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無事、帰宅。

小屋閉めと、それに続く打ち上げも終わった。で、今日19時過ぎに、東京に戻った。久しぶりに乗った高速バスは、やや疲れた。でも、空いていたし、3列シートだったから、快適な部類かな。片付けと今後の準備は明日以降。友人たちへの連絡も、申し訳ないけど、明日以降。

2006.11.29

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24日の日記

さんは言いました-- 晴。天気は後ろにずれ込んでいるようだ。今日も室堂山へ行った。風が強く、耳や鼻、指先が冷えてじんじんする。いつもは展望台で一服するのだが、そんな気にさえならず、とっとと降りてきてしまった。だいぶ滑りやすくなっていた。ゲレンデに近いかな？とりあえず、これが立山での本当の滑り納め。

2006.11.24

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23日の日記

さんは言いました-- 今朝も4時半に目覚めた。寝かせてくれよ、自分。おかげで貴重な中抜けを昼寝に使っちゃったじゃないか。←滑れなかった・・・しょんぼり。だけど、今日から怒涛の4日間。何とかテンションを高めに持っていけそうだ。余計なことは考えずに、仕事を全うしよう。下山日の天気予報、今のところ、曇りのち雨。最近は暖かいから、立山も雨かなぁ？全員無事に下りられますように。

2006.11.23

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22日の日記

さんは言いました-- 疲れた。昨日、飲み過ぎたせいか、いつもと違う部屋で寝たせいか、4時半に目覚めた。6時半に起きれば充分なのに。勘弁してくれ、自分。今日も昼からの勤務なので、仲の良いボーダーの女の子と室堂山へ滑りに行った。もしかしたら、小屋閉め前、最後になるかもしれない。さて。疲労の原因は遊び過ぎではない。風邪引きカップルに腹を立て過ぎたせいだ、多分。負の感情は、こうまで人を蝕むのだろうか？今回は前回と違って、怒りを、彼らを窮地に追い込むエネルギーに変換できない。逆に私がやられている。頭がおかしくなりそうな気配を感じる。必死に気分を変えようともがいてみる。だがしかし、「ここでしっかりしなければ」と思えば思う程、しんどくなる。ODしたいけれど、明日の仕事を考えると無理だし、手持ちの在庫もそんなにない。ここでリスカするのは、人目があり過ぎで難しい。実際、風呂場でやろうとしたら、お客さん来ちゃうし。好きな煙草が切れたのも痛い。これからは小屋で売っているのでしのごう。あと少しで下山だ。

2006.11.22

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21日の日記

さんは言いました-- 今日も休み。天気は晴。日差しは温かいけれど、風が冷たい。昨夜寝付けなかった割には、7時前に起きられた。でも、さすがに、スタッフのみんなと雷鳥沢へ行くパワーはない。なので室堂山と浄土山へ一人で滑りに行った。雪はクラスト気味。縦に雨の筋が沢山入っていて、ゆる～いコブになっていた。私には、登りやすいけど、滑るのはやや辛かった。そのかわり（？）、室堂山の展望台からの北アルプスの眺めは最高！写真のフィルムが途中で切れたのが悔やまれる。さて。小屋に戻って部屋へ入ると、ルームメイトが寝ていて、傍に例の風邪引き君がいた。私は固まった。どうやら今度は彼女が風邪をこじらせたらしい。ヲイヲイ、冗談じゃないよ。また風邪かい。しかも、男を部屋に連れ込んじゃう感じ？・・・春の出来事が蘇ってきた。そして、情報収集と情報公開に走る私。その間も、用があって部屋に入ると、その度に風邪引き君がいて、私はどーすりゃいいの？「お邪魔しました、ごめんなさい。」って言いそうになったけど、ここ、私の部屋だし。（怒）夜になり、やけ酒をかっくらっていたが、考えれば考えるほど腹が立つので、従業員心得をコピーして、該当部分にアンダーラインを引いて、「よく読んどってや！」と寝ている彼女に押し付けた。で、別の部屋の空きベッドで寝た。

2006.11.21

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20日の日記

さんは言いました-- 今朝はスプラッタな夢を見た。げっそり。今日は16時半からの勤務。なので、午前中に滑ろうと思ったら、外は雨。視界も悪い。がっかり。さて。ルームメイトは今日も風邪引きの男の子の世話を焼いている。気持ち悪いったらない。他のスタッフ達も、気付いてる。病人の世話なんて、一見美しいけれど、彼女の場合、その裏に、甘えたい、頼りたい、守って欲しい、私を全部受け止めて、という欲求がまる見え。赤ん坊だってもうちょっと自立してるよ、と思う。だから、多分、私は嫌な気持ちになるんだな。親が子供を私物化して、全てをコントロールしようとするような、そんな不気味さを彼女の中に見てしまうんだ。

2006.11.20

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19日の日記

さんは言いました-- 連休5日目。雪のち雨。スキーヤーとテレマーカーの3人で国見へ行った。今シーズン初めて、シールを使った。普段はボーダーと滑ることが多いので、今まではずっとスノーシューを履いていたのだ。すり足の感覚を思い出す。板を背負っていない分、背中が軽い。今日は視界があまり良くなくて、ちょっとドキドキ。降りるコースを間違えて、ハイマツの中をトラバース。雪は重目で、あまり滑らなかったけど、私にはそのくらいでちょうどよかった。気温が高くて、サングラスさえ曇る。帽子を脱げば、髪は汗でびしょ濡れ。いや～あったかい。昨日は風も冷たくて、プラティパスのチューブの先が凍ったというのに、エライ違いである。さて。山を降りたら、名古屋に行きたくなってきた。目指すは喫茶マウンテン。知る人ぞ知る、あの店である。名古屋にはサッカー観戦でしか行ったことのない私。行って損はないんじゃないかと思うのだ。・・・全ては思い込みと誤解の産物。

2006.11.19

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18日の日記

さんは言いました-- 連休4日目。晴のち曇り。午前中は室堂山、午後は浄土山を滑った。出発前に、テレマーカー君がビーコンを貸してくれた。感謝。・・・私はビーコンを持っていない。にもかかわらず、山へ行く。だから、雪崩に巻き込まれてもいいと思っていたけれど、仲間を巻き添えには出来ないし、無事に帰って来なくてはいけないんだなと思った。・・そこで。私は生きなければいけないのか？不思議な気持ちになった。私は、自分が生きていてもいいのかわからない。でも、周りの様子から判断すると、死ななくても良さそうなんだよね。それは、私に生きる価値があるという意味ではなく、何か仕事がありそうという程度の、軽いものなんだけど。帰って来た時に、「お帰り」って言われて、なんだかホッとしたし。

2006.11.18

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17日の日記

さんは言いました-- 連休3日目。晴。あちこちにエビの尻尾を見かける。つららにも、道しるべの竹竿にも。風邪がうつったのか、咳が出る。頭も少し痛い。だけど国見に行っちゃうもんね。イカしたボーダーの女の子が誘ってくれたのだ。私には斜度がきつそうだけど、無理せず出来る範囲で行ってみたい。というわけで、女の子が中抜けするのを待っていたのだが、午後になり、ガスってきてしまった。そこで、行き先を雷鳥荘前に変更。。天気の悪さが気になりつつも、その隙を縫って1本滑れたらいいなぁ、なんて調子いいこと思って。そしたら2本滑れた。しかも、2本目は改心の滑り！滑りながら、思わず声が出た！私が風になった瞬間。楽しさが格段に違った。気持ち良かった。風邪は、薬を飲んだら落ち着いた。咳だけなら辛くない。明日は別のボーダーの女の子と遊ぶ予定。浄土辺りを滑れたらいいなぁ。さて。人前でみっともなく泣く女は嫌いだ。今日もルームメイトが年下の男の子を相手に、愚痴ってびーびー泣いていた。付き合わされている彼が気の毒だった。偶然それを見掛けた私はドン引き。とりあえず「どうしたん？大丈夫？」と声だけかけて、自分の部屋へ逃げ込んだ。その時点で0時半。結局、2人は深夜3時過ぎまで起きていたらしい。ご苦労様です。

2006.11.17

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16日の日記

さんは言いました-- 連休2日目。雪。今日もヒキコモリ。昼前に起きた。うどんを食べた。ザックのほつれているところを繕った。昼寝した。夜になった。このまま冬眠しちゃうんじゃないかってくらいに、よく眠れた。あとちょっと、と思って二度寝すると、軽く一時間は経っていた。さすがに夜は絶好調で、スタッフ4人でトランプをして遊んだ。大貧民なんて、超久しぶり。楽しかった。あったかくて、穏やかなひととき。・・・休みには下山するスタッフが多い中で、私は極力下りないから、時々不思議がられる。下りてもすることないんだよね。きっと遊ぶのが下手なんだろう。どこか観光に行くのも悪くないけど、そんな気分にもなれないまま、小屋閉めまであと9日。

2006.11.16

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15日の日記

さんは言いました-- 連休1日目。今日も雪。外へは出られない。昨日は夜更かししたので、昼間はスキーのDVDを1本見ただけで、あとはずっと眠っていた。睡眠障害は一段落か？ルームメイトは午前中に帰って来た。上司のお墨付きがあるんだから、もっと休んでればいいのに。さて。酔っている頭で考えていた。ルームメイトは私が変わったと感じているらしい。何故？私は私のままで、何も変えたつもりはないのだが。冷たくなったと感じているのなら、それは元々だ。ただ言えるのは、私が彼女の視線に立つ努力を、どれだけ安定的に継続したか、だろう。私だって人間だ。毎日100%、彼女に寄り添うことは出来ない。ましてやここは山の上の狭い社会。彼女に対して腹を立てることもあれば、素っ気なくしたくなることもある。いつでも彼女の望むように振る舞える程の余裕は、私にはないのだ。

2006.11.15

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14日の日記

さんは言いました-- 再び吹雪。人間はどうすることもできない。今日、ルームメイトが下山した。風邪を引いてばかりなので、上司が休ませたのだ。彼女は自己管理が下手なので、実家で甘えてのんびりしてくればいいさ。私はつかの間の個室ライフを堪能するよ。風邪をうつされる心配もなくていいや。←これ、マジで。

2006.11.14

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13日の日記

さんは言いました-- いい天気。周りは、空の青と雪の白の2色に染め上げられている。こんな日は滑りに行くしかない。けれど昼から仕事なので、外で朝ご飯を食べてよしとする。と思ったら、上司が「16時半迄に帰って来てくれたらいいから。」と半休にしてくれた。なので雷鳥荘前を滑りに行った。パウダーではないけれどいい感じ。3本滑った。帰りはガスっていた。夜は、滑る人達でミーティングをした。雪崩に巻き込まれない為、安全に楽しく滑る為のもの。うちの小屋には、バックカントリーのガイドやスキー場のパトがいて、色々教えてくれるのだ。さて。自画自賛のようで嫌だが、私は今まで、それなりに努力をし、真面目に頑張って、自分の生活を成り立たせてきた。「一人で生きていけること」は私にとって非常に重要だからだ。これは一つの選択であり、全てではない。もっと楽な生き方もあるし、もっとしんどい生き方もあるだろう。だけど、選んだのは自分。結果がどうであれ、受け入れる気持ちはある。私は、全てを冷静に見つめ、行動を起こしていく。行くは我が道あるのみ。

2006.11.13

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12日の日記

さんは言いました-- 中途覚醒あり。やだなぁ。外は吹雪。視界は20mくらいか。スタッフの男の子が風邪を引いた。ルームメイトは、自主的にお粥を作った。きっとそれが彼女の優しさなんだろう。だけど私はそれを見て、まず最初に「この子、何やってんの？気持ち悪い。」と思った。やっぱり私はおかしいんだろう。だって、「風邪引いたのが女の子だったら、彼女はお粥なんか絶対作らない」とか「頼まれたわけでもないし、彼女でもないのにお粥を作るなんて、元カレに未練たっぷりなあなたがどうしたの？」とか「あんた男にはなんでもするのね」なんてことしか思い付かないんだから。媚びる奴、甘える奴、自立してない奴、馴れ合う奴が嫌いなだけだけど。

2006.11.12

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11日の日記

さんは言いました-- ぐっすり眠りたい。自分で自分を追い込んでいる。ここで無理にでも明るく振る舞えば、後から心もついてくるのは充分承知している。けれども堕ちていたい。ルームメイトの様に、誰かに構って欲しくてそうしているのではない。（そんなくだらないこと、誰がするか！）小屋で騒いでいる子供が邪魔。元スタッフが家族連れで来ているのだ。彼らを知るスタッフは、久しぶりの再会に、世間話に夢中。その横で、仕方ないと思いながら黙々と働く自分。ま、こんなもんだ。

2006.11.11

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9日の日記

さんは言いました-- 今日も早朝覚醒気味。予定より1時間早く起きた。でも、その後少しうとうとできたからよかった。昼過ぎに浄土へ出発。モチベーションはかなり低かったけれど、行かずにはいられなかった。雪は昨日より締まっていて、滑りやすかった。風が雪を流していて、昨日のシュプールは半分以上消えていた。雪崩でも起きて、私を巻き込んでくれたらいいのにと思った。今の私なら、気分は持ち様でどうにでもなる。集団生活だから、なんとなく流れに乗れば、周りが思うとおりの「明るい食いしん坊」キャラでいられる。けれど、それでは落ち着かない時もあるのだ。シンプルにやりたいことだけを考えれば、自ずと無駄は削ぎ落とされ、自分を迷わせているものを見ないで済む。面倒なことはしないくらいのつもりで、行けばいいんじゃないのかな。そんな風に思う。

2006.11.09

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8日の日記

さんは言いました-- 快晴。私的には早朝覚醒。でも、おかげで滑りに行けた。膝下くらいまで雪があったので、スノーシューが大活躍した。久しぶりに履いて、楽しかった。ツボ足も面白いんだけどね。明日のシフトは中抜けが長いから、また行こうかな。さて、立冬も過ぎ、「山は健康な人の来る所だ」とますます感じさせられる。町と比べたら、なにもかもが格段に不便だからね。うっかり病気にもなれない。・・・そこに健康な振りをして紛れ込んでいる自分を思うと、つくづく運が良かったんだと思う。小屋閉めまであと少し。大丈夫、頑張れるだろう。この間、小屋閉めの時に運ぶ荷物を少しでも減らしたくて、大量に持ち込んだ薬を下ろしてしまった。もちろん必要な分＋αは残してあるけど、かなり心細い。狂気は日常に潜んでいる。その影が私を脅かす。だけど、誰でも私の行く道を阻む者は許さない。選ばれた者と、選ばれなかった者との違いは何なのか。私がやっとの思いで出したSOSのサインは、無常にも黙殺された。私は私の命を終える時を、ただじっと待っている。苦しみのない、永遠の眠りは甘美な誘い。

2006.11.08

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7日の日記

さんは言いました-- 吹雪。雪はともかく、風が物凄く強い。気温が-5゜Cくらいだから、体感温度はもっと低いだろう。私は昨日から鬱気味。勤務時間外は、喫煙所と部屋を往復している。昨日は「小屋閉めまで頑張ろう」決起集会＆スタッフ2組の結婚披露パーティだった。正直、しんどかった。とりあえず席には着いていたけれど、心ここにあらず。1分でも早く退席して、お風呂に入ることばかり考えていた。みんなで集まるのはいいことだけど、元々、こういうのは苦手なんだ。私だって周りから「強い、強い」と言われているけれど、強いばかりではない。ただ、涙も止まるような、暗い、暗い闇を知っているだけだ。抱きしめてもらえることもない、それどころか、元々存在していないものにされてしまうような、そんな世界。さて。事態は面白い方向に進んでいる。ルームメイトの元カレが私にちょっかい出しているのが、ルームメイトにバレた。というか、元カレが彼女にゲロッた。そしたら、彼女、彼を責め出したそうだ。彼女の所有欲をくすぐってしまったのだろうか？どうだっていいじゃん、終わってるんだから。それに、元カレはまだ彼女を好きだけど、彼女は他に好きな人がいるんだから。ねぇ？元カレも黙ってればよかったのに、何やってんだか。表立って遊べなくなっちゃったじゃん。ていうか、二人が付き合う前までは、元カレはホントに付き合いのいい奴で、毎晩みんなで楽しく飲んでた仲間だったんだよ。彼女は中途採用で、夏に上山したから知らないと思うけど、彼女が来てからは、彼女は彼にぞっこんで、彼のそばから片時も離れず、二人はみんなと関わらなくなったんだ。みんなで「奴は変わった。付き合いが悪くなってつまんない。」って言ってたくらいで。・・・なんて狭い世界での生活なんだ。笑っちゃうよ。あはは。

2006.11.07

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6日の日記

さんは言いました-- 早朝覚醒。部屋を抜け出して、喫煙所でブルーハーツを聴きながら一服。途中、仕事で早起きしてるスタッフに会って、びっくり。←だって自分一人しかいないと思い込んでいたからさ。・・・自分で自分を追い込んでいく。抜け出す方法が分かっているのに、敢えてその方法を取ろうとはしない馬鹿な奴。さて、部屋に戻って、もう一度眠ろうとしたら、ルームメイトが起き出して荷造りを始めた。ヲイヲイ、5時過ぎからそれはないんじゃないかい？「うるせーよ」とマジで言いそうになった。iPodのボリュームを上げて、耐えた。・・・この女が全ての元凶。この女は「だれそれがああ言った、こんなことされた」と私に愚痴をこぼすけれど、似たようなこと、あんたも周りの人にしてるって。似てるから、腹が立つんじゃないの？「一人じゃ何にも出来ないの。私、弱いの。」ってキャラ、正直、ムカつくんだけど。男受けすることしか考えてない能の無い奴。ま、世の中はそんな奴らの為にあるから、男でも女でも、見えない所で涙を流して歯を食いしばってる奴は報われない。報われる為に生きている訳ではないし、間違ってもそんなまねをしてまで生きていたくないからいいんだけど。

2006.11.06

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5日の日記

さんは言いました-- 今日は午前中からボーダーの女の子2人と滑りに行った。朝起こしてくれた上に、おむすびまで用意してくれていた。何て素晴らしいんだ！有り難いことだ。感謝である。さて、小屋閉め後の打ち上げ会場も決まった。細かい打ち合わせは後日だけど、まずはよかった。けど。なんで私は強くいられるんだろう。もっと弱かったら、守ってもらえるだろうに。自分のことは自分でまかなえる自分が哀しい。私だってそばにいてくれる人が欲しいんよ。そうは思ってもらえないけど。・・・なんでこうなっちゃうかな。このまま頭がおかしくなりたい。信用を失うことを恐れずに、しなければならないことを全部放り投げて。そしたら楽になる。私が死んでも、朝はやってくる。何事もなかった様に、一日は動き出す。そんな当たり前のことを、今更だけど思ってみる。

2006.11.05

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4日の日記

さんは言いました-- やられた。心臓が痛い。今度は何が原因なんだい？想像はつくけどさ。くだらないストレスは放っておいて、楽に生きたいよ。夜は缶チューハイを2本飲んだ。酔った。人肌恋しい夜。

2006.11.04

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3日の日記

さんは言いました-- 良い天気。朝はのんびり起きて、午前中は、小屋閉め後の、打ち上げ会場探しを手伝った。幹事は3人いるのだが、イマイチ要領が悪くて、余計かなぁと思いつつ口を挟んでしまったのだ。とりあえず、目星がついてよかった。午後は一人で滑りに行った。世の中は連休。スタッフはみんな働いていて、連れを探そうにも探しようがなかったのだ。浄土は昨日の雪がうっすら積もっていて、まだ誰も滑っていない。一番乗りだ～、とちょっぴり嬉しくなって、山を登った。ウサギや雷鳥や、他の動物の足跡がたくさんあって、これも嬉しかった。気温は低かったけど、ゆっくりできてよかった。昨日の疲れは取り切れなかったけれど、外の空気を吸うのは重要だと思った。

2006.11.03

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2日の日記

さんは言いました-- 昼から雪が降った。でも、夕方には止んだ。明日から3連休。滑りたいんだけど、どうなるのかなぁ？さて、今日は、親離れ出来ないルームメイトに苛立ちを感じた日だった。33歳にもなって、何故、自分のバイトを自分の意思で決められないんだい？せっかく応募して通ったのに、「やったことないし、親が反対してるから止めようかな」ってどういうこと？理解不能だ。お前はアホか。みんなに相談持ち掛けて、心配してもらって・・・みんなの良心に付け込んでるだけじゃないか。誰彼構わず甘えて、みっともないよ。もっとしっかりせい！←とは本人には言えないので、歯痒いもんだ。悪口や愚痴の全てを否定するつもりはないけれど、他人を子供呼ばわりしたり、自分の気に入るように相手をしてくれない人をどうこう言う暇があったりするなら、自分自身を振り返ってみて欲しい。なんだかんだであんた、人に依存しすぎ。一度一人きりになってみなよ、と私は思うのだ。誰でも良い所と悪い所があるし、それら全てを引っくるめて人間だと思うのだが、「欠点も含めて好き」とは思えない子だなぁ。・・・すごく疲れた。自分のことを認めてほしいとか、理解してほしいとか、そういう欲求はあって当然だけど、過度な期待は逆の結果を生み出す気がしてならない。彼女には、私のエネルギーまで吸い取られそう。距離を置かなければ、私が潰されるのは間違いない。適当に酔って、ラリって眠ろう。

2006.11.02

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1日の日記

さんは言いました-- 今日から新人さんと働く。先輩（？）として、ミスしてはいけないと上司に言われているので、緊張するなぁ。さて、今日は私の所属するスキースクールの校長が泊まりにやって来た。予告無しだったので、非常に驚いた。差し入れもいただいた。嬉しかった。ちゃんと挨拶できたかなぁ？舞い上がってしまって、よく覚えていない。あ～やっちゃったかも。と同時に、世界の狭さを痛感。うっかりできないね。小屋閉めまであと少しだけど、緊張感を持って過ごそうと反省した。

2006.11.01

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31日の日記

さんは言いました-- 今日はオフ。昼頃まで寝ていたら、お客さんが来た。みねかたで一緒に働いていた子が訪ねて来てくれた。再会できて幸せ～。で、15時頃から浄土で滑った。うっすらとパウダー。適度に締まっていて良い感じ。

2006.10.31

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30日の日記

さんは言いました-- う～む。

2006.10.30

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29日の日記

さんは言いました-- 寒いけれど雪は降らない。と思ったら夕方に少し降った。・・・上司と二人で「苗字が変わってみたい」「変わらんでもいいから、何か良い話ないかね」などと不毛な会話をしてみたりする午後。些細なきっかけで自分が堕ちていくのが想像できるから、この際堕ちてしまえと思うのだけれど、本能がどこかで働いていて、そうもいかないみたい。関係を作る一歩が踏み出せない。まだ病気が治っていない引け目があるし、何にせよ刺激を避けてきた間に、社会との関わり方を忘れてしまっている部分がある。ちょっとした浦島太郎気分なのだ。

2006.10.29

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28日の日記

さんは言いました-- 晴れ。だけど、どんどん堕ちていく。誰か助けて。私に生きていてもいいって言って。

2006.10.28

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27日の日記

さんは言いました-- 朝起きたら、玄関先にうっすらと雪が積もっていた。・・・仕事が暇なので、座っていると眠くて仕方ない。データ入力とか、前は大好きだった仕事でさえ、ちゃっちゃっと進まない。・・・ふぅ。私を私として必要としてくれる場はあるのだろうか？そんなことを考える日々。淡々と、できることをやってればいいだけなのに、つい余計なことに思いを巡らせて、溜息をつく。馬鹿だ・・・。

2006.10.27

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26日の日記

さんは言いました-- 今日は小屋の火災非難訓練だった。春に続いて2度目で、役割分担も同じだったけれど、大分忘れていて、指示を受けながらの訓練になってしまった。反省。

2006.10.26

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25日の日記

さんは言いました-- 連休三日目。快晴。小屋閉めして下りてきた御前小舎の人達を見送った後、滑りに行った。今日はシフトの都合でメンバーが入れ代わりながら滑った。スキーは私だけ。あとはボーダーが3人、撮影係が1人、ギャラリーが2人。雪は昨日までと違って固かった。

2006.10.25

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24日の日記

さんは言いました-- 連休二日目。朝は雨。午後からスキーヤー1名と滑りに行った。昨年の雪崩の事故の残りっぽい、ストックが一組転がっていた。雨が激しかった割には、雪はあまり溶けておらず、柔らかめで滑りやすかった。さて、カメラとiPodが壊れた。カメラは濡れてしまったから。iPodは原因不明だけど、スイッチが切れないのだ。なので、下山したら、修理に出そうかな。

2006.10.24

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23日の日記

さんは言いました-- 休み一日目。一応朝起きて、お天気の確認をした。ドンヨリ暗くて雨が降りそうなので、出かけるのは止めて、また寝た。そしたら、14時過ぎに「滑りにいこ」って女の子が起こしに来てくれた。それで、ボーダー2人、スキーヤー2人、テレマーカー1人、撮影係1人の6人で浄土山へ行った。こんなに大勢で行くのは初めてだった。途中で雨が降ってきたけど、2本滑った。楽しかった。

2006.10.23

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22日の日記

さんは言いました-- 明け方、1時間程眠っただけで出勤。昨日はついつい遊びすぎてしまったのだ。一日くらいなら眠らなくても大丈夫だし。

2006.10.22

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21日の日記

さんは言いました-- 小屋は冬仕度を始めている。今日は私の部屋の窓に防雪戸が付けられた。私も少しだけ手伝った。・・・部屋に干していた下着を見られちゃったよ。（恥）

2006.10.21

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20日の日記

さんは言いました-- 精神的ダメージを手放せずにいた。気にしなければいいのにと思うけれど、うまくいかない。自分の人生をわざわざややこしくしそうな予感もある。一体何が幸せなんだろう？私はどうしたいんだろう？煙草もアルコールもまずい。・・・誰か助けて。

2006.10.20

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19日の日記

さんは言いました-- 今日は美容院と病院へ行った後、家族と食事をした。←実はこれが一番面倒で嫌。仕事だと思って、我慢するけど。荷物を預かってもらってるから、我が儘は言えない。だいたい何も楽しくない。嫌な記憶が増えるだけ。接触しない方がお互いの幸せなのに、どうしてうちの両親はそんな簡単なことに気付けないんだろう？私に謝らなきゃいけないことばかり増やして、なのにいい人ぶって親切の押し売りして、満足して帰っていく。何て愚かなんだ。

2006.10.19

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18日の日記

さんは言いました-- 東京に着いて気付く。意外とすることがない。8月末に下りたばかりだから、当然か。ま、冬に備えて薬をゲットできたから、良しとしよう。スキー場にこもったら、なかなか薬をもらいに行けそうにないからなぁ。・・・夏から始めた勝手に減薬生活はまぁまぁ上手くいっている。今は一日一回、朝飲むだけだ。種類もソラナックスとアモキサンとトレドミンの3種類で乗り切っている。これからはしばらく現状維持するかなぁ？

2006.10.18

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17日の日記

さんは言いました-- 予定どおり下山した。夜行で行くので、出発まで時間があるのをいいことに、富山で買物三昧。無印や100均でジャンクをゲット。本当は本やコミックスも欲しかったけれど、重くなるから泣く泣く我慢した。・・・少々のことでは負けないんだが。

2006.10.17

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16日の日記

さんは言いました-- 浄土山を滑った。調子に乗って歩道も滑っていたら、石を避けようとして失敗。転んだ。それも登山客の前で。彼は、外れた板を私のそばまで運んで、無言で去っていった。恥ずかしいったらないよ。うちのお客さんじゃないことを切に祈る。あ～、右腕と足ににあざができちゃったよ。痛い・・・。さて、ルームメイトの恋愛事情だが、もう、彼氏とは別れたらしい。スタッフ同士って、難しいのかな？付き合い出すのも早かったが、別れるのも早かった。まぁ、2人の場合は、相手がどんな人間かわかる前に付き合い出したようだから仕方ないか。時にはそれでも上手くいくカップルもあると思うけどね。そして、ルームメイトよ。あんたの元カレは、今、私にちょっかい出してきてるよ。一体どうなっているんだい？

2006.10.16

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15日の日記

さんは言いました-- 午後から一ノ越へ行った。道がどうなっているか知りたかったのだ。それと、どこか自分でも滑れる場所があるか探したかったのだ。アイゼンがないので、雄山へは行かない。このところ、雄山ですら滑落が相次ぎ、死人も出ている。立山に仕事に来ている自分が、間違ってもプライベートで事故に遭うわけにはいかないのだ。で、結論として、雪道に慣れていないなら、例え一ノ越へ行くだけであっても、アイゼンは必要。上りは要らなくても、下りで役に立つ。それと、17日に下山したら、アイゼン第二号を買うのは決定。夜は、今日で辞める職人さんのプチ送別会だった。でも、適当にブッチした。絡み酒のスケベ親父だから。あはは。バイバイ。

2006.10.15

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14日の日記

さんは言いました-- 今日は女の子のスタッフの送別会だった。あまり好きな子ではなかったから、参加しないつもりだったのに、強制的に参加させられた。女子は全員参加が義務だったのだ。疲れた。酔っ払いのオヤジを相手にしている方がよっぽどラクだ。でも、狭い社会だし、付き合いは重要。立山に来て、私はだいぶ同性と話すようになり、適度に接触を持つ方法を少しだけ身に付けたように思う。

2006.10.14

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13日の日記

さんは言いました-- 今日はオフ。天気がよかったので、散歩した。新室堂乗越から地獄谷を抜けて天狗平へ行ってきた。三段紅葉を見た。多分、知っている人から見たら、もうたいしたことないんだろうけど、初めて見る私にはきれいだった。

2006.10.13

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12日の日記

さんは言いました-- 朝、お客さんをターミナルまで送って行った。道が凍っていて、観光客には厳しいのだ。

2006.10.12

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11日の日記

さんは言いました-- 風邪引いたかも。暖房で部屋が乾燥しすぎるのだ。

2006.10.11

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10日の日記

さんは言いました-- 血の池で初滑り。5月（？）以来のスキーは、おっかなびっくりだったけれど、滑る感覚が「あ～、これ！」っていう風に気持ち良くて、今日は嬉しい日となった。アイゼンは辞めたスタッフに売ってしまったから、新しいのを買うまでは、登るのは一休みして、滑るぞ～。

2006.10.10

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9日の日記

さんは言いました-- 今日は晴れた。雄山へ行くには、アイゼンとストックが必要になった。立山はもう冬だ。夜はあるスタッフの送別会をした。たくさんいたメンバーも、小屋閉めが近づくにつれ、一人ずつ減っていく。「こいつとは一緒に働きたくない」って思った奴とでも、やっぱり別れは少しさみしい。それ以上に嬉しいけどね！これからは奴の無駄にいやらしい京都弁を聞かないで済むと思うと心が弾むよ～。奴もその彼女も、どこかで遭難してくれないかな？

2006.10.09

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8日の日記

さんは言いました-- 一日中吹雪だった。夜になって晴れた。月が明るくて、星も見えて、きれいだった。今日は夕方暗くなってから、お客さんのお迎えで大変だったけれど、そんなことは忘れてしまう程だった。

2006.10.08

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7日の日記

さんは言いました-- 時折みぞれ交じりの雨。それはやがて水分の多い雪に変わり、15時頃からうっすらと積もり始めた。紅葉はもう終わってしまうのかな？言葉という記号のやり取りに終始する日々。「雨だね。」「今日のシフトは？」「お客さん何人来てる？」「休みは下りるの？」「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。」使う言葉はいつの間にか決まったものばかりになっていて、単なる情報の伝達に用いられるものばかり。同じことを繰り返せばやり過ごせてしまう時間を、何の意味があるのだろうと思う半面、ならば違うことばかりし続けることが、どれほど価値のあることなのだろうと思う。

2006.10.07

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