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一昨年の”ドイツ空軍”、昨年の”インド空軍”(他にもフランス、イタリア、オーストラリア)と今まで国内にいる限りは「無理」と思われていた機体を撮影が出来る機会があったのですが、残念ながら私は行くことが出来ませんでした。
「次の機会こそは!」と何時になるか分からない希望を持ってこの一年を過ごしてきましたが、意外と早くその機会がやって来ました。 6月25日に航空自衛隊より”日仏共同訓練の実施について”、”日独西共同訓練の実施について”、”日独共同訓練(「ニッポン・スカイズ24」)の実施について”との発表がありました。 ”日仏”の訓練は百里基地、”日独西”と”日独”は千歳基地。 幸いな事に今回は平日であっても連日撮影に行く事が可能だったのですが、さすがに”千歳”は航空イベントでの撮影経験しか無い私には(事前準備も含めて)ハードルが高く、”百里”で撮影する事を決めました。 「7月19、20日と訓練が行われるのなら前日に飛来するのでは?」と思い、この日も出かける事にしたのですが…先の各共同訓練の空自発表の文面の違いを良く見ていなかった事がこの後に影響してくる事になります。 平日朝の通勤時間帯を避ける為に6時に出発、8時前に茨城空港に到着。 空港駐車場(見学者用)から折り畳み自転車で撮影ポイントに移動、既に数人の方がフェンス際にいましたが無事に場所を確保。 落ち着いた所で”フライト追跡サイト”を見ると、フランス空軍”A-400M”2機と同じくスペイン空軍の1機がアラスカ沖を東に飛行中、17日に既に到着しているドイツ空軍機の飛行状況からスペイン空軍機は”千歳”に15時台、フランス空軍機は16時台に”百里”に到着と予想、あと7時間待ち… 基地エプロンには”F-2A/B”が並んでいるものの動き出す気配なし、先着していたご同輩と話しをしつつノンビリ待つ事になりました。 お昼時、トイレで30分程その場を離れて戻ってみると”F-2”の発進準備が始まっていました(危なかった)。 ”F-2B”130号機の離陸。 他に112号機、”F-2A”515・530・562号機がRW21Lから離陸しました。 救難隊の”UH-60J”、”U-125A”も動き始めました。 離陸から約1時間、”F-2A/B”が戻って来ました。 この時の着陸シーンは省略。 ”F-2”の離着陸の合間にスカイマークやタイガーエア(台湾)機の離着陸… たぶん航法訓練中の陸自”UH-1J(41911)”、航空学校宇都宮校の機体かな? 同じく航法訓練中と思われる浜松の第41教育飛行隊”T-400”059号機を撮影出来ました。 そんな事をしていると時間は15時台、”フライト追跡サイト”には千歳に向かうスペイン空軍機が表示されました。 基地エプロンでは消防車による歓迎の”放水アーチ”のリハーサルや茨城空港から乗降用”タラップカー”、荷物運搬用”ドーリー”等の支援車両が移動を開始し期待が高まります。 16時前に”F-2A”4機が離陸、この時は「エスコートに出たのかな?」と思っていたのですが…16時過ぎても”フライト追跡サイト”にはフランス空軍機の表示は無く、エプロンにいた消防車や空港支援車両が格納庫内へ、イヤな雰囲気になって来ました… ”フライト追跡サイト”の画面上では空自の”KC-767”が茨城沖の訓練空域で周回飛行を開始、画面には映っていないものの僅かな可能性を感じていたのですが…17時前に”F-2A”4機のみが帰投、その後に続く機体はありませんでした。 562号機の着陸。 2機だけですがRW21Rで”タッチ&ゴー”を実施、この日一番のアップで撮れました。 その後、滑走路脇で待機していた消防車が撤収し、「今日は来ないかも」との思いが濃厚になったタイミングでSNSをチェックしていたご同輩が”A-400M”が途中の米軍基地(アリューシャンかな?)に降りていたとの投稿を発見、止めを刺されました。 後で振り返って見ると空自発表の段階で”千歳”は実施日の欄に(前後に展開・撤収期間あり)と書かれているのですが”百里”の欄には記載無し…失敗しました。 もう時刻は18時を過ぎ、撤収しようかと思ったのですが… この日は夜間飛行訓練があるとの事。 「せめてバーナー炎鮮やかな離陸シーンを」と撮影続行。 失敗はしましたが、何とかテンションを上げた状態で翌日に繋げられたのは幸いでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.03 01:31:01
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