めざせ必撮！

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  1996年4月13日 厚木基地”ウィングス'96” その3

  今回は”VFA-195”、”VA-115”の展示他の写真の紹介です。VFA-195”FA-18C”は”ミッシングフォーメーション”を実施。これは殉職したパイロットの慰霊のために行われます。VFA-195のCAG機と言えば”Chippy Ho!(NF400)”！この頃は2代目塗装で地上展示されていました。たしかに撮ったはずなのですが…VA-115の”A-6”と”EA-6B”による”空中給油デモ”。VA-115の厚木展開もこの年までで、秋から本国への帰還が始まります。代わって配備される事になるのが”VFA-27”です。”F-14A”と”FA-18C”の2ショット。私が撮ったのはこの時だけかも…展示飛行の締めは”コンバットピッチ”。今回紹介した写真の内、前半3枚はトリミングしています。次回は”FA-18C”の機動飛行他の写真の紹介です。

  2007.12.07

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  1996年4月13日 厚木基地”ウィングス'96” その2

  今回は艦載機による”大編隊飛行”の写真の紹介です。厚木の”ウィングス”史上でも数回しか行われなかった大編隊飛行があります。その名は”ダイヤモンド・オブ・ダイヤモンド”VF-154”F-14A”、VFA-192・195”FA-18C”、VA-115”A-6”各飛行隊4機ダイヤモンド編隊(VA-115のみ1機EA-6Bが加わっています)が更にダイヤモンドを組む16機編隊です。もう1枚(トリミングしています)。私がこの大編隊飛行を写せたのはこの96年のみ。もう少し全景をうまく撮れなかったのかと悔やまれます。続いては各飛行隊毎の航過飛行を…VF-154”F-14A”のダイヤモンド編隊。2枚目(トリミングしています)。3枚目、私の”トムキャット写真”の中でもお気に入りの1枚です。VFA-192”FA-18C”の編隊航過飛行。もう1枚(トリミングしています)。私が”ダイヤモンド・オブ・ダイヤモンド”の写真を撮れたのはこの年のみ（訂正：”ウィングス'99”でも撮影していました）でしたが、翌年の”ウィングス'97”でも遠目に見る事はできました。その日は運悪く日程が重なってしまった伊豆への社員旅行の帰りの日で、休憩で立ち寄った”海老名SA”で遠くに飛ぶその姿を呆然と眺めていました。こんな事もあろうかと旅行カバンの中にカメラと200ミリ、X2リアコンを入れてはいたのですが、豆粒のようにしか見えませんでした…次回はVFA-195とVA-115の写真を紹介する予定です。

  2007.12.06

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  1996年4月13日 厚木基地”ウィングス'96”

  今回から'96厚木編に入ります。昨日も説明しましたがフィルム1本分の”ポジ”が行方不明になっており、探してみたのですがまだ見つかりません。残念ですがある分で紹介します。厚木基地はこれまではなかなか行く機会がなかったのですが、この年からいっそう航空祭通いに拍車が掛かった私は事前に航空誌に情報が載っていた事もあり、出掛ける事にしました。大部分が行方不明の”CAG機”の地上展示、今のところ唯一紹介できるのがこの”F-14A(NF100)”写真です。'95千歳編で紹介した塗装とほぼ同じ塗装ですがタンクだけは別モノです。実は航海中の訓練時にトラブルが発生し最初のタンクは海上に投棄されてしまいました。飛行展示の紹介はまずは”ピッツS-2S”から…ショーパイロットは”レッドバロン”の上野健久氏。この時初めて”ピッツ”のショーフライトを見ました。翌97年からは”エアロック”のフライトでお馴染みになりますが…続いては同じく厚木基地を持つ海上自衛隊第6航空隊の”P-3C(5072号機)”。もう1枚。”ハイビジ塗装”が今では懐かしいです。写真的にはMADブームが切れてしまったのが悔やまれます。プロペラ繋がりで米軍機からは”E-2C(NF602)”を…唯一の離陸写真かと思ったのですが、フックが降りかけているので”ダーティ形態”でパスを行った後の写真のようです。次回からは艦載機の展示の紹介です。

  2007.12.05

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  すみません。

  今回は”熊谷”残りの写真がどうもパッとしないので、翌週4月13日に行われた厚木基地”ウィングス'96”に入ろうかと思っていました。ところが”ポジ”のチェックをしたところフィルム1本分の行方が分からなくなっていました。それも肝心の”CAG機”の地上展示を撮った”ポジ”が…今まで探していたのですが見つかりません。明日もう一度探してみますが、見つからない場合は残りの写真を紹介しようと思います。

  2007.12.04

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  1996年4月7日 熊谷基地さくら祭り

  いよいよ私のブログの過去の航空祭編でも”T-4ブルーインパルス”の時代がやってきました。私の航空祭遠征回数が格段に増えるようになったのは”T-4ブルー”デビューがかなり影響しています。今まで行かなかった幾つかの基地祭にこの年から行く事になります。まずは”熊谷基地”！”T-4ブルー”初の公開展示飛行(初の公式展示飛行は4月5日の”防衛大学校入校式”ですが非公開)が行われるので、初めて行く事にしました。午前中の行事はとばしまして”ブルー”の写真から紹介します。最初の課目は”デルタ”での航過飛行。熊谷では航過飛行が中心の展示になります。続いて”ピラミッド”。お気付きでしょうが、この当時は”T-4ブルー”もカラースモークを使用していました。”リーダーズベネフィット”に…6機での”エシュロン”。右から1～6番機の順に並んでいます。スモークの色も機体毎に決められています。1･5番機が”白”、2番機”青”、3番機”赤”、4番機”黄”、6番機”緑”です。”スワン”ですが…この時は珍しく”スワン”でターンを行いました。3枚目。この日行ったのは6課目、最後は”レベルオープナー”だったのですが撮り損ねてしまいました。次回は何を紹介しようかまだ決めていません。

  2007.12.03

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  フィルムについて

  今回の内容はデジタルカメラ世代の方にはピンとこないとは思いますが、こんな時代もあったのだと思って見てください。'96習志野編では前半2回と後半2回では使用しているフィルムの種類が違っていました。前半は”ポジフィルム”、後半は”ネガフィルム”で撮影していました。私は82年から95年までの14年間は”ネガフィルム”で航空祭の撮影をしていましたが、96年からは”ポジフィルム”で撮影するようになりました。習志野では試験的に両方を使って撮影してみたのです。当時の航空誌での”撮影のアドバイス”ではカメラ操作に慣れた時点で”ネガ”から”ポジ”へ移行するよう勧めていました。これまでの14年でそれなりに撮影できるようになった私でしたが、プリントに写る機体と航空誌に掲載されている機体の写真を見比べて「何故こうも色が違うのか？」と悩んでいました。そして”プロ”や”上級者”が”ポジフィルム”を使用していると知り、単純に「フィルムを変えれば写真の出来も変わる」と思い96年から使用する事にしました。ただそれにはかなりの誤解がありました。”ネガフィルム”は一般的にプリント用に使用されているフィルム(写るんですなどでも使用)で、現像後は上のように明暗や色が反転しています。写真として見るには再度プリント用紙上に反転処理しなければなりません。不便そうですが”ネガ”は”色調補正範囲(カラーラチチュード)”が広く、撮影時の露出が多少不適正でもプリントする際に修正する事ができます。ただし修正は写真屋さん任せになるので、特にサービスプリントでは平均的な仕上がりになってしまい、撮影者の意図(露出)は反映されません。それを防ぐには写真屋さんとの綿密な打ち合わせが必要になります。適正露出で撮影し、最適値でプリントされた”ネガ”の写真は”ポジ”に勝るものがあります。当時の私はそれを知らずにサービスプリントの出来に不満を持っていたのです。”ポジフィルム”は”リバーサルフィルム”、”スライド用フィルム”とも呼ばれ、現像後はそのまま写真として見る事ができる事から”映写用”や”商業印刷目的”に使用されています。”ポジ”はフィルム上で作品として完成し、その仕上がりは美しいです。ただし”色調補正範囲(カラーラチチュード)”が狭く、撮影時の露出を間違えると作品の仕上がりに直接影響します。その代わり”ネガ”と違い直接フィルムに撮影者の意図(露出)が反映しますので、自分好みの写真を表現するのに向いています。”プロ”は”自分の作品”を印刷媒体(雑誌やポスターなど)で使用する関係上”ポジ”を使っているのです。そんな事情を知らずに”ポジフィルム”に手を出したのですから、この先しばらくの間は写真の出来に苦労する事になります。しかも96年は装備面での変更も加わり、更に苦労が倍化します。因みにフィルム・現像代は共に”ポジ”の方が高いです。プリント代まで加えたらかなりの額になるので、よほど気に入った写真でなければプリントはしなくなりました。と言うような事情を抱えた'96年編の紹介が次回から始まります。まずは”熊谷基地さくら祭”！”T-4ブルー”公式デビュー後初の公開展示飛行の写真の紹介です(写真はあまり期待しないでください)。

  2007.12.02

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  1996年1月14日 第1空挺団降下訓練始め その4

  今回の写真には陸自の装備で現在では見られなくなった物が出てくるのでその紹介を…”CH-47J”が更に重火器を吊り下げ、進入して来ます。上に吊り下げているのは前回も紹介した”106ミリ無反動砲”。その下は”105ミリ榴弾砲”です。もう1機が運んできたのも”105ミリ榴弾砲”。そしてジープに搭載されているのは”MAT(64式対戦車誘導弾)”です。”MAT(64式対戦車誘導弾)”はその名の通り1964年に正式採用された国産初の対戦車ミサイルです。現在ではほとんど姿を消し、最後の部隊装備分(沖縄の第1混成団)もあと僅かしか残っていません。続いて”UH-1H”が進入して来ましたが…何やら両サイドに装備を付けています。地上に何かを投下しています。実はこれ”対人地雷”です。”UH-1H”に装備されているのは”87式地雷散布装置”。空中から地雷を投下し、迅速に地雷原を設けて敵の行動を制限します。訂正：今考えると”対戦車地雷”だったような…まあ”対人地雷”とミックスで散布した方が実戦的ではあるので、間違いではないかも…因みに”対戦車地雷”の散布シーンは現在でも見る事が出来ます。”対人地雷”は本来正規軍同士がぶつかり合う戦場で使用される兵器なのですが、各地の紛争で民間人を巻き込む形で使用され、紛争終結後も撤去されずに民間人の被害が続いている事から”非人道兵器”の代名詞となりました。この約2年後の97年12月にカナダのオタワで”対人地雷禁止条約(オタワ条約)”の署名が行われ(日本も署名)、約3年後の99年3月に発効され、陸自が保有する”対人地雷”は全て処分されてしまいました。”105ミリ榴弾砲”の支援射撃が開始され、それまでの防戦から攻勢に転じます。この”105ミリ榴弾砲”も翌97年には”120ミリ迫撃砲”に取って代わられる事になります。実際の性能はともかく訓練では、空砲を撃てない”迫撃砲”よりも撃てる”榴弾砲”の方が迫力があったのですが…この後は私の見ていた場所からは撮りづらくなるので紹介はここまでです(訓練はもちろん空挺団の勝利で終わります)。実はこの'96習志野編から私の撮影の仕方が変わり始めます。この4回の紹介の前半と後半では違いがあるのですが、それが何かは次回紹介します(今ではどうでもいい内容なのですが)。

  2007.12.01

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  1996年1月14日 第1空挺団降下訓練始め その3

  今回も”訓練展示”の写真の紹介です。輸送機から空挺本隊が降下しましたが、戦車を主力にした敵戦力(一般見学席からは見えにくいです)を圧倒するにはまだ足りません。そこで輸送ヘリにより重火器が運ばれて来ます。”AH-1S”による航空支援で敵の侵攻を阻止している間に…”UH-1H”や…”CH-47J”が次々に飛来し、隊員や…対戦車火器を降ろします。これはジープ搭載の”106ミリ無反動砲”。現在の習志野ではもう見られませんが、私のブログではまだしばらくの間出てきます。そして装備を降ろしたヘリはまた次々と飛び立って行きます。もう1枚。この時はかなり砂ぼこりが目立ちました。重火器の輸送はまだ続きます。次回は今では見られなくなった装備を紹介します。

  2007.11.30

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  1996年1月14日 第1空挺団降下訓練始め その2

  今回は”訓練展示”の写真の紹介です。前回紹介した”OH-6D”の偵察の後、降下地点を確保するための部隊が投入されます。火力支援のための”UH-1Jガンシップ仕様”に続き…スキッドに隊員を乗せて”UH-1H”が飛来しました。もう1枚。こればかりは”UH-60J”ではマネできない”UH-1H”の見せ場です。更に”AH-1S”が上空支援を行い…”CH-47J”より隊員が”ファーストロープ”降下を行います。もう1枚。こちらはラダーで降下。地上の安全が確保されると本隊の降下が始まります。この年は”C-1”と”C-130H”各1機ずつしか参加せず、写真もあまり撮っていませんでした。この時(今でもそうですが)はパラシュート降下よりも目の前に降りて来る”ヘリ”の撮影にフィルムを使っていました。次回ではその”ヘリ部隊”により戦力が増強されます。

  2007.11.29

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  1996年1月14日 第1空挺団降下訓練始め

  今回から過去のイベント紹介に戻ります。96年と言う年は私の趣味歴の中でも1つの”節目”となった年です。撮影に行ったイベント数が増え始め、装備・撮影方法も現在使用中のモノに変わり始めます。何がどう変わるかは順を追って紹介します。まずは1996年最初のイベント、習志野演習場で行われる”第1空挺団降下訓練始め”からです。習志野演習場は我が家から車で30分と掛からない場所にありながら、これまでは行った事がない場所でした。何故かと言うと、実は一般公開されている事を知らなかったのです。90年代前半まではこの手のイベント情報を事前に入手することは今のように簡単にはできませんでした。航空誌でさえ自衛隊イベント関連記事のページは少なかったのですが、90年代半ば頃から次第に増え始め、日程が事前に掲載されるようになりました。そんな訳でこの年から撮影回数が増えてゆきます。演習場について最初に撮影したのは意外な事に米軍機でした。米陸軍キャンプ座間 第78飛行大隊(現在はどうか確認してません)所属、”UH-60A”です。訂正：”第78航空大隊”で、2014年現在もあります。同じく”UH-1H”。そして次に撮影したのが試験降下…風向き、強さを確認するためにパラシュートの操作は行わず、流されるままに降下します。ホントはこの後”空挺団長”以下の幹部や最年少の隊員が降下するのですが、何故かあまり撮っていませんでした。そして訓練展示が始まります。最初は”OH-6D”が偵察に飛来するシーンから…すみませんが今回はここまでです。次回はこの続きです。

  2007.11.28

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その10

  今回も”フォーメーション部門”の写真の紹介です。競技に参加するもう1つのチームは日本GP4回目の”フライングブルズ”です。創設は1960年という伝統あるチーム(名前は何度か変わっています)で、国籍はチェコです。使用している機体もチェコ製”ズリン50LX”。1970年代に開発された機体で80年代に入るまではアエロバティックス競技の主力機でした。その後開発された”スホーイ”や”エクストラ”に比べるとパワーや運動性に劣りますが、操作性、信頼性は今でも十分通用する性能を有しており、”フォーメーション部門”に適した機体です。4機による密集編隊が基本ですが、1:3や2:2で行う課目もあります。ブルーインパルスでもお馴染みの”コークスクリュー”は3機で行われます。もう1枚。演技初めからメインスタンド前のパフォーマンスまで、見事な編隊飛行を見せてくれました。競技の結果は2日目の演技で”マツダアエロバティックチーム”がかなりポイントを稼いだものの、安定したチームワークの演技を行った”フライングブルズ”が優勝しました。'07アエロバティックス編は今回で終了です。今年のネタもここまでなので、次回からは過去の航空祭紹介に戻ります。

  2007.11.27

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その9

  今回は”フォーメーション部門”の写真の紹介です。まずは初出場の”マツダアエロバティックチーム”から…その名の通り”マツダ”がスポンサーですが、チームの国籍は南アフリカです。チーム結成は2001年。以来230回以上のデモフライトを行っているそうです。パイロットの2名は共に現役の”エアラインパイロット”。副業でショーフライトを行っています。”フォーメーション部門”の魅力は”ミラーフライト”と呼ばれる息の合った演技にあります。その一糸乱れぬ編隊飛行は、写真を撮る側にとっても”ソロ”よりも画になるシーンが多いです。交差シーンも”フォーメーション”ならではです(少し撮るタイミングが早かったですが…)。演技終了後のパフォーマンスは、昨年別のチーム(マタドールズ)が編み出した”バタフライ”を披露しました。次回は”フライングブルズ”の写真の紹介です。

  2007.11.26

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その8

  今回も”ソロ部門”の写真の紹介です。「運も実力の内」と言っては失礼かもしれませんが、上位の2人の時は雲間から陽が射し光線状態は比較的良かったです。2位の”スベトラナ・キャパニナ選手”の演技を連続で貼ってみました。時計周りに見てください。この”マニューバ(機動)”の正式名称は分かりませんが、”ラムシェバック”と言うプロペラのジャイロ効果を利用して前後や横方向にスピンする”マニューバ”の応用と思われます。メインスタンド前のパフォーマンスの撮影で成功判定はまたもや後ろ姿のみ。そして1位の”ミハイル・マミストフ選手”の演技も連続で…このマニューバも縦系の”テイルスライド”や”ハンマーヘッド”にジャイロ効果を利用したスピンを加えていると思われます。いったい何Gかかるのだろうか…ちょっとブレぎみですが、前方ショットでは午後一番の出来の写真です。もう1枚。4枚目がこのくらいの小さなブレなら”大成功”と言えたのですが…次回は”フォーメーション部門”の写真の紹介です。

  2007.11.25

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その7

  今回から”アエロバティックス”競技の写真の紹介に入ります。まずは”ソロ”部門からなのですが、正直なところ”競技”の写真を撮るのは難しいです。”アエロバティックス”競技は上空に設定された1辺1キロメートルの立方体状の空域で行われるので、小型の競技機をアップでは撮りにくいです。しかもあの激しい動きを”写真”で伝えるには”スモーク”の写りが重要なのですが、競技が始まる頃には空には雲が目立ち始め、陽の光も遮られるようになってしまいました。と言う訳で紹介できる写真がほとんどないので大雑把な順位紹介をします。6位”フィリップ・スタインバッハ選手”。初めての”もてぎ”に馴染めなかったのか、最新型機の性能を演技に十分には活かせなかったようです。競技の写真が難しいとなると、残るチャンスはメインスタンド前でのパフォーマンスなのですが、残念ながら今回はあまりうまく撮れませんでした。かろうじて撮れたのが急降下で進入してくるシーンです。5位”室屋義秀選手”。順調に演技を行っていたように見えたのですが、残念な事に競技空域をはみ出してしまい失格。ですが前日の演技での高得点が効いて最下位は免れました。この時もメインスタンド前の写真は失敗してしまいました。4位”ビクトル・チュマル選手”。実力・経験共にトップクラスの選手ですが、今回は曲と動きのタイミングが合わず惜しい結果となりました。私の写真としても惜しかったです(悪くはないのですが…)。3位”スベトラナ・フェデレンコ選手”。派手さはあまりないように見えましたが、着実にポイントを重ね堂々の入賞です。プロペラのブレが今一つですが、午後の写真では1番アップに撮る事ができました。次回は上位2人の写真の紹介です。

  2007.11.24

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その6

  今回は特別ゲスト、航空自衛隊”百里救難隊”による”救難展示”の写真の紹介です。航空祭で見慣れた展示ですが、”ツインリンクもてぎ”で見る救難展示は観客席の間近で行われるので一味違います。飛来した”UH-60J”は昨年も展示を行った566号機。そして今年は”U-125A(004号機)”も参加、遭難者の捜索シーンから始まります。航空祭ではなかなかこの角度では撮れません。救難員が降下…救難活動を見下ろす形になります。普段は望遠をつかっても遠すぎてよく分からない救出シーンの様子を撮る事ができます。その間も”U-125A”は上空を旋回し続けます。2枚目と比較して見ると機首の”TIE(赤外線暗視装置)”が救出現場を捉え続けている事が分かります。遭難者を収容します。この写真はフィルム機(LX)に80～200ズームで撮影しました。デジカメなら135ミリで撮る事ができる近さです。そして救難員も収容完了。デジカメ(K10D)に400X1.4だとこうなります。観客への挨拶にローパスを実施し、帰って行きました。”U-125A”もローパスしてくれました。機首の”TIE”は通常飛行時は収納(ドンデン返しの様に回転して収納)されています。次回からようやく”競技”の写真の紹介に入りますが、この後は雲の影響で写真的にはキツい条件になってきます。

  2007.11.23

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その5

  今回も”パイオニア・マイクロライト・フォーメーションチーム”の写真の紹介です。会場正面から降下しつつフルパワーで進入する4機…降下の勢いも借りて垂直上昇…フレアを射出しながら”空中開花”を行いました。これもまた不意を突く演出でした。周りにいた人がショーの前に「花火を上げるぞ…」と話しているのが聞こえていたのですが、まさか民間機がこれをやるとは思いませんでした。ショーも終わりに近づいてきました。カラースモークを引きながら航過飛行…残念ながら3番機にトラブルです。他の機体の色から推測すると出なかったのは「緑」と「青」で、虹色を表現する予定だったようです。もう1枚。前日3日のショーでは｢緑」、「白」、「赤」のスモークでイタリア国旗を表現していたそうです。そしてショーの締めはやはりメインスタンド前を”低空編隊飛行”。それにしてもスゴイ密集編隊ですが、公式パンフレットにイメージしやすいイラストが載っていました。この編隊の縦横の長さは”F-15戦闘機”とほぼ同サイズです…もう1枚。機体中央下面に見えるの四角いのが”フレアディスペンサー”かな？(未確認です)ショー終了後にはヘリを使用してチームの空中撮影が行われました。ナレーションによると撮影しているのは航空カメラマンの”徳永克彦”氏(もう御一方写っているのですがどなたかは分かりません)。この反対側から撮った写真を見てみたいものです(今月の航空誌には載っていませんでした)。次回は特別ゲスト”百里救難隊”の写真の紹介です。

  2007.11.22

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その4

  前回はソロ機のパイロットによる”エキシビションフライト”の紹介でしたが、今回はフォーメーションチームによる”エキシビションフライト”の写真の紹介です。日本GP初登場、”パイオニア・マイクロライト・フォーメーションチーム”です。第一印象は「カナダ空軍のスノーバーズみたいだ」でしたが、イタリア人パイロットによるチームです。ショーの内容もイタリア空軍アクロバットチーム”フレッチェトリコローリ”の流れを汲む(チームのインストラクターが元メンバーだそうです)一糸乱れぬフォーメーションを見せるものになっています。そんなチームが競技には参加せずエキシビションのみを行うのは、使用している機体に理由があります。使用している”パイオニア300ホーク”は航空機の分類ではチーム名にもある”マイクロライト(超軽量動力機)”であり、通常の動力航空機より下のクラスに位置しています。そのため競技に参加する事ができません。詳しくは国土交通省HPをご覧ください。実際、見た目は同じような機体に見えても”パイオニア300ホーク”は他のアエロバティックス機と比較して重量で半分以下(290キログラム)、エンジン出力で1/3以下(100馬力)。機体の制限荷重もプラス4G、マイナス2Gとこれもまた他の機体の半分の強度しかありません。その”マイクロライト機”の性能をフルに使ってパイロット達は演技を行います。こんなダイナミックな技も披露してくれます。不意を突かれてどの機体を追うか一瞬迷ってしまいました。私はこのチームをかなり気に入ってしまいました。次回も紹介します。

  2007.11.21

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その3

  今回はソロ部門に出場する4人の”ロシア人パイロット”の紹介です。オープニングには参加していなかったので変だと思っていたら、”エキシビションフライト”で4選手共演の展示が行われました。会場正面から進入する”スホーイ”4機！ショーの始まりです。パンフレットには”クアトロシンクロ”と書かれていましたが、当日のナレーションでは別のタイトルで呼ばれていた気がします(忘れたと言うか撮る方に集中してるので耳に入りませんでした)。普段は単独での展示を行う選手達ですが、そこは一流選手！キッチリ決めてくれます。見ていて唖然とするような技を見せてくれますが、なかなか写真で伝えるのは難しいです。スモークがないと何が凄いのか分からないでしょう。機体の向きと飛行方向が一致しない飛び方を平気で行います。この機体はこれで”水平飛行”しています。各選手の紹介を。まずは”ミハイル・マミストフ選手”。日本GPへの出場は今回で5回目、今年の選手の中では最多出場です。機体は”Su-26”。”スベトラナ・キャパニナ選手”。女性アエロバティックスパイロットでは1番の人気・実力の持ち主で、日本GPに出場するのは数年ぶりです。機体は”Su-26”。もう1人女性パイロット”スベトラナ・フェデレンコ選手”。ロシア選手の中では唯一、日本GP初出場です。機体は”Su-26”。写真的には失敗っぽいですが、他になかったので…そして”ビクトル・チュマル選手”。日本GPは2度目の出場ですが今大会では1番のベテランパイロットで、海外の大会では数多くのメダルを手にしています。機体もただ1人”Su-31M”を使用、最強パワーを誇る機体を自在に操ります。次回は”エキシビションフライト”に参加したもう1チーム、”パイオニア・マイクロライト・フォーメーションチーム”の紹介です。

  2007.11.20

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP その2

  約2週間遅れですが今回から”アエロバティックス日本GP”の紹介に入ります。前日の入間に続いての強行スケジュールですが、このイベントの撮影は一度行ったら止められません。”アエロバティックス日本GP”基本的な説明は昨年のブログを見てください。今年は11月2日(公式練習)、3日(決勝1日目)、4日(決勝2日目)に行われました。ホントは2回は見に行きたかったのですが、入間を交えると体力的にキツイので1日だけの撮影になりました。まずは”オープニングフライト”！出場する各選手・チームが参加します。日本GP初出場、フィリップ・スタインバッハ選手。機体は自身で設計した”エクストリーム3000”です。同じく初出場、室屋選手。初回でも紹介しましたが、日本人選手としても初参戦！機体は”エクストラ300S”。この2人はソロ部門に出場します(他にも4人選手がいます)。フォーメーション部門に出場するのは、マツダアエロバティックチーム。このチームも初出場で、機体は2機とも”エクストラ300L(複座型です)”。過去3回出場、フライングブルズ。4機チームで機体は”ズリン50L”。こちらも4機チーム、パイオニア・マイクロライト・フォーメーションチーム。気合の入った外見・塗装ですが、残念ながらこのチームは競技に参加しません(理由は別の回で紹介します)。機体は”パイオニア300ホーク”。今年は初出場の選手・チームが多かったです。次回はソロ部門に出場する4人の”ロシア人選手”の紹介です。

  2007.11.19

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  2007年11月3日 入間航空祭 その9

  今回も”外来機”の帰投の写真の紹介です。派手な帰投シーンを見せてくれた”FA-18”、”F-15”を先に紹介してしまいましたが、帰投の順番としては後半に当たります。始めの内に帰投した機体は翼を振る事もなく、ローパスもなかったので少々物足りない思いをしていました。そんな状況が変わったのはこの第4対戦車ヘリ隊”AH-1S(73416号機)”の帰投からです。ちょっとした飛行展示なみのパフォーマンスを見せてくれました。そしてその後に続く機体は、機体を振ったりして私達に挨拶して帰って行く事が多くなりました。今回最後に帰投したのは”ブルーインパルス”でした。まずは1～4番機が離陸し…ローパスを実施してくれました。そしてローパスした際のスモークが残る中5～予備機が離陸し、先行する4機と合流して帰って行きました。'07入間編は今回で終了です。次回からは”アエロバティックス日本GP”の写真の紹介します。

  2007.11.18

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  2007年11月3日 入間航空祭 その8

  今回は”外来機”の帰投時の写真の紹介です。ブルーの展示が終わると大半の方達は帰り始めますが、それでもかなり多くのファンが会場内に残り”外来機(特に戦闘機)”が飛び立つのを見届けようと待っています。お目当ての1つはやはり第305飛行隊”F-15J(898号機)”。雲の影響でやや暗くなった空を背景に派手にバーナー炎を噴かして離陸…翼を振りながら帰って行きました。そして今回1番見たかったのは米海兵隊VFMA-312”FA-18Aプラス”の帰投です。パイロットが装備を身に付け始めたのですが、そこは機体の上…サービス精神満点です。離陸の際のパフォーマンスも決めてくれました。離陸直後は撮影に失敗しましたが、機体が反転し始めたところからは何とか撮れました(ここからはトリミングしています)。このままロールをするかと思ったのですが…そこから機体の傾きを戻して飛び去って行きました。最初は「そこまでしたならロールしてくれても」と思ったのですが、後になって「あの状態から機体を戻す方が凄いのでは」と思うようになりました。次回も帰投時の写真の紹介です。

  2007.11.17

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  2007年11月3日 入間航空祭 その7

  今回は”ブルーインパルス”の写真の紹介です。当初はどんよりとした曇り空でしたがやはり11月3日だけあって、お昼近くになると晴れの天気となりました。やや雲は残っているものの”ブルー”の展示に支障はなくなりました。”ダイヤモンドテイクオフ＆ダーティターン”。この時間になると滑走路側に人が集中し、カメラを振り回すのも困難になります。やや後ろに下がって撮影しましたが、離陸直後は人の頭が写ってしまうのでうまく撮れませんでした。6番機の”ロールオンテイクオフ”。”ファンブレイク”。シャッターチャンスなのですが、なかなかうまく撮れません。”チェンジオーバーターン”。背景に雲は写っていませんが、太陽を隠す位置に雲が残っており、光線が弱めになってしまいました。”インバーテッド＆コンティニュアンスロール”での5番機の”背中”。更に5番機で”バーティカルクライムロール”。もう1枚。この時は光線状態も良かったのですが、この後会場上空にも雲が広がってきて”第1区分”で行われていた展示も途中で”第3区分”に変更されてしまいました。半分も紹介していませんが、締めの”ローリングコンバットピッチ”。後半の撮影はあまりうまく撮れませんでした。次回は外来機の帰投時の写真の紹介です。

  2007.11.16

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  2007年11月3日 入間航空祭 その6

  今回は飛行展示を行った”入間基地所属機”その他の紹介です。戦闘機のような目立つ存在ではありませんが、入間には個性的な機体が多いです。飛行点検隊”U-125(041号機)”。”飛行点検隊”は全自衛隊航空基地(陸・海も含め)の各種航空保安施設の作動状況のチェックを行う事を任務としています。使用機種はこの”U-125”と…”YS-11FC(154号機)”です。”飛行点検隊”にとっても来年2008年は、前身となる部隊が美保基地で編成されて50周年。入間に異動し現在の部隊に改編されて40周年になります。第402飛行隊”U-4(252号機)”人員輸送を中心に多用途支援機として運用しています。総隊司令部飛行隊でも”U-4”を運用していますが、整備等は402飛行隊が行っています。入間所属機ではありませんが、救難展示を行った”U-125A(015号機)”。”航空救難団”の司令部は入間にありますから無関係と言う事でもありません。そして”UH-60J(574号機)”。意外な事に2機とも”新潟救難隊”の機体です。補足：私の推測ですが、”百里救難隊”がこの前後3日間に開催されていた”アエロバティックス日本GP”にゲスト参加していた事によるものと思われます。救難隊も最初の部隊が浜松で編成されて来年で50周年。来年の各救難隊の展示は何かやってくれそうです。そして航空祭では展示されないのが”電子戦支援隊”の”YS-11EA”。電子戦と言う任務の関係からか非公開で同じ所属の”EC-1(今年は見当たりませんでした)”共々、いつも航空祭では基地の端っこに置かれています。隣にダークグレーの”YS-11EB(電子飛行測定隊)”も少しだけ写っているのですが、”T-4”が飛行展示している最中ならば全体が写せたのに…次回はブルーインパルスの写真の紹介です。

  2007.11.15

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  2007年11月3日 入間航空祭 その5

  今回も”C-1”の飛行展示の写真の紹介です。と言っても終わりの方ですが…高速度で進入しての”コンバットピッチ”。上昇しながら90度(以上ありそうな)旋回して急減速し、着陸態勢に入ります。こちらは逆に目一杯の低速度で航過飛行。実は上の写真、その横をもう1機が高速度で追い抜き”C-1”の速度性能の広さをアピールする展示だったのですが、重ねて撮るのは無理でした。次々に着陸してきます(トリミングしています)。着陸滑走中を流し撮りしようとしたのですが、普通に着陸しても短距離で止まれる機体ですから、滑走速度も遅くてあまり背景が流れませんでした(1/80秒なのですが)。そして本気で短距離着陸をした場合、かなり手前で完全に停止してしまいます。コクピット上部のハッチから第2輸送航空隊の旗を出し、誘導路を行進して行きました。来年2008年、第2輸送航空隊の前身”入間航空隊”が発足して”40周年(更に前身の木更津訓練隊からだと50周年)”、改編されて隷下に第402飛行隊が新編されて”30周年”を迎えます。来年はまた”C-1”記念塗装機が見られるのではないかと期待しています。次回はその他の”入間基地所属機”の写真の紹介です。

  2007.11.14

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  2007年11月3日 入間航空祭 その4

  今回は”C-1”の写真の紹介です。”T-4”記念塗装機が目当てだったとは言え、やはり入間の展示の中心は”C-1”です。輸送機とは思えないその豪快な飛びっぷりはいつ見ても驚かされます。そして”空挺降下展示”。他の基地祭で行う際は1機からの降下ですが、入間では数機による連続降下が見られます。ただ天候の影響か今年はやや少なめでしたが…そしてホームベースならではの”編隊展示”。5機が会場正面から進入し…C-1による”レベルオープナー”を見せてくれました。もう1枚。今度は3機編隊で…C-1版”ファンブレイク(かな？)”。ブルーとは違い、低速度での編隊飛行だったので落ち着いて写真を撮る事ができました。次回も”C-1”の写真の紹介です。

  2007.11.13

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  2007年11月3日 入間航空祭 その3

  今回は(航空)総隊司令部飛行隊の”T-4”による飛行展示の写真の紹介です。航空自衛隊の組織の中で実際に防空任務を担当するのが”航空総隊”です。司令部は府中基地に置かれ、その航空総隊内の連絡･支援飛行を行うのが航空総隊司令部飛行隊です。府中には滑走路がないので飛行隊は一番近くにある入間に置かれ、”T-4”と”U-4”を装備しています。4機による編隊飛行、まずは”アローヘッド”。続いて”ハンマーヘッド(かな？ブルーは5機で行いますが)”。”ダーティターン”(トリミングしています)。1954年に発足した航空自衛隊ですが、実際に戦闘部隊としての体制が整い始めたのが1957年頃。この年の8月に”航空総隊”の前身である”航空集団”(58年に総隊へ組織改編)が編成されました。”航空総隊司令部飛行隊”も当初は”航空集団司令部飛行隊”として1957年11月に編成されました。と言う訳で今年は50周年！”T-4”に50周年記念塗装が施されました。ちなみにこの714号機は空自50周年でも記念塗装機になりました。生憎の曇り空でしたが湿度が高めなので、”T-4”の飛行では珍しくベイパーを引いていました(トリミングしています)。実際の飛行は編隊とソロの飛行が交互に行われました(この写真もトリミングしています)。次回は”C-1”の展示の写真の紹介です。

  2007.11.12

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  2007年11月3日 入間航空祭 その2

  1週間ほど遅れましたが、今回から入間編に入ります。ここしばらく他の航空イベント(アエロバティックス)と重なるのでご無沙汰していた”入間”に今回、数年ぶり(04年以来かな？)に行って来ました。関東周辺の基地では1番交通の便が良い”入間”ですが、都内から1番近い基地でもあるため入場者数は日本最大(今年は22万5千人だったとか)の航空イベントです。便利とは言っても私の場合千葉から出張って行きますし、混雑を避けるためもあり6時前に出発する事になります。約2時間半で基地に到着しますが、この時点ではまだ会場には入れません(基地内には入れますが途中で停められます)。他の基地祭とくらべて開場時間が遅いのも”入間”の特徴です。航空祭開始10分前(8時50分)にようやく入場開始！会場へ急ぎますが人込みで思うようには進めません。それでも何とかオープニングの”T-4”の離陸に間に合うようにエプロン地区に入る事ができました。まず離陸したのは航空総隊司令部飛行隊の”T-4”3機。あいにくの曇り空ですが今回私が入間に来た目的は、このオープニングの”T-4”の展示を見るためと言ってよいでしょう。そして中でもお目当てだったのがこの”航空総隊司令部飛行隊50周年記念塗装機”です。オープニングの展示は離陸した5機が、4機編隊とソロに分かれて展示を行いました。その写真は次回に紹介します。

  2007.11.11

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その11

  今回は”外来機”の帰投の写真の紹介です。ブルーの展示が終わった後は外来機が帰るのを待つのですが、浜松では”F-15J”や”F-2A”が帰投しない(第一術科学校の教材用の機体が展示される)ので、少々油断してしまいました。RWチェンジをした事を気付かなかったのです…他の基地祭に来た時はお泊りが多い”RF-4E(906号機)”ですが、今回は最初に動き始めました。この時になってようやくRW09に変わった事に気付いたのですがもう手遅れです。タキシングしてくる機体をアップで撮影する事にしました。会場で見た時は気付かなかったのですが、目の色が青でした(赤い目の機体が多かった気がします)。アフターバーナー全開での離陸を後方から。これはこれで珍しいので、「失敗した」気分は和らぎました。続いては”E-2C(462号機)”、写真の雰囲気が少し暗めです。撮影条件は同じなのですが、機体に艶がありシャッター速度が上がってしまう(プロペラが止まってしまう)ので、更に絞っています。艶のある機体と言えば”T-400(061号機)”も同様です。ジェット機なので気にしなくてもいいのですが…迷彩塗装の”C-130H(086号機)”だと、また明るい写りになります。滑走路を跨いで反対側の誘導路からやって来ました。最初RW27方向に動きだしたので「またRWチェンジか」とぬか喜びしてしまいました。唯一の米軍機、海兵隊VFMA-212”FA-18C(164900)”。滑走路をタキシングしてきました。エンドまで来て方向転換。空自機とはまた違った轟音を響かせて帰って行きました。今回は残念ながらローパスする機体はありませんでした。'07浜松編は今回で終了です。1週間遅れですが次回から入間編に入ります。

  2007.11.10

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その10

  昨日は飲み会で遅くなってしまい更新ができませんでした。少しズルをして昨日の紹介から始めます。まずは広角撮影の続きから。上空へ向かって5機がブレイクし…5方向に散った5機が続けて上空に別のパターンを描き始めます。皆さんご存知の”スター＆クロス”の完成です。私の撮影場所の問題なのですが、この課目の全景を写した写真はあまり多くは撮っていません。今度は望遠で”デルタループ”を(実際の課目の順番とは異なります)。6機デルタを維持しながら3.5Gで引き起こし、高度約5500ft(約1650m)まで上昇してループを描き…高度約500ftで水平飛行に戻ります。もう1枚。私はこの課目の時のスモークが一番迫力が感じられて好きです。ホントはループの頂点から降下し始めるシーンも紹介したかったのですが、撮影に失敗しました。最後にソロ機の写真を。これは”タッククロス”後、2回目の交差を終えて離脱する6番機。課目自体は1回目の交差は木が邪魔で、2回目は近すぎて撮れませんでした(遠くても失敗しますが)。上の写真と同じ理由で”コークスクリュー”後の5番機。今回の撮影場所は特にソロ機の撮影には絶好の場所でした。後ほど本日(10日)分の紹介を始めます。写真は”外来機”の帰投シーンです。

  2007.11.09

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その9

  今回も”ブルーインパルス”の写真の紹介です。私が今年行った航空祭の中では最高の青空の下での展示となりました。かなり途中(課目では11番目)からですが”チェンジオーバーループ”から…垂直系の課目の方が空の青さが目立つので。会場上空にはほとんど雲はありませんでした。水平系の課目からは”4シップインバート”。もう1枚。今度は広角で垂直系を…”ワイド・トゥ・デルタループ”です。もう1枚。雲が少しだけ写っていますが、薄くぼやけているのは前の課目のスモークの名残りです。次回も”ブルーインパルス”の写真の紹介です。

  2007.11.08

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その8

  今回は”ブルーインパルス”の写真の紹介です。昼休みの時間帯にエプロンでの撮影を終え、再び09エンド側に戻ってきました。この場所に拘るのは”順光”と言う事もありますが、以前撮影に失敗した”あるシーン”をもう一度撮りたいと思っているからです。それは”ダイヤモンドテイクオフ＆ダーティターン”の旋回シーンのアップなのですが、今回の写真(トリミングしています)とはやや見える角度が違います。ブルーの飛行コースは年毎に弱冠の違いがありますので、なかなか狙い通りには撮れません。こちらは会場正面からの進入シーンを横から撮ったもの。以前エンドで撮り損ねたのはこれが1枚目の写真くらいの大きさに見えていました。たしか98～99年だったと思うのですが、また別の機会に紹介したいと思います(失敗例ですけど)。5番機の離陸”ローアングルキューバン”。離陸後もエンド付近まで低空で飛行してきますのでシャッターチャンスなのですが、エプロンに行っている内に最前列が埋まってしまったので、上昇後からの撮影となりました(この後は失敗しましたが)。その代わり6番機の”ロールオンテイクオフ”は自分でも良く撮れたと思います。2枚目。3枚目。4枚目。ホントはこれらの写真の間にもう1枚ずつ写しています。ここぞとばかり連写しました。次回に続きます。

  2007.11.07

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その7

  今回は”地上展示機”の写真の紹介です。いつもは最初か最後に紹介しているのですが、午前中の飛行展示終了後にエプロン地区へ移動して撮影したので今回、紹介する事にしました。会場の端にある”E-767(501号機)”から撮影開始。よく見ると何やら小さな機体が…浜松にも登場”E-767Jr(ホントにそう呼ぶのか確認していません)”。Jrと言えば静浜の”T-7Jr”が会場でショーを行っていましたが、人混みが凄くて見られませんでした。前回も紹介した”T-4特別塗装機”、732号機は第32飛行隊の隊長機でもあります。下2桁の数字が白抜きになっており、胴体横に富士山のイラストも描かれています。特別塗装機と並んで人気があるのが”レッドドルフィン塗装機”。芦屋基地での”基本操縦前期課程(浜松は後期)”用に使用されていた機体の一部が今年の始め頃から浜松に異動して使用されています。午前中の飛行展示に使われていた機体はエプロンに沿って並べられていました。これはエンド側から撮影したもの(トリミングしています)。10月後半でも陽射しが強く、蜃気楼の一種の”逃げ水”が出ています。15機並んだ機体も蜃気楼のように見えるかと思って撮ったのですが、ただのボヤけた写真になってしまいました。朝や夕方に三脚を使用して撮れば、かなりカッコいい写真が撮れると思います。この写真を撮っていると、上空から聞きなれたエンジン音が…見上げると”US-1A(9088号機)”が上空を通過していました(トリミングしています)。厚木で救難待機していた機体が岩国へ帰投する途中のようです。ちょっと立ち寄ってくれれば良いのに…他の”地上展示機”の外来機は帰投時の写真を紹介する予定です。次回は再び09エンドに戻って撮影した”ブルーインパルス”の写真の紹介です。

  2007.11.06

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その6

  また浜松編の紹介に戻ります。紹介が遅くなりましたが、浜松の主役はやはり”T-4”による大編隊飛行です。3機での編隊離陸。2機しか写っていませんがこれも3機編隊(1枚目とは別の)です。ズームレンズを使用しなかったので、接近してくると編隊で撮影できませんでした。と言う訳で最後は1機しかアップで撮れませんでした。3機編隊X3、2機編隊X1の計11機が離陸しました。まずは10機による”大デルタ編隊”。続いて9機による”傘型編隊(だったかな？）”。編隊を組み直す間には、残りの1～2機による編隊飛行や機動飛行が行われます。これは着陸後の写真です。速度が落ちて誘導路に向かう機体を狙います(機体との間に木やクラッシュバリアがあるのでチャンスはあまりありませんが)。写っているのは今年度に新設された”戦闘機操縦基礎課程”の機体(特別塗装機)で、その訓練内容から従来の”T-4”よりも実戦的なイメージのロービジ記念塗装が2機(もう1機は732号機)にだけ施されました。前席パイロットが赤いヘルメットを装着していますが、これも特別塗装のようです。次回は”地上展示機”の写真の紹介です。

  2007.11.05

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  2007年11月4日 アエロバティックス日本GP

  昨日の”入間”に続いて、今日は栃木県茂木町にある”ツインリンクもてぎ”で行われた”オ－トボルテージュ”アエロバティックス日本グランプリ(長いので以後アエロバティックスと書きます)の撮影にいってきました。天気は”晴れ”。特に午前中は良い天気でした。午後からは少々雲が出て陽の光をさえぎってしまいましたが、自衛隊の航空祭とはまた違った魅力の”エアショー”を楽しむ事ができました。今年の”ソロ部門”はロシア勢に席捲されてしまいましたが…日本人パイロットとして”室屋義秀”選手が初参加し、健闘しました。昨年はエキシビションだった”フォーメーション部門”も今年は2チームが参加し、行われました。写真は初参加の”マツダアエロバティックチーム”。HONDAが運営する”ツインリンクもてぎ”上空に”マツダ”の文字がCMソングに乗って舞い踊りました。こちらはやはり初参加の”パイオニア・マイクロライト・フォーメーションチーム”。このチームはエキシビションのみで競技には不参加でしたが、そのフライトは会場を沸かせました。去年に続いて空自の”百里救難隊”が救難展示を実施。昨年は”UH-60J”のみでしたが、今年は”U-125A”も飛来しました。詳細はまた改めて紹介する予定(10日ほど後に)です。次回は'07浜松編の紹介に戻ります。

  2007.11.04

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  2007年11月3日 入間基地航空祭

  '07浜松編の途中ですが、今回は本日行われた”入間基地航空祭”の紹介をおおまかにですが、したいと思います。実は私が”入間”に行くのは数年振りの事でした。ここしばらくは、同日開催の”アエロバティックス日本グランプリ”に行く事が多かったのですが…今回は”航空総隊創設50周年”と言うことで”T-4記念塗装機”が撮りたかったのと…まだしばらくは現役ですが”C-1”の写真を撮っておきたいと思ったからです。”晴れの特異日”の11月3日ですが、今日は曇りがちの1日でした。それでも趣向を凝らした展示を楽しむ事ができました。ブルーインパルスの展示の頃は青空になったのですが、一部残っていた雲が陽の光を遮ってしまいました。今回のサプライズ！入間では久々のゲスト、米海兵隊”FA-18Aプラス”。入間で米軍機を見るのが初めてだった方は多かったようです。今回は外来機の帰投も余裕で見送る事が出来、楽しい1日が終わりました。詳しい紹介は来週末くらいから始めようと思います。次回はまだ浜松編には戻らずに”アエロバティックス日本グランプリ”(明日行って来ます）の紹介をする予定です。

  2007.11.03

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その5

  今回は岐阜基地から飛来した”F-2B”による”リモート展示”の写真の紹介です。先日の事故は残念でしたが、幸いにも犠牲者を出さずに済みました。事故原因については今後の調査を見ない事には何とも言えませんが、私は”F-2”は優秀な機体であると思っています。”F-2”及び関係者の方へのエールを込めて、今回は大きなサイズで紹介したいと思います。今回飛来したのは101号機。私にとっては久々に見るテストカラーの”F-2”です。続いて”ハイレートクライム”…機体を反転させた瞬間、今回の展示で一番派手なベイパーが出ました。今度は着陸進入してきました…”タッチ・アンド・ゴー”を期待したのですが、そのまま脚を収納し…アフターバーナーを噴かして再上昇して行きました。今回のお気に入りの写真です(トリミングしてますが)。機体の反射の影響で背景の空が”紺碧”といった感じになっています。2・5・7枚目の写真もトリミングしています。浜松編の途中ですが次回は、明日行われる”入間基地航空祭”の第1報を紹介する予定です。

  2007.11.02

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その4

  今回は”リモート展示”の写真の紹介です。浜松は割りと近くに空自の基地が幾つかありますので、他の基地から飛来する航空機による”リモート展示”が行われます。まずは同じ県内にある静浜基地の”T-7”による展示。3機の”T-7”が数課目の編隊飛行を行いました。続いて小松基地第303飛行隊の”F-15J”。豪快にアフターバーナーを噴かしてハイレートクライム。参加した2機の内、909号機は今年の”戦競塗装機”でした。旋回中の写真をもう1枚。せっかくの”戦競塗装機”だと言うのに、あまり良くは撮れませんでした。こちらは813号機、こんな感じに撮れれば塗装が目立ったのですが…今回の”F-15J”の写真は1枚目以外はトリミングしています。次回は岐阜基地の”F-2B”の写真の紹介です。

  2007.11.01

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その3

  今回は”E-767”の写真の紹介です。前回の”救難機4機種”同様、浜松でしか見られないのが”E-767”による飛行展示です。全長約48メートル、空自2番目の巨体が頭上を通過します。RW09側からアプローチ…目の前を通過し…着陸寸前で機体を引き起こし、再び上昇します。よく見ると翼の上に糸のようなベイパーが出ています。脚を下ろした状態で旋回飛行。2枚目、とっさの判断で縦撮りに変更。構図は気に入っているのですが、ブレてます。4枚目、逆光ですが主翼のエッジ部分が陽光を反射して輝いています。この1コマ前の方がキレイに光ってるのですが機体の写りが…ちなみに3枚目はその1で紹介しています。次回は他の基地から”リモート展示”を行った機体の写真の紹介です。

  2007.10.31

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松 その2

  10日程遅くなりましたが、今回から'07浜松編に入ります。先日行われた”岐阜基地航空祭”も良い天気だったようですが、この浜松も晴天に恵まれる1日となりました。今年は基地外の臨時駐車場が減り混雑が予想されましたが、それでも04年のサンダーバーズよりはマシだろうと楽観的に考えて出発しました。基地南側の正門から(20分程並んで)駐車場に入り、撮影場所へ向かいます。昨年はRW27エンド側で撮影しましたが、今回は反対側RW09エンドで撮影する事にしました。移動途中でオープニングフライトの”T-4”が離陸してしまいましたが、プログラムの2番目から撮影を開始しました。浜松救難隊”U-125A(022号機)”の離陸。ついに浜松への配備が始まりました。そしてペアを組むのは”UH-60J(560号機)”。まだ従来のイエロー塗装です。退役までのカウントダウンに入った”MU-2S(228号機)”。そして”KV-107II(852号機)”。残り時間はわずかですが、”救難機4機種”が揃っている唯一の基地が”浜松”です。プログラムの2番目は新旧救難機による編隊飛行です。4機揃った写真も撮るには撮ったのですが、間隔が広すぎて機体が小さくしか写りませんでした。そしてヘリの新旧編隊。この飛行とは別に”救難展示”(プログラム8番目)が”MU-2S・KV-107IIペア”によって行われました。一緒に写っている写真を何とか撮りたかったのですが…縦に撮るべきでした。次回は”E-767”の写真の紹介です。

  2007.10.30

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  雨の日には…

  今回は木更津で散々苦しめられた、雨の日の航空祭の注意点について少し書きたいと思います。航空祭が行われる飛行場周辺は障害物のない見通しの良い場所ですので、少し風が吹いただけでも雨が横から降ってきます。傘だけではとても防ぎきれません！上下のレインウェアを用意する必要があります。更に重要なのが”靴”です。雨の日のエプロン地区には巨大な水溜りが方々に出来ますので、普通の靴ではズブ濡れになるのは確実です。最近は少なくなってきましたが、基地内の臨時駐車場は草地が多いのでここも歩くだけで靴が濡れます。加えて車が地面を掘り返してドロ状になった場所に入りこんだら悲惨です。長靴とまではゆかなくてもトレッキングシューズくらいは必要になります。草地の場合1～2日前の雨の影響が残る事もありますから晴れても油断できません。以上の事に加えてカメラの雨対策も考えなければなりません。いろいろ試した結果、現在使用しているのがこれです…”ポンチョ”と”レインウェアのズボン”の組み合わせ、靴は写っていませんが”トレッキングシューズ(防水)”です。木更津では更に傘も使用しました。この”ポンチョ”は某アウトドア用品メーカー(F○○F○○e)が写真撮影向けに作ったもので、前のポケットの裏側にファインダー用の窓(最新型は液晶モニター用に裏側が透明になっている)が開いており、裾の部分でレンズフードを固定して”ポンチョ”の内側でカメラ操作ができるようになっています。”ポンチョ”の利点はカメラザックのカバーも兼ね、着たままでザックを背負い・降ろす事ができ、中でカメラの出し入れ・レンズ交換も可能な事です(手探りに近いので落としたら悲惨ですが)。折畳めばザックに入ります。使用後は湿った状態(割と短時間で乾きますが)で中に入れる事はできないので、その時はコンビニ袋に入れて持ち帰っています。次回からは'07浜松編の紹介です。

  2007.10.29

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  2007年9月30日 第35回木更津航空祭 その6

  今回は地上展示機の写真の紹介です。さすがにこの天気では例年ゲスト参加している近隣の警察・消防・海保のヘリは来ませんでしたが、自衛隊関係は(海・空自を含めて)ほぼ予定通りに参加していたようです。まずは地元機、特別輸送飛行隊”EC225LP(01022号機)”。昨年紹介した01021号機に続いて配備された2号機です。まだ2機しかいませんが”AS332L”に代わって運用が始まっています。”UH-60JA(43108号機)”。最初は外来機かと思っていたのですが、よく見ると機体に”1HB”と書かれています(この写真では見えないでしょうが)。雑誌によると連絡偵察飛行隊に配備された機体のようです。本当ならばこの航空祭の目玉の1つだったエアロック”ピッツS-2B”。木更津では初めてのショーを行う予定だったのに残念な結果となりました。また次回も来て欲しいものです。途中食事やら何やらで油断している内に”C-1(012号機)”が帰投してしまいました。もう1機の大型機、海自の”YS-11T-A”も撮り損ねましたが、前日に下総で撮影した6902号機だったからまだ良かったのですが…入間の”U-125(041号機)”。水しぶきを上げて離陸して行きました。美保の”T-400(063号機)”も同様に…館山の”SH-60J(8291号機)”。尾翼に付いている青い丸は”ミサイル警戒装置”です。同日開催の”館山”を途中で切り上げて”木更津”に来てしまいましたが、向こうもしっかりと展示を行ったようです。次回は重ならない事を祈ります。明野の”AH-64D”と”OH-1(32610号機)”はこの日は帰投しなかったようで、牽引されて格納庫に入ってしまいました。'07木更津編の本編は今回で終了です。次回は雨天時の撮影装備について書きたいと思います。

  2007.10.28

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  2007年9月30日 第35回木更津航空祭 その5

  昨日は休んでしまいましたので、今回は”訓練展示”の写真を2日分紹介します。途中経過は省略しまして、潜入した特殊部隊の拠点を発見してからのシーンを…敵拠点征圧のための本隊が”CH-47J”で到着…着陸後素早く展開します。隊員をカメラで追うと機体がブレるし、と言ってシャッター速度を上げるとローターが停まって見えるし、なかなかうまく撮れません。どちらか一方ならばまあ何とかなるのですが…部隊は続々と到着…車両が降ろされます。本来ならば車両や火砲、又は隊員を吊下して輸送するシーンも見られたりするのですが、今回は悪天候のため行われません。なので隊員の輸送が主に行われました。目の前で離着陸するのは大歓迎なのですが、ただでさえ風雨が強い所に大型ヘリの巻き起こす風まで加わりますから撮影には苦労しました。”AH-1S”による上空支援。3機しか写っていませんが、4機により波状攻撃が行われています。敵拠点の征圧に成功しました。これで終わりかと思っているところに”CH-47J”が飛来。部隊が撤収します。戦闘により火災が発生したという想定で”消火デモ”も行われました。ここ2年ほど木更津では”訓練展示”が行われなかったからかもしれませんが、この天気の中でよく飛んでくれたものです。ヘリ部隊の”雨の訓練展示”という貴重なシーンを撮る事ができました。次回は地上展示機の写真の紹介です。

  2007.10.27

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  一休み…

  明日は休みと言う事で気が緩んだのか、どっと疲れが襲ってきました。木更津編の続きを進めていたのですが、写真の設定をミスして全部やり直しです。今日はもう続ける根性がないので休む事にします。すみません。

  2007.10.26

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  2007年9月30日 第35回木更津航空祭 その4

  今回は”訓練展示”の写真の紹介です。展示の内容は年によって変わるのですが、今年のシナリオは”対ゲリコマ戦”。習志野の”特殊作戦群”も参加して行われます。まずは”OH-6D”による事前偵察飛行。潜入した特殊部隊の拠点の捜索が開始されるのですが、続いて輸送ヘリで到着する地上偵察班の着陸地点の偵察も行います。そして”CH-47J”が到着。”OH-6D”や直衛の”AH-1S”が見守る中着陸し…地上偵察班を降ろします。”AH-1S”の上空支援の下、敵拠点の捜索が行われます。”AH-64D”に人気No1の座を脅かされつつある”AH-1S”ですが、戦力的には主役です。雨の中派手な飛行を見せてくれます。次回に続きます。

  2007.10.25

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  2007年9月30日 第35回木更津航空祭 その3

  今回はスペシャルゲスト”AH-64D”の飛行展示の写真の紹介です。実は明野の”AH-64D”がゲスト参加すると言う噂は、前日の”下総”で耳にしていました。ですが真偽不明の情報ですし、この悪天候ですから半ばあきらめていました。ところが前回紹介した”UH-60JA”が明野の機体と言うアナウンスを聞き、「もしかして…」と期待が高まってきました。そして”AH-64D”の飛行展示が行われると言うアナウンスが流れると、滑走路の先に隠れていた”AH-64D”が離陸。会場内にどよめきが沸きます。展示を行ったのは航空学校明野本校所属の74501号機。ローター先端からベイパーが発生しています。悪天候なので展示はホバリングが中心になりました。もう1枚。よく見るとテイルローターからもベイパーが出ています。それでも少しだけ機動飛行のような飛び方もしてくれました。旋回中の”AH-64D”の背中(この写真はトリミングしています)。旋回中に前方を向いた瞬間(これもトリミングしています)。今回は雨でレンズ交換がしづらいのでK10Dに80～200ズームX1.4リアコンを装着して撮影しています。近くを飛ぶ分には十分な大きさに撮れたのですが、6･7枚目は少々惜しかったです。カメラはもう1台持って行ってたのですが準備ができませんでした。次回は”模擬戦闘展示”の写真の紹介です。

  2007.10.24

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  2007年9月30日 第35回木更津航空祭 その2

  3週間ほど遅れましたが今回から'07木更津編に入ります。初回でも書きましたがこの日は海自”館山”と同日開催だったため、私はまず”館山”で展示機の撮影をした後に”木更津”へ向かいました。木更津に到着、当日の天気は”大雨”。まさかこの天気では飛ばないだろうと思い、18～55ズームを装着したデジカメ1台(地上展示機撮影用に)を持って車を降りました。ところがエプロン地区に向かう途中でヘリのローターが回り始めました。慌てて車に戻り、装備一式を持ってエプロンに向かい撮影を始めました。この時のヘリの動きは”祝賀編隊”用の一斉離陸ではなく、ヘリを飛行場地区から移動させるためのものでした。このまま終わりかと不安になりましたが、場内アナウンスで”飛行展示”を開始する事が告げられ安心しました。最初の展示は”UH-60JA”による”救難展示”です。ちょうど目の前で”救難展示”は行われました。雨の中で行われているので、本番さながらの雰囲気です。展示を行った”UH-60JA”は明野の航空学校所属の機体(43103号機)です。”明野”と気付いた時点で「もしかして…」と思ったのですが、その予想は当たりました。次回は”明野”からのスペシャルゲスト”AH-64D”の写真の紹介です。

  2007.10.23

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  2007年9月29日 下総航空基地開設記念行事　その6

  今回は”YS-11T-A”の写真の紹介です。”P-3C”同様、体験搭乗の際の様子を同じ場所で撮影していますので似たような写真になっていますが…6904号機の離陸シーン。続いてもう1枚と言いたいところですが、これは6902号機。なかなか連写はうまく撮れません。着陸シーンも同様に6904号機と…続いて6902号機。もう1機参加の6906号機は何故かあまり良くは撮れませんでした。”YS”でも当然プロペラが重なるシーンを狙いました。エンジンの数は”P-3C”の半分ですが、プロペラの直径が大きいので迫力では負けません。続いて正面から。もう少し大きく撮っても良かったのですが…実は後ろを離陸する”P-3C”を交えて撮りたかったので上の空間を空けていました。惜しいタイミングで曲がり始めてしまいましたが･･･'07下総編は今回で終了です。次回からは木更津編に入ります。

  2007.10.22

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  2007年10月21日 エアフェスタ浜松

  ”エアフェスタ浜松2007”に行ってきました。私が今年行った航空祭の中では一番天気に恵まれた航空祭になりました。念願の青空を背景に各航空機の写真を撮る事ができました(失敗も多いですが)。今回はその内の1枚”E-767”を…昨年の第1報と同じパターンですが、東名の事故渋滞の影響で帰宅が遅くなってしまったのでご勘弁を。詳細はまた改めて紹介します(1週間ほど後になりそうです)。

  2007.10.21

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  2007年9月29日 下総航空基地開設記念行事　その5

  今回も”P-3C”の写真の紹介です。前回は”離陸”まででしたので、今回は”着陸”からです。約20分の”体験搭乗フライト”を終えた5054号機が着陸してきました。着陸滑走を流し撮り。原板を拡大すると各窓に人影が見えます。体験搭乗された方達でしょうか？うらやましいです…今回も上2枚は臨時駐車場での撮影です。ここからはエプロン地区に戻ります。ここで撮影したかったのは、誘導路からエプロンに戻ってくる際に機体が縦に並ぶシーンです。4基のプロペラが幾重にも重なる様は壮観です。少し移動してほぼ正面から…3機が重なって欲しかったのですが、3機目が来る頃には先頭の機体が曲がってしまいます。三度、臨時駐車場。ここなら3機が縦に並びますが、戻ってきた時には向かって右側のエンジンは止めて(搭乗者の乗降時の危険を避けるため)しまいます。次の搭乗者を乗せて再出発する時がチャンスだったのですが、この直後に”YS-11T-A”が着陸してきたので、そちらの方の撮影を優先してしまいました。これはエプロンと臨時駐車場の途中で撮影したもの。5枚目とは逆に滑走路へ向かうシーンです。これはこれで画になるのですが、問題は後方からだと2機分の排気ガスで画面が煙たくなってしまいます。次回は”下総編”は1回お休みして、明日行われる”エアフェスタ浜松”の第1報を紹介する予定です

  2007.10.20

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  2007年9月29日 下総航空基地開設記念行事　その4

  今回は”P-3C”の写真の紹介です。午前中降っていた雨もようやく上がり、午後からの”体験搭乗”は予定通り行われる事になりました。”体験搭乗”には”P-3C”と”YS-11T-A”各3機、”UH-60J”1機が参加します。3時間ほど離着陸を繰り返すので、シャッターチャンスは多いです。離陸準備に入る”P-3C(5054号機)”。このロービジ塗装は今一つ好きになれなかったのですが、この角度で見ると磨き上げられた機体表面が反射してキレイです。”体験搭乗”に当選した幸運な方達が機体へ向かいます。エンジン始動は1基ずつ行います。まずは機体に近い第2エンジン、次に第1エンジンが動き始め…そして第3、第4と始動して行きます。整備員さんに見送られタキシング開始。5054号機が離陸開始。ここからの写真は先の5枚とは連続していません。撮影場所を移動してエプロン地区に隣接した”臨時駐車場”での撮影です。運良くほぼ目の前の位置で離陸。約20分ほどのフライト(千葉市の幕張近辺まで飛行したようです)を行います。次回も”P-3C”の写真の紹介です。

  2007.10.19

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