くを引き連れるという"天界の言葉"と歴史上よく言われるそれはユング派のいうアーキタイプそのものであろう。"示されていること"はそのようにひとつの事柄が同じアーキタイプを共有するもの全てをつなぎ、引きつれる。世界は解釈によってはじめて存在となりうる以上解釈方法の差異で世界も違う世界になる。ある人が現代科学の解釈を世界に用いてもある人は未開と言われる地方の民族の世界観で解釈しても、どちらも"世界自体(Welt an sich?)"から抽出したひとつの側面にすぎない。つまり、同じ世界自体を共有しているとはそういうことだ。誰かが誰かを間違っているといっても、この世には正しいと間違いがあるというより、個々人の"世界自体(Welt an sich?)"の解釈毎に世界(Welt)があるだけだ。

  2014.10.23

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• iter

  若者の『旅行離れ』が深刻そもそも日本の現在と未来が暗いとかってメディアががんばって煽ってるんだから人々がお金に保守的になるのは当然でしょう。でも実のところ、お金がないというか、旅行の最大の問題はコスパが悪すぎることなんだ。旅行が仕事に良い影響がでるなら良いが、それもなければ大金払って疲れにいくのはちょっと、ってなる。同じ値段でできるもっと楽しいことがあるすぎるし、現代人は疲れてるから、もっと疲れることしてもしょうがない。時々思うのは、１週間クタクタになるまで働いて残りの休日を旅行にあてたら、全部仕事並みに疲れるじゃんってこと。昔は、今より仕事が疲れなかったのかなんて知る由もないが、旅行行ってたら、休日なんてあったもんじゃない。そんな生活をしようものなら、必ず体から死にます。近場の温泉行くとかならともかく。いまは、疲れる楽しみより、癒される楽しみのほうがよほど良い。また、travelの語源は、確か「三つの杭」という意味の拷問道具でtroubleとフランス語のtravaille(苦労→仕事)と同じルーツ。仕事でクタクタになったところに癒しでないtroubleだらけの旅行は当然命を縮める拷問なのです。と、思ってるんだけど、正直自分の周りからは少しも若者の旅行離れを感じない。自分だけがいつもおかしい人なのは相変わらず。海外旅行の最大の役割というのは、たぶん行く前に持っていたその場所へのイメージと実際とのギャップを体験することだつまり、夢・理想をぶちこわす事だ。"当たり前の生活"の素晴らしさを、一時的になくして実感することができる。人間の生活に試練がつきものなら、travelもなくならないとは思う。ただ、理想郷という発想に囚われて日本の生活の当たり前の凄さを客観視できないなら、むしろ海外旅行には体験すべきであるかもしれない。どれほど立派な海外の都市もだいたい日本よりは不便だ。ただ、当然日本の"当たり前の生活"に何の固執もなく、つまり毎日の生活リズムや便利な道具への依存や五感の敏感さが無いひとには海外と日本とのギャップみたいなのはあまりないと思うけど。いわゆる心理学的な欲求段階説でいえば、自己実現の欲求みたいなのは生活的満足の前提の上にあるから、生活維持をふっとばしてその先の欲求を満たそうとなんて思えもしないわけですね。自分としても、旅行の最大の不快は、生活的満足が損なわれることにある。アスペの子は体力ないから…ってよく言われるように生活する労力だけで体力は最早いっぱいっぱいなのですが。

  2014.10.22

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• てんかんてん

  社会の"当たり前"をはじめから持っていて当たり前より下からそこへ登る必要がなかったらその当たり前自体を認識する機会もないだろう。鬱として吸収されていたものが、今度は怒りとして吸収されるようになったきがする。精神的には、たぶんそのほうが安定している。むしろ、去年くらいの精神状態に戻りつつあるようなものだ。うち祓うためには、何にも考えないことだ。考えないというよりも、改善しようとしないことだ。考えることは止められるものではないし、感情は自分の外から注がれるものでもあるから。あるいは、感情は自分のうちにあるか、外にあるか、と問うならそれは例えばマッチでろうそくに火をつけるとき、火はマッチに属するか、ろうそくに属するか、と問うのと同じで、そのときの火が感情にあたる。うち祓うために、何も改善しようとしないほうがいいというのは、万人に適応できる対処法ではない。"やればできる"というのが主観的経験論と、つまり自分がそうなったと主張しているだけのものと、同じ主観的経験論が"やらないほうがなんとかなる"であっても、別にかまわないのだ。"当たり前"をはじめから持っている人は"当たり前"をはじめから持っていない人を正しく認識できないかもしれない。だから主観的経験論をおしつけてくるかもしれない。それをもまたうち祓うために、それに対して何も反応しない心を育てなければならない。当然ながらそれも、万人に適応できる対処法ではない。感情を自分でコントロールできるならそうすればいい。でも、外側から感情が注がれるようならそれに抵抗するほうが事態が悪くなっていく。他者からの言葉が自分のもとに届くかどうかやそれが何かの解決になるかどうかも自分が決められることではない。機会を逃してはならないと抵抗するほどに基本的に事態は悪くなっていくなら、抵抗しなければそれで良い。その自覚を育てたいだけなのだろう。

  2014.10.19

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• pakoniva

  マインクラフト、面白いけど、主観視点の3Dが酔ってできないのが残念。一応、三人称視点あるけど、一人称じゃないと操作がうまくできないし。とはいえ、好みのゲームなので、やりだしたら何時間もやってしまった、お陰で、これのせいか、台風の気圧か、わからんけどひどく頭が痛くなってしまった。悪酔いか。あとは、結構音楽がよかった。自分のはxbox360版なので、pc版の新しいのはまた少しグラフィックが違うようだ。トロピコ４もそうだけど、政治経済を考えないで建設費がなかったり素材無限な箱庭モードしか結局やらない。ps2のダーククラウドみたいなパズル要素ならあっても楽しい。というか、最近箱庭ゲームという定義が何かおかしくなっているようで、いわゆるオープンワールドが箱庭ゲームというジャンルと一緒にされているようだ。もともと箱庭ゲームっていったらシムシティが代表格で、それとGTAやエルダースクロールみたいなオープンワールドとでは全然ジャンルが違う。GTAが箱庭ゲーとか言われて、街創れるの？ならやりたいなーとか思ったけどオープンワールドって意味だなだけで、街は創れないようだ。だったら別にいいや。とはいえ、ゲームなかでは箱庭が一番好きでその次に好きなのがオープンワールドではあるのだけど。アリスマッドネスリターンズやスカイリムの図像レベルの箱庭ゲームとかあればもっといいけどね。

  2014.10.14

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• 霧の国

  my little loverの"shooting star"は、最近になってはじめて歌詞をまともに読んだ。10年前から聞いていたし、カラオケでも歌っていたのに歌詞は全く意識していなかった。プロモが、いまのところ見れるサイトがなくなったが、映像中で棺桶に入っている意味もよくわかった。昔は、この曲の歌詞で書かれている死生観からはまだ結構遠かったってことだ。だから死についての歌だという意識がなかった。歌詞を読めばそれほど遠回しですらないのに。五十嵐隆やトムヨークの歌詞の死生観に共感しても、当時はこの曲の死生観はまだ持っていなかったのだろう。常に自分の興味は死という元型に向いている。死に惹かれ、死に救いを求め、死を理想視し、死を知ろうとする。痛みと疲れがとにかく嫌いなのだ。聖者や賢者が"人間は現世に生きているのに、 どうして知り得ぬ死の世界のことなど追い求めるのか"などと言うのは、自分には何の意味もなさないようだ。だから、音楽のなかでもいつも死の匂いにだけひかれてきたのだろう。my little loverにしても、この曲やdestinyやstardustなんかはよくきいてたから、演奏にも歌詞にも、意識せずとも死の匂いという元型にひかれていたのだろう。この音楽の死生観を持っていない頃においてすら。音楽だけでなく、創作全般においてそうだ。くるりの"ばらの花"も同じように何回も聴いていても、カラオケとかで歌詞をみていても、特に意識していなかったけど、死の視点から見ると、プロモとともにそのような歌詞に思えてくる。まあ、視点次第で何にでもなりそうな歌詞だろうか。

  2014.10.12

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• クラフトワーク

  　躁鬱は何かひとつのきっかけによって躁が鬱になって、鬱が躁になるのか、別にそれと関係無く時間経過で規則的にかランダムに変換するのか、よくわからない。ある事象自体に躁か鬱が潜んでいて、それを受け取っているようでもみえる、ある事象自体に属性は無く、その事象を受け取る自分が躁の受け取り方をする時間帯にあるか鬱の受け取り方をする時間帯にあるか、であるようにもみえる。　生と死というものの核心はやはり左脳と右脳のはたらきにあるように思える。左脳の機能の中心は判別することである。判別することは、日本語にも両方の感じに刀を意味するリットウがあるし、インドヨーロッパの言語でも、critic、つまり語源的に「切ること」という意味でそれを表す。判別とは、切ることである。インドヨーロッパの言語も、カ行とラ行の組み合わせで切ること(kr)を意味する、日本語(kiru)も同じだ。　ひとつひとつ切り離して考えないと、個別、自我、理性、認識、思考、というものは成立しない。シナプスの連携が人間の思考自体なら、シナプスでつながれる細胞同士は個別でなければならない。左脳の原理は、切ることである。同時に、個別、自我、理性、思考が人間の生という状態をつくる。自分で自分を認識できることが、生きていると言うならば。　対して右脳は、切り離していない状態で世界を認識する能力でもある。実際、存在というものは、本来そちらであろう。ただそれは、死の世界と生の世界、どちらかに存在という概念を見いだし、またどちらに存在の主役の概念を用いるかにもよる。存在は認識である、とするならば切り離して考える能力が必要なそれは右脳の領域ではなく、左脳であって、左脳的能力に存在性を求めている。あえていえば、ただ左脳的能力とは、力の領域である。「あるがままに」は左脳的能力ではないだろう。だから、「あるがまま」が存在の本性だとすれば、それは右脳的領域だろうか。　左脳と右脳のこれまでの雑多な概念を、ひとことで言い表せる便利な言葉は、ユング派の「セネックス(老人、老賢者)」と「プエル(少年)」の元型である。とはいえ、セネックスが男性名詞でも女性名詞でも構わないし、プエルでもプエッラでもかまわない。アニマやアニムスのように、その人が男性か女性かで、内在するものがプエルかプエッラかが決まる、などと意味がかわるわけでもない。　左脳的能力はセネックス的能力で、右脳はプエル的能力なのである。これらの元型の概念は、常に説明しなくても数多くの概念を引き連れてくれるから便利だ。つまり、個人的には、この世のアルケーとは、「勢い」なのである。古代ギリシャの存在論の核心は、「力」である。つまりヒュレーからエイドスを参考に完成形に導く原動力、テーゼとアンチテーゼでジンテーゼができる原動力、因が育ち果をつくる原動力、その力とは何なのか、の問題だ。　その力は、構造的にはA地点からB地点ではあるが、それは左脳的な考えで、それだけならアルケーは「力」だと言い切ればすむが、「勢い」とまでいかなければならないのは、力は直線的ではなく、螺旋型だからだ。螺旋型だというのは、ものごとすべてには一定のリズムが存在し、それが繰り返しに成らないための螺旋だ。ただすべてに一定のリズムが存在するというだけなら、螺旋でなくて円で良い。けれど、一周して一番最初の地点に戻るとき、上から見れば同じだけど、横からみたら違う場所、だからその地点に居る人間には同じ場所には思えない、そんな構造が「勢い」という意味にはある。　正確な円運動は、左脳的視点だが、それを螺旋運動と見なす違う方角からの視点が、右脳的視点である。円運動は諸行無常、螺旋運動は輪廻転生。物質が波動だったり、個体だったりするのは、存在の左右両方の可能性である。必ず全て左、個体、でも、必ず全て右、波動、でもない。　一定の宗教者が欲求・固執を制御するのは、左脳を制御することだろう。欲求は誰かはこれを持っているのに、自分にないという概念から来る以上、自我と他者、個別、左脳的領域を必要とする。　右脳の一番わかりやすく日常的な能力は感情移入だろう。それは自我と他者の個別性の境界を少し崩すものだ。勿論、それが妄想で、感情移入で思い込んでいる相手の感情が絶対に正しいと証明することはできないが(とはいえそうだというなら、人間には左脳的能力しかなく、左脳しかないことになる)。だから右脳の司る認識とは"全て同じ"という感覚である。ニルヴァーナは、右脳感覚に司られるし、快楽体験的なものが、個別性を排したところにいつもある以上、右脳的である。前述の"プエル"の元型がこれら全てを既に象徴している。自我と他者の無さは快楽体験なのだろう。この結びつき、ひとつがシナプスの網のように関連させ、全てをひきつれてやってくることが、"勢い"の元型である。　数学、音楽、それらが神の存在性と関連させられるのは、古今東西よくあることだ。美術が、"これは神の姿ではない"と否定されるのは古今東西よくあるのに対して、音楽があまりないのが対照的だ。とはいえ、数学でも同じことが言える。1とか2という数字、その"見た目"は神の存在ではない、むしろ偶像である。数学には、"勢い"がある。ひとつのものが、関連性の網で全てを携える。ただ、いまでいう数学は完全に左脳的能力の権化だし、中世ヨーロッパ哲学は数学の左脳的能力だけで神の存在性を唱えた。だが、数学の右脳的側面もまた、"勢い"であることに変わりない。数学は、シンクロニシティや左脳的な無限の円運動の無間地獄ではなく螺旋構造の円環運動なのに"新しい世界へ"的な冒険性も考えられるはずだ。数学が、"一致"という感覚を大事にしていることは、左脳的でなく右脳的にも解釈されるべきである。"一致"の感覚こそ、"勢い"でもある。ある事象と、ある事象の関連の力である。

  2014.10.11

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• リサイクルセンター

  何が欲しいとか、本来の自己とか人が言うものが自分でわかるのなら苦労はしない。そのとき、未来も分かるのだから。他人への慈善の心を当たり前にして生きると己の欲望と喜びが何であったかが分からなくなる。嫌悪感を持つ対象は、はっきりと分かるのに。己の欲望がわからない以上何かを為す気力自体が失われる。どう生きれば良いのか、を失う。そんなに長い時間待ちきれないって焦りながら同時に時間が無いみたいな気分で焦るのが未来への期待だ。形になっていない未来だけを求めても雲を掴んでどうするんだって話。全ての人生の目的は食って、蛋白質を生成することにある。その目的までの道のりが、あまりにもからまりすぎでほどけなくなっているのだ。

  2014.10.04

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