2010年5月29日 船橋マリンフェスタ2010 その1
今回から”船橋マリンフェスタ”本編紹介に入ります。私はこの週末のイベントとしては海上保安庁の”観閲式及び展示訓練”がある事は知っていたのですが、”船橋マリンフェスタ”については知りませんでした。海保の航空機を撮りに行きたかった(撮影場所は東京湾アクアラインの海ほたるPAを予定していた)のですが、生憎お昼過ぎまで用事があって出遅れてしまいました(30日も用事があって行けません)。「自宅で海保の航空無線でも聞いていようかな~」と思っていたところへ友人から電話が有り、このイベントの事を知りました。ネットで展示内容を検索すると、護衛艦一般公開が15時半からなので間に合う事が分かり出掛ける事にしました。15時頃に船橋港に到着。ちょうど”体験航海(事前公募当選者のみ)”を終えた”いかづち”が入港するタイミングでした。艦船の接岸シーンは過去に見た事があったのですが、写真はフィルム機の時代だったので枚数は少ししか撮っていませんでした。今回はデジカメなので、遠慮なく接岸シーンから撮影する事にしました。まずは”舫い綱”を岸壁に渡すのですが約5,000トンの艦を繋ぐ太いロープを直接投げる事は難しいので、始めに通常のロープを”パイロットロープ”として岸壁へ投げます。ロープを手繰り寄せて、その先に繋がれている極太の”舫い綱”を渡します。”舫い綱”は岸壁の丸い”係船柱(ボラード又はビットとも呼ぶそうです)”に結ばれ、護衛艦のウインチで巻き上げて岸に寄せて行きます。”係船柱”と言う単語を今回初めて知りました(笑)。甲板では隊員さん達が懸命にロープの処理をしています。艦を固定。”舫い綱”の状態を確認し、”パイロットロープ”を回収。”舷梯(タラップ)”を渡します。そして”体験航海”の参加者を降ろし、艦内の安全を再確認した後に一般公開が始まります。次回に続きます。